琵琶湖沖島・湖魚を食べる会
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琵琶湖オオナマズ | 2005.07.24 | 今日は、予定どおり、神奈川の福原さんご夫妻、神奈金さん、家辺の4名で、琵琶湖の沖島へ、湖魚料理を食べに行ってきました。 http://www.fishml.com/050724okisima.html 都会とは違うのんびりした雰囲気の中で、旬のビワマスや本物のくさいフナズシ、琵琶湖の天然鰻などを食べてきました。 日頃の仕事のストレスを忘れる、気分の良い一日でした。 こういう、のんびりした取り組みもいいなあと思いました。 どっかの山の中で、渓流魚を食べて、風呂に入って、おしゃべりしてすごす。 そんな取り組みを、どなたか考えてくれませんか。 |
ばんどう@神奈川 | 2005.07.24 | オオナマズさん、神奈金さんとともに琵琶湖で湖魚を堪能してきました。 フナ寿司を食べるのは初めてだったので、どきどきしながら口にしました。 口に入れた瞬間は、フナのまわりの発酵した米の酸味がきつく、味はあまりわかりません。 もぐもぐとかみ砕くうちに、まず初めに卵の味がわかるようになり、その次に肉の味がしみ出してきます。 オオナマズさんによると、「かなり臭い本物」とのことですが、思ったよりも抵抗なく、おいしく頂きました(ときどき食卓を漂う「んっ?生ゴミ???」かと思うような臭いには閉口しましたけど・・・)。 帰りに草津の道の駅でブラックバスとブルーギルのなれ鮨を購入したので、こちらも楽しみです。 久しぶりの休暇を楽しく過ごすことができました。 |
神奈川の福原 | 2005.07.24 | 湖魚料理、堪能してまいりました。 ビワマスの刺身:脂ものっていて、おいしかったです。 琵琶湖にしか生息していないビワマスを琵琶湖畔で食べるというのが、風情があって味わい深いわけです。 味や見た目はサーモントラウト(ニジマスの海面養殖物)に似ています。(ビワマスはたいしたことないという発言にも聞こえますが、そういう意図はないです。サーモントラウトのお刺身、おいしいですよね。) 切り身から推測する限りかなりでかい魚で、琵琶湖の豊かさが伺えます。 天然鰻の蒲焼き:私は関東育ちですが、関西の蒸しの入らない鰻が好きなのです(蒸しが入る地方にお住まいの方、機会があったら是非試してみてください)。 蒲焼きの味、ではなく魚の味、がしました。 タレは甘みが濃かったですが、魚の味が全然負けていません。 炭焼きも香ばしかったです。 オオナマズさんは大きさの割に身が薄い、と評されていましたが、これ以上太って脂が強かったら、胃の弱い私はちょっと辛いかも。 配膳の兄ちゃんは“この鰻はもちろん天然です!”と強調していましたが、私には違いがよくわかりませんでした。 コアユの甘煮:山椒が利いていて、大人の味。辛口の日本酒に合うと思います。お気に入りです。 コアユの天ぷら:コアユは天ぷらに合いますね。 鮒鮨:話に聞くほど臭くはなかったです。 匂いの強さでいえばクサヤとかアンチョビとか、ヘシコのほうがよっぽど。 ただし、なじみのない人には、『見た目』がかなり、取っつきにくいのは否めません。 とは言え、口に入れればうまい!です。 卵の部分はねっとり濃いめのチーズっぽい味。身の部分は魚のうま味を凝縮させた味(発酵させた魚の味という説明ではそのままですね)。 あとは、塩味がヘシコレベルに強烈でした。 そのまま食べるんだったら、鮒の周りの米&糀部分(白いところ)をはがしたほうが、塩気が薄れて良いかもしれません。 ただし米&糀部分にもうま味はたっぷりですので、お茶漬けの場合はそのままのほうがおいしかったです。お茶漬けは本当においしいです。 鮒鮨の味によく合います。頭もボリボリ食べてしまいました。 今回は車で帰るために、素面でいただきましたが、日本酒のアテに良さそうです。 ビールで食べていた神奈金さん、ビールとの相性はいかがでしたか? |
神奈金 | 2005.07.26 | 24日琵琶湖の「湖魚を食べる会」に参加させてもらいました。 考えてみると琵琶湖は初めてでした。 思いの外楽しい一日を過ごさせてもらいました。 ビワマス、カワエビ、ワカサギ、ウナギ、アユ、フナ あれほど一度に淡水魚を食べたのは初めてでした。 「マスの煮付け」の料理は意外でした。 「マス」も「煮付け」もポピュラーなのに、その組み合わせって他には無いですよね。 fishmlで行く先々であらためて地域地域の魚料理、食文化に触れ感心します。 歩いた道端の軒先に、重石を乗せたフナ鮨のたるが無造作に並んでいました。 近江ではフナ鮨は生活の一部なんですね。 琵琶湖の風景も良かった。 「湖上荘」のテラスは桜の木の木陰になっていて、春の桜の季節は最高でしょうね。 近江八幡の駅で皆さんと別れた後、時間が有ったので近江八幡の街を散策しました。 近江八幡の街は、織田信長が本能寺の変で亡くなった10年後に、豊臣秀次によって、信長の安土の「楽市楽座」を移す形で作られたそうです。 街のたたずまいも、八幡掘の風情も写真には収めたのですが、HPへのアップロード、パソコン操作に慣れて早くしたいと思います。 こういう旅行は一人ではなかなかできない物で、琵琶湖オオナマズさんに感謝します。 坂東さん、福原さんお世話になりました。又機会があればご一緒しましょう。 |
琵琶湖オオナマズ | 2005.07.27 | > ビワマスの刺身:脂ものっていて、おいしかったです。 > 切り身から推測する限りかなりでかい魚で、琵琶湖の豊かさが伺えます。 そうです、でっかい魚です。 下記をご覧下さい。成魚は、まったく鮭と同じです。 http://www.geocities.co.jp/Foodpia/4316/biwamasunosairan.htm |
琵琶湖オオナマズ | 2005.07.27 | > 考えてみると琵琶湖は初めてでした。思いの外楽しい一日を過ごさせてもらいました。わざわざ、遠いところまで来て頂き、ありがとうございます。 神奈金さんとは、この間の全国オフ会で、何度もお会いしているにもかかわらず、ゆっくりお話をさせていただいたことがなかったので、今回、いろいろとお話を聞けて良かったです。 > ビワマス、カワエビ、ワカサギ、ウナギ、アユ、フナ > あれほど一度に淡水魚を食べたのは初めてでした。 コイ、ゴリ、ハス、セタシジミ、カマツカ、モロコ、ヒガイ、イサザなども、琵琶湖で獲れます。それに、ブラックバスとブルーギル。最近は、商業化されてきています。(^_^;) 琵琶湖は、それだけ水産資源が豊富なのです。 ですので、「琵琶湖海区」といいまして、法律上、「内水面」ではなく、海と同じ扱いになっているのですよ。 セタシジミが禁漁期間なので、これのみそ汁が出なかったのは残念でした。 > 「マスの煮付け」の料理は意外でした。 > 「マス」も「煮付け」もポピュラーなのに、その組み合わせって他には無いですよね。 ビワマスは、いままでにも家で料理したこともあるし、料理やさんで食べたこともあるのですが、ああいう煮付けは初めてでした。私も、意外に思いました。 あれを食べて思ったのですが、背と腹の脂肪分の含有にかなり差があるようで、腹側は美味しかったけど、背側はいまひとつの感じでした。 背側も脂がのっていたら、あの料理法でいいと思いましたが、背側は脂分の少なさを補完するような料理のほうがいいなあと思えます。 > fishmlで行く先々で改めて地域地域の魚料理、食文化に触れ感心します。 最近、オフ会については、そういうことも重視するように考え、設定しています。 魚だけで考えるのではなく、その魚がその地域で、どのように食べられてきたのか、トータルとしての「食文化」の中で、魚を考えていきたいと思っています。 そういう中で、現在の魚食の状況を捉えて、今後の方策も考えていければいいなあと思っています。 > 歩いた道端の軒先に重石を乗せたフナ鮨のたるが無造作に並んでいました。 > 近江ではフナ鮨は生活の一部なんですね。 だいぶ無くなってきてはいますが、古い地域ではそういうことですね。 下記の本を見れば、いろいろとわかると思います。 「湖魚と近江のくらし」 サンライズ出版 「わたし琵琶湖の漁師です」 光文社 戸田直弘著 「琵琶湖と共に」 京都新聞社(魚のこと以外もあります) 「ふなずしの謎」 サンライズ出版 > 琵琶湖の風景も良かった。「湖上荘」のテラスは桜の木の木陰になっていて、 > 春の桜の季節は最高でしょうね。 大きな桜の木でした。桜の花が咲くときに、あそこで宴会をすればいいでしょうね。 > 近江八幡の駅で皆さんと別れた後、時間が有ったので近江八幡の街を散策しました。 > 近江八幡の街は、織田信長が本能寺の変で亡くなった10年後に、 > 豊臣秀次によって、信長の安土の「楽市楽座」を移す形で作られたそうです。 八幡堀に行かれたのですが。あのあたり、いい雰囲気ですよね。 近江商人の屋敷も、昔はあの地域が繁栄していたことがわかります。 いま思えば、ふしぎに思えるようなことですけど。 先日、嫁さんと歩いたところなので、ちょっとご紹介しておきましょう。 http://www.geocities.jp/hdk8823/yama2/050515hatimanyama.html > こういう旅行は一人ではなかなかできない物で琵琶湖オオナマズさんに感謝します。 そうですね。以前から、沖島には行きたかったのですが、一人では足が出ないんですよね。今回、神奈金さん、坂東さん、福原さんが来て下さったので、やっと沖島体験ができたのです。ありがとうございました。 |
琵琶湖オオナマズ@自己レス | 2005.07.27 | 大事なのを忘れてました。(^_^;) ナマズです。琵琶湖には3種類いまして、いちばん美味しいのがイワトコナマズ、2番目がマナマズ、まずくて食い物にならないのがビワコオオナマズです。 でも、ビワコオオナマズは、いっぺん食べてみたいです。 |
琵琶湖オオナマズ | 2005.07.27 | あの鰻は、ご飯と一緒に食べてたら、受け止め方が違ったかもしれませんね。 ご飯をみつけたのが、いちばん最後だったのは、大失敗でした。(^_^;) > 天然鰻の蒲焼き:私は関東育ちですが、関西の蒸しの入らない鰻が好き > なのです(蒸しが入る地方にお住まいの方、機会があったら是非試してみ > てください)。蒲焼きの味、ではなく魚の味、がしました。タレは甘みが濃か > ったですが、魚の味が全然負けていません。炭焼きも香ばしかったです。 >配膳の兄ちゃんは “この鰻はもちろん天然です!”と強調していましたが、 > 私には違いがよくわかりませんでした。 ボクもわかりません。 「天然」と言われたら、「ああ、これが天然か?」というぐらいの感じです。 鰻の場合、天然鯛と養殖鯛ほどの味の差はないと思いますね。 |
琵琶湖オオナマズ | 2005.07.28 | > 鮒鮨:話に聞くほど臭くはなかったです。匂いの強さでいえばクサヤとか > アンチョビとか、ヘシコのほうがよっぽど。 スーパーなどで売られているのよりは臭かったですね。 お米が、完全に形が無くなっていましたから。 ちなみに、あれは糀は使っていません。 お米が発酵して溶けて、あんなふうになったのです。 北のほうで作る発酵食品「イズシ」は糀を使うようですが、その点が鮒寿司との違いですね。 そのへんが関係あるのかどうかわかりませんが、「イズシ」では食中毒者が出る(死者も出る)と聞きますけど、鮒寿司ではそういうことを聞いたことがありません。 鮒寿司を漬けている状況をみてると、細菌に対しての対策など、ほとんどないように思うんですけどね。 http://www.osakac.ac.jp/labs/okumura/funasusi.html > ただし米&糀部分にもうま味はたっぷりですので、お茶漬けの場合は > そのままのほうがおいしかったです。お茶漬けは本当においしいです。 > 鮒鮨の味によく合います。頭もボリボリ食べてしまいました。 ボクは、シッポをお茶漬けで食べました。シッポも柔らかくなってました。 お茶漬けはうまいし、冬場なら身体があたたまります。 古くからの滋賀県の人は、「風邪をひいたら、鮒寿司のお茶漬けを食べると、すぐになおる」と言いますね。 「ほっけのナレズシ(押し寿司)」も、お茶漬けが美味しかったですよ。 あれは、「イズシ」系ですよね。(糀は使ってないようですね。) http://web1.nazca.co.jp/namadu/hokkezusi/hokkezusi.htm > 今回は車で帰るために、素面でいただきましたが、日本酒のアテに良さそう > です。ビールで食べていた神奈金さん、ビールとの相性はいかがでしたか? ビールより、日本酒や焼酎に合うのではないでしょうか。 鮒寿司は、値段が高いし、独特のニオイがありますので、なかなか食べにくいものですが、滋賀県に来られる機会がありましたら、ぜひ一度、ご賞味ください。 |
琵琶湖オオナマズ | 2005.07.28 | 沖島港から湖上荘に行く途中に、鮒寿司を漬けているらしいのを、何ヶ所かみつけました。 http://www.fishml.com/0507240kisima/omosi.jpg あのような島ですから、島の周辺の漁場で獲れた鮒を使った鮒寿司だと思います。 湖上荘さんで、鮒寿司の使っているところを見せてもらえば良かったと、あとになって悔やんでおります。見逃したのは残念なことでした。 > オオナマズさんによると、「かなり臭い本物」とのことですが、思ったよりも > 抵抗なく、おいしく頂きました(ときどき食卓を漂う「んっ?生ゴミ???」 > かと思うような臭いには閉口しましたけど・・・)。 市販の鮒寿司は、もっと食べやすいです。 以前、バイヤーをしていたとき、お店から鮒寿司の特注があり、適当に仕入れてお店に送ったのですが、それを買って食べられた組合員さんが「これは(昔の)鮒寿司ではない。本当の鮒寿司を下さい。」と言われたそうです。 それを聞いて、特別に手配した「昔の鮒寿司」をお店に送ったら、それで組合員さんは納得されたそうです。 鮒寿司も、琵琶湖のまわりの古いお宅が自家用に作られるものと、鮒寿司のメーカーさんが作られる一般市販用では、かなり違いがあるみたいですよ。 > 帰りに草津の道の駅でブラックバスとブルーギルのなれ鮨を購入したので、 > こちらも楽しみです。 これらは、安くて、鮒寿司の雰囲気をたのしめるので、「庶民の鮒寿司」とでもいいますか、これはこれで良いと思います。 http://www.karasuma.co.jp/ http://web1.nazca.co.jp/namadu/biwasuzuki/biwasuzuki.htm http://web1.nazca.co.jp/namadu/gil/gil.htm 琵琶湖の魚のファンが増えるのは、たいへん嬉しいことだと思っております。 今後とも、琵琶湖の魚を、よろしくお願い致します。 |