fishml第11回全国オフ会「紀州雑賀崎オフ」
(株)ダイニチさん加工場見学


(株)ダイニチさんの和歌山加工場 本社は宇和島。

社員の方の説明を聞いているところ。

工場のすぐ横にイケスがある。

イケスの番号により、どこの魚かがわかる。
トレースはばっちり。

大きなコストをかけて作られた浄化施設。
おかげで、まわりの海は綺麗だ。

浄化施設の上にあがって、見学する。

これは汚れた水。

これは浄化され、海に排出される水。

加工場内は衛生的。養殖の真鯛を加工されていた。
ここでここで加工して、、、、→

ここで真空パックにする。部屋はきっちり分かれている。

ここは、箱詰めする部屋。

みなさん、熱心に見学しておられます。
消費者には、こういう所を見る機会は滅多にありません。

エアーを使って神経抜きをする用具

針金で神経抜きをするほうが良いという意見もあるらしい。

この水槽にマダイが入っていた。
この工場は、消費地向けに養殖の真鯛・ハマチ・ブリ等を
フィレ(3枚おろし)などにして出荷しておられます。

消費地のスーパーや料理屋さんなどでは、
なるべくコストを下げられるように、職人は使わず、
「切る」「並べる」だけで料理ができる商材が欲しい、
そういう要請が強いのです。
それに対応するために、こういう加工場があるのです。

この加工場ではフィレまでされていますが、
最先端の工場では、刺身の切り身までして、
真空パックで出荷しています。

もう、現場には職人さんは不要、、、、?!
そういう風にも思えますけれど、いえいえ、
そうはならないと私は思っています。


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