2003年「土用の丑」鰻アンケートのまとめ(設問11の回答)

土用の丑のような風習について、ご意見があれば自由にお書き下さい。
1 今や、うなぎの蒲焼きは家庭のお助け常備食です。土用の丑だからあえて食べるということはしません。夏の土用の丑だけならイベント食として考えてもいいけれど、「春の土用」や「秋の土用」まで登場すると消費者としては興ざめ。いい加減にそのような販促カレンダーはやめたらどうですか。
2 良い風習と思います。
3 最近は、中国産のうなぎが安く出回ってきているので、特に土用丑だからって関係ないような気はします。できれば、「土用丑週間」にしてもらえたらいいですけど・・・?
4 バレンタインと違って、好きです。夏になったら、普段は特に好きなわけではない鰻が食べたくなったり。効果云々よりも、習慣。初物は、必ず東を向いて笑って食べるのも欠かせません。
5 私どもの土地にはあまり固執していません。いい風習だと思いますがね。
6 もちろん、魚を食べてもらうために必要ですが、消費者の立場からも、生活を楽しむ上でなくしてはならない風習です。季節の行事や風習は、次世代にも伝えていきたいですね。
7 こんな日でもなければ食べないので、良いことと思います。
8 古いか新しいかの違いはあっても、バレンタインデイと基本的には変わらないでしょう。でも、これも文化。ないよりあったほうがいいですネ。
9 昔ながらの習慣で、年に一度、二度は業界が盛り上がるのはいいと思います。ウナギ以外には、2月9日のフグの日とかありますが、それほどメジャーじゃありませんし、アナゴの日もあればいいんですけど、、、
10 食べ物の季節的な行事は、基本的に全て好きです。季節を感じさせる旬の食べ物は、美味しくて安くて栄養満点です。魚なら秋に七輪で焼いたサンマとかは、鯛やヒラメのような高級魚にひけを取りませんよね。栄養面は不明ですが、春から初夏にかけてのタケノコご飯も季節を感じさせます。「土用の丑に鰻」は平賀源内さんの名コピーですよね。これだけ食べ物がありふれると、風習に従った季節を感じさせる食習慣は、より大切にしたいと感じます。
11 野菜のような的ではないが、このような機会で、季節を感じるというのはいいのでは。(魚にも旬はありますが)
12 この日に集中して食べなくてもいい。暑くてばてそうになったら食べたくなる。
13 いい様な、わるいような...世間に流されてる様な気がしてなりません。
14 いいんじゃないでしょうか。好きな人はいつも食べているわけだし。そうでもない人も、今日ぐらいは鰻にしようかって、事になりいくらかの経済効果があるかも。
15 確かに不思議な風習ですが、ウナギ関係者にとっては大変有り難いことでしょうね。
16 かえって、ウナギの消費量を下げている。
17 残って欲しい、残していかなければならない風習だと思います。風習は民衆の知恵から出た尊いものだと思います。
18 土用の丑でなくても、いいのではないでしょうか。
19 名コピーだから定着していいと思う。
20 土用の丑の日にウナギを食べるくらいしかわかんないけど、とりあえず食べてる感じ。
21 “いわれ”を初めて聞いた時は「そんなもん?」だったけど、バレンタインデーのチョコには違和感があるが、夏の暑さとうなぎが妙にマッチする。
22 夏に鰻を食べると、何かバテてたのが吹っ飛ぶような、気のせいかもしれないけれど、POWERがつく感じ。カチッと丑の日には食べないことが多いけれど。ぶり、蛤、蛸、鰻、etc・・・いい風習だと思うのですが。スーパーや魚屋さんも、販促イベントが活気付く時季をきっかけに、日本の食材や風習に愛着を持って販売して下さるといいな〜。お客さんが従業員さんに食べ方をたずねて、「嫌いやから知らん。」というやり取りに出くわした事もありました。
23 うなぎを食することに関しては良いのではないだろうか。
24 日本中の人がうなぎを食べることは、よく考えると気持ち悪いが、その日のメニューを考えなくていいのは、主婦としてありがたい。
25 販促日
26 大切に守っていきたい文化だと思います。
27 特にない。が、土用が鰻の旬のように錯覚してしまうのは悪習かも。
28 面白いから好きです。
29 季節でいろいろなものや、旬のもの、体に良いものを食べることはいいことだと思う。
30 自分でも気がつかないうちに疲れ果て、元気が出ないような食欲の無い時、何となくうなぎが食べたくなるし、実際食べると元気が出るような気がします。それはうなぎだからでしょうか?それとも雰囲気のせいでしょうか?昔の人の知恵ですね。
31 お祭り大好き、日常性の中のイベントとしても存続させたい。古来の暦とともにある生活習慣は環境にもやさしいのだろうね。季節に季節のものを食す、ウナギはちょっと違うかな……。^^;
32 ひとつのお祭りとして存在価値あり。(商売としても)
33 昔からの行事なので、これからも守っていくべきだと思います。
34 春夏秋冬、季節の節目ごとの伝統的な行事には、人が健康で心地よく過ごすためのいろいろな智恵や情報が含まれている。家庭の食事の中にも、こうした行事習慣を取り入れながら料理の工夫をしていくことが、食のいちばんおいしいタイミングで食べる智恵を子どもたちに伝えていくことになる。土用とは何か、丑とはどんな意味か、そのなかから疑問がでて調べて身についた伝統の食につながる用語の知識は、あってもジャマニなりません。たくさんしれば、それもまた楽しきことです。
35 とてもいい文化だと思います。外国にもこれに類した行事がたくさんありますし、今後も大事に伝えていくべきだと思います。
36 良い風習と思います。
37 非常に良いのでは?他の魚が「○○の日」と設定してもなかなか定着しない中で、これだけ広く浸透したことはとても貴重なことです。業界もこれを大切にしないといけません。
38 うなぎを食べれて嬉しいな。
39 まあ景気づけにいいでしょう。今では季節の風物になってると思うし。
40 うなぎは、できれば専門店で食べたいです。おいしい食べ方が分かっていないかもしれませんが、家で食べると今一おいしくないし、新幹線のうなぎの弁当もおいしくない。
41 昔からの風習は大事にしましょう。履き違えのないように。
42 スタミナを取るという面ではきっかけになると思います。
43 日本古来の風習ですから、日本人にとって意味のあることである場合が多いと思う。逆に、今一度その真意をつかんで、このような風習を続けていきたい。ただし、地域にとって伝統のある風習を、他の地域にまで波及させるのはどうかと思う。
44 昔から夏場の滋養をつける為のモノと、魚の夏場の売り上げの作戦では無いかと思います。風習はあっても良いと思います、風情と言うのでしょうか・・・昔の人たちの遣った事は、勉強に成る事が大変多いです。
45 土用の丑といっても、必ずウナギを食べようという考えはありません。私は某大手スーパーを利用していますが、今年の土用の丑は、それまで売り場に並んでいた中国産のウナギがすべて撤去され、鹿児島産と愛知産のウナギ一色になってしまったことにびっくりしました。売れ残りもかなりあったようです。
46 流通業界にいる者の立場からいって、年間で平均して売れてくれればいいのだが・・。ただ「売り込む日〜売る立場からいって〜」が明確になったほうが集中できておもしろいことも事実。
47 古き良き日本のしきたりを残していくべきと思う。
48 鰻が好きなので、みんなが鰻を食べる日があってうれしいです。
49 別に、あったらあったで、ウナギの販売に繋がるから良いんじゃないでしょうか?
50 江戸時代のかの有名人がうなぎを広めるための宣伝戦略だった話はよく知られいますが、 みんなで、この季節にこれをたべよう〜というのは、バレンタインデーのようなノリですね。 みんなと同じことするのはちょっとな〜と思うときもあるけれど、季節感、そして話題ということでは、丑の日は面白いと思います。
51 日本の文化の一つ、鰻やさんも売上アップになるし、いいのでは、、と思います。
52 おもしろい風習だと思う。海外にも、クリスマスに七面鳥を食べるとか、イースターには卵を準備するとか、ハローウイーンにはカボチャとかいう風習があり、日本では土用の丑にうなぎを食べるという風習があるということは、海外にも自慢できる日本の習慣の一つではないか。
53 日本人として、旬を味わう習慣は大切にしたいと思う。
54 伝統風習は大切にしたい。
55 主婦としては、その日の献立がすぐ決まるのでありがたい。
56 うなぎを思い出すと言う意味で良い風習だ。自分はその時期には食さないけど。
57 特にありません。
58 一年に一度、こういった日があっても良いのでは。



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