問9 骨無し魚に対する率直な意見


管理人のコメント
賛成派であっても、決して積極的な賛成ではなく、「魚食普及のためには、いろんな商品作りが必要。多少問題があっても、やむをえない」という立場が多いようです。
とにかく、いろんなご意見を頂いており、fishml会員さんの意識の高さをあらわしていると思います。

頂いたご意見
1 反対派が多いようだけど、魚好きを増やそうとするならば、原則論だけでは無理な時代に入ってると思いますよ。なんで、回転寿司がはやるのか・・・・そこらもヒントの一つでしょうね。
2 骨を外さなければ食べられない・・・という人たちが気の毒でなりません。骨についた身をしゃぶりながら食べる…サイコーに美味しいのに。ただ、時代の流れだと思っています。骨のあるお魚を食べることが、サンマをまるごと塩焼き食べることがスローフードであるとしたら、骨のない魚、取ってある魚はファーストフードなのかもしれなくて、それを求めているユーザーがあるわけなのです。そういう時代なんじゃないでしょうか。残るものは残ります。ただ、その数が減ってしまうだけなのではないでしょうか。こういった商品はどんどんシェアを広げていくような気がしています。
3 「骨無し魚」はあくまで商品の一つとして捉えてはどうでしょう?
4 加工食品、ファーストフード化の流れにあるように思います。 刻んだネギや野菜がパックされて売られていますが、台所から包丁の無いような家庭にはしたくない。 “ドッグフード”“金魚の餌”の様な、“人間フード”の宇宙時代がそこにきているようで、食文化を楽しめない世代が増えると寂しいな……。(一消費者
5 魚戻りのきっかけになって欲しい。
6 骨がないことで年配者や幼児に安心して食べてもらえるのならば良いと思う。食文化の観点から考えて骨無し魚はおかしいという意見は同意する部分もあるが、製品の一つと考えず食べ方もしくは調理の一つと捉えれば良いのでは。問8についてですが魚が敬遠される理由の中で食べづらい、ゴミが出るという点はクリアーしても調理の手間やにおいが気になるということで食べない人は食べないと思うので。
7 手作業で抜くというところに抵抗を感じます。もちろん、きちんと衛生管理されて安全だとは思いますが。他所の家や食堂等で出されたら食べます。しかし、自ら買おうとは思いません。だって、骨あってもいいもん。
8 「魚を食する」文化は大昔からあったもの。私も含め「骨がついた魚」をたべることで魚の体系、味、匂い、骨がのどにささった痛みなどを体感することで「魚」というものを学んできた。最近食する時間が極端に短くなってきた時代の中でゆっくり時間をかけて、骨を除去しながらおいしくいただく食体系があってもいいのではと思う。少なくとも私自身は子供にこのことを教えていきたいと考える。
9 水産関係者じゃないけど、回答させていただきました。骨があるから、魚離れしている、というわけではないと思います。それだけだったら、骨のついてない切り身のままでも人気がでるでしょう。(もちろん、小魚で骨のない切り身ってないのかもしれないけど。)私も魚の骨って、面倒だと思うし、上手に食べられず、親の言う「一番おいしいところを残す」(サバとかは、背骨ナシの尾に近いところの切り身を迷わず選んで食べる)人種ですが、それでも、煮魚、焼き魚が好きです。個人的には、どこか知らない所で手を加えられている、というのは気持ち悪い。食べてみたら、あるはずの骨がなかった、なんて事がこれからもし発生するなら、大反対です。情報開示は必須です。魚離れの理由って、魚のマーケティングじゃないんですか? 庶民が一番買い物に行くスーパーなどの大型店で、ちゃんと、いい魚が売られるようになれば、もっと魚好きの主婦が買ってくれるんじゃないのでしょうか。市場から(売れ残りだろうけど)軽トラで行商に来てた魚屋さんが近所を周らなくなってから、我が家では魚料理がぐんと減りました。以前、父がタチウオ釣りに行ってたときは(このあと、文字化けで読めませんでした。)MLの書き込みで、魚は高いかどうか、についての意見がありましたが、実際、活きのいい魚はお値段高めだと思わざるをえません。魚は肉よりもはるかに、安売りが難しいと思います。それに、魚は買い置きがほぼ不可能なのではないでしょうか(このあとも、文字化けで読めませんでした。)
10 自分は魚が好きなので箸を使って骨をとる行為は全く苦にはならずむしろ骨までしゃぶるほうだが、病院、老人ホームなどで使われるのは好ましいと思うが面倒だからといって若年の人たちがそれを食べるのは魚食文化の崩壊を招く危険性があると思う。
11 こんな魚がもし大々的に普及したとしたら魚の消費は激減するでしょう。 魚の味がしなくなる、旨みのないものが消費者に支持されないのは当然。
12 食べよい。食べ残った骨の処理(残飯)。処理骨の有効活用。
13 子供が小さな時に骨が刺さって大騒動になることがあった。その心配が無くなれば、子供にも魚を食べさせたい親は多いと思う。消費が増えれば食べることにより魚好きも増えるし、骨のある魚を料理したくなる人も必ず増えると信じている。
14 本当に私自身が魚を上手に食べられないので、骨が無けりゃ、どんなに食べやすいだろうと・・・思う子供の頃もありましたが誰かに骨を取って貰い、また成型してと言うところがなんか 生理的に受け付けないのは勝手でしょうか?鶏肉なんかも 肉だけになって売っていたり(もも肉などクリスマス時には骨付きですが) ささみは筋が取ってあるのもあるので・・・魚もおんなじなのかナァとも思ったのですが、なんか違うと チキンナゲットや成型ポテトチップとおんなじじゃんになって欲しくない手間がかかるけど 流れが便利ばかりになると食事からえさになりそうな・・・やっぱり感情論かナァ自分の子供には疲れていても やっぱり自分で骨取ってあげてきたし・・・離乳食とか 大人の刺身用の 鯛とかひらめをさっと湯がいたり・・・なんか方法あると思うので子供に食べさせたくないな お年よりはいいのかってことになりますが、子供って小さくていつか大きくなる。今は手がかかるけどと先の見通しがあるけど・・老人介護は先見えないですし 離乳食みたいにするとご本人のプライドもあるでしょうし
まぁのどに骨が刺さる、介護する側の疲労、食事を楽しめるとメリットもあるでしょうから利用されてもいいのではないでしょうか 私は老人介護するまでは利用しないでしょうね。
15 以前よりピンボーンレスで流通している魚は多いですし(サーモンやアジなど色々)逆にアジに骨が付いていると知ってる消費者が少ないのではと思います。そういう意味でこれが消費の起爆剤になるとは考えていません。 が、そのようなニーズは今後増えていくでしょう。 魚食文化を云々される方もいらっしゃると思いますが、昭和40年頃鶏を解体できた人の割合は、今、魚をおろせる人の割合に近いんじゃないでしょうか?(お里が知れちゃいますかね?)つづめて言えば、いろいろな形で消費形態の裾野が広がるのは基本的にいいことと思います。
16 魚を侮辱しています。生き物だから骨もあって当たり前、人間そこまで横着になったらおしまいだと思います。「骨があるから」なんて人には魚を食べてもらわなくても良いです。肉ばかり食べて病気にでもなったら?と思います。骨からうまみが出てくるのになぁ。知らないなんて可愛そうですね。魚をバカにする人は嫌いです。
17 簡便性を高める上では有効的かもしれないが、果たしてそれがどれだけ消費を喚起できるものになるか。結局は、さかなを食べたいという消費者の欲求を引き出さなければ意味はないかと思う。
18 そこまでやるかっ?!という気持ちですたしかに便利だし、骨がひっかからなくて安心ですが、加工することの安全性が不安です私自身、魚を食べる時は骨をチユーチユー吸って旨みを思いっきり吸収してますこれを出来ないのは寂しいです。
19 私は実際に中国で骨ナシ製品の加工を行っておりますが、完全解凍してデロデロになった魚や結着剤などを使用したものは、はっきり言って美味しくありません。
20 ・病気でもないのに骨がない魚なんて食べたくないです。
・骨まで食べるのが美味しいのに、骨を取ったらもったいない!
・骨を取るために人間が魚を穿り返すのは、なんだか汚らしいし衛生面で不安
21 積極的に品揃え・販売していこうとは思いませんが、お客様からお問い合わせがあれば品揃えをしていこうと思っています。
22 安い労働力を利用して可能になった食材。なんとなく抵抗があるが、これで魚の需要が増え、ひいては日本の魚を大切にしよう、海・川を守ろう、に発展してくれるのが願い。
23 元来の骨を省きながら、いわゆるせせって食べるという行為がパーティや、ホテルの会食などで恥ずかしいものとされています。これは、おかしい。骨をきれいに分けながら食べれないこと自体がおかしいのであって、その食べなれないために食べる姿が、美しくないなどということは、本末転倒だと思います。鮮度や衛生面を求める中、相反して過度の加工品を要求する姿はおかしいと思います。魚は元来、身は無菌であって姿のままに近い状態で、家庭へ届けられるのがいいと思います。外国にいって、煮魚など姿がでたとき食べれない・・それは、日本の食文化からいえば、おかしいことで、世界にでても通用しない、逆に馬鹿にされる、笑いものになってしまうのでは、ないでしょうか
24 骨なし魚のみでなく、食べ物全体にいえることですが、もし、これが普及拡大して、面倒だからといって、口を開けて食べ物を待っているような時代や世界になったら、パロディになってしまいますね。食物も原料だけでなく製品・商材も海外頼りになりますね。自給率も死語かな。
25 少なくとも魚は好きだが骨があるから食べないと言う人に食べてもらえる。身割れしやすいので調理が少し大変?
26 そこまでしなくても、とも思いますが、これで.便利だと思う方がいたり、売上(業者)の上がり、元気に成る業者がいるのならそれもよいのでは。個人的には全くひつ用としていません。秋刀魚の骨は、二度焼して食べるタイプです。
27 どんな魚が骨なしになっているかわかりませんが、おそらく、小骨の多い魚を食べやすく改良したものだと思います。骨があっての魚、骨にも栄養はあります。(カルシウム天国)ってゆーか、魚じゃないじゃん!
28 魚の骨があるので食べないと言う人には良いと思う。
29 ここまできたかという思いです。ワイドショーや雑誌で安易に取り上げられることで、一般の主婦たちが、日常の食材に使わないことを祈ります。ただし、まだやや割高なようですし、入手できる場所も限られるので、普及はしないと思っているのですが。。
30 反対です。感覚的に気持ち悪いというのが第一です。それに、小骨を取り除くくらいのことができないでどうするのか。人間の能力の衰退です。高齢者向けに病院等で給食の手間を省くためならしょうがないかなとも思いますが、子供にはそんな配慮は不必要と思います。その子供は一生、骨のついた魚をさ食べられなくなるかもしれません。
31 魚離れが進むよりはマシ。肉と比べて食べにくく、値段が高いとなると特に若い世代での消費が減るでしょう。
32 ちょっと気味悪いです
33 私の持つイメージ:生産は主として海外でおこなわれている。:産業給食にはなくてはならないもの、というところまで きているのではないか?ただ、冷食メーカーさんが他国で生産しているような骨抜き切身などに準ずるものを日本国内で大量加工するのは、いまのところコストがあわないのでは?と考えています。数千食の単位で、鮮魚からの加工をおこなっているところはありますが、大量加工を国内で、となるとやはり厳しいのではないかとおもっています。したがって、資金と技術と原料確保ルートを持った力のある大手メーカーさんの競合の場なのかなあ・・・と考えています。
34 やっぱり魚は、鮮度がうりなので、骨なし魚は骨を一本ずつ取る事によって鮮度が落ちまた汚くみえる。また、この作業は中国でやっているとよく聴くのでイメージもよくない。
35 あくまで骨のある魚の良さを引き立たせるものであって、それ自体に価値がつくとは考えにくい。ただ、これを喜ぶのは消費者というよりも食品加工メーカーや業務筋の方たちではないか?ゴミが出ず、扱いやすいといった部分のメリットは大きいと思うが、半面、消費者がそうした部分にどれだけメリットを感じるか疑問。あくまで、冷凍食品向けか、料理屋で使うだけに止まるのではないかとみています
36 極論で言えば、下ろした魚が市販されているのをどう思うかと言うことだと思います。ようは市販の刺身やすでに下ろしてある魚と同じ感覚で見ています。主流にはならないと思いますがこれはこれで面白い試みだと思います。唐揚げなんかはこれでまるごとやったらさぞ面白い料理になりそうです。まあ、私みたいな干物などの骨を食い終わった後にポリポリかじるような人には向かないでしょうけど(汗
37 小骨が多いので食べないという消費者層に販売ルートが切り開けるので有効なアイテムとして考えて良いのでは。
38 販売者側からの意見として新しいアイテムがでることで市場が活性化すればよいのでは。
39 住み分けという意味ではいいと思いますが、アメリカチックな考えだと思います。別にそこまでして魚を食べる必要はないし、食品ではなく単なるえさだと思います。
40 問6のとおりです。 どんな魚でも旬のものは美味い。ただし、獲る方法やその後の処理が速やかに適切に行われないと、食べ物からえさへと変質します。水産関係者はより努力して、骨なし魚も含めて、食べる人のことを考えた仕事をしてください。
41 救世主にはならないと思いますが、需要はあると思います。2枚おろしの下身をもってこられたお客様がお子さんが食べるからという理由で、骨をすいてほしいとか、骨取り切身自体の問い合わせもあります。
42 魚嫌いが進んだための、対策の一つなのでしょうか魚を上手に食べれなくなった世代はもう親どころか、祖父母の代に突入しています。 寂しいですがこれも流れの一つなのでしょうね。
43 加熱調理用としては自ら好んで利用はしたくない。生食用として、例えば、刺身用の切り身などは利用したい。
44 安全な食品であれば、食べやすいのはよいことだと思う。
45 そこまでして、食べる必要があるのでしょうか?骨はどのように食用するのでしょうか?
46 ・太刀魚など、忙しいときは購入を控えてしまうものも気軽に買える。・生ゴミが出ないのはうれしい。
47 ニーズがあったから開発された商品でしょう。ただ、店頭の魚から季節を感じ、目利きし、メニューを考え、調理、魚を話の魚にしつつ、お皿の上のお魚を楽しむという文化も、広く永く愛され続けて欲しいと思います。
48 どう思うかと言われても、答えるのに窮します。私は、何時も適当な大きさで有れば(鯖の切り身、ホッケの背骨等)骨ごと食べています(小さい頃のおやつは、煮干しでした)それが当たり前であり、歯のため、顎のため(少しは脳のため)だと思っていますが、子供に魚を食べさせた時、喉にかかり医者に行ったこともあります。食料として骨が有った方が良いのか悪いのか、良く考えていません。ただ、これ水産を救うものだとは到底思えませんし、思いたくもありません。単なる日本商社の営利追求だけだと思うのですが(でも、その中で助かる人々:骨が食べられない人とかにとっては、大げさかもしれませんが救世主かも)また、食料とは別に、魚として説明(教育)する時はやはり骨がなくてはなりません。その辺の使い分けを十分認識して広める責務が商社にはあるのではないでしょうか。
49 骨の回りをしゃぶって食べるのがおいしいのに。という発想は元気な魚好きだから考えることだと思います。バリアフリーという観点からは、骨なし魚はあった方がよいです。 ただ、それしかない、それが普通、それしか選べない、となるのは大変に困ります。元気な魚好きは骨のある魚を食べたいからです。もちろん切り身も刺身も食べますが。 とは言いつつも、実はそんなに心配はしていません。“切り身ばっかり”なんていわれるスーパーの魚売り場でも、本当に切り身ばかりではありません(そういうスーパーもありますが)。どんなに骨なし魚が台頭したところで丸のままの魚が売り場から消えることはないと思います。骨なし魚は最近のヒット作ですから、今後数年は急成長するでしょうが、そのうちバリエーションの一つとして落ち着くところに落ち着くのではないでしょうか。(魚好きの一消費者)
50 身体に異変が生じないか心配です。きちんと魚の身を食べれない子供(大人も)が多くなってきました。(骨が出せない等の理由で)手先が不器用になってきた証拠でしょう。
51 骨がいやだという人にはおすすめ。多少は水産業に貢献するのではないでしょうか。
52 日本では、尾頭付きという言葉があるように、全体としての姿かたちを、美的な鑑賞の対象にする文化的な風土が、食についても存在する。したがって、切り身の魚でも、いちいちこれは何と聞きながら食べるので、骨無し魚は、本流にはなれない。
53 別にいいと想います。だって鶏肉を買う時、丸で買わないでしょ何で魚だけ骨を取ることがいけないの?
54 イサキの腹骨(中骨との付け根が矢尻のようになっていて堅い)を耳鼻咽喉科で、時間をかけて抜いてもらった経験があるので、魚の骨が有る意味で危険なことはよくわかっているが、やはり、箸で骨を取ってから食すという基本を習わずに大人になることにはどうしても賛成できません。
55 たんぱく質を海から取る。それだけの目的でかいはつされたのでしょうか? 畜肉とはちがって魚は広範囲な種を食べることができるのにもったえない。そのうち骨なし魚じゃなくって水産タンパクなんて呼ばれるようになるのでは?
56 人が手で抜いているので鮮度が気になる。バリアフリーの時代にはマッチした商品だと思う。
57 一概に悪いとは思いませんが、食べたくないし、子供にも食わせたくないです。まあ、消費者が求めている物を売るために売るのは商人の鉄則ですから......消費者が求めてるのでしょう。いずれ、タイ国でも出回るのかなー.....?
58 現在では魚好きなので骨をとることが苦にはならない。骨からほじくり出すのが魚を食べる醍醐味ではないのかと思う。骨の質・構造も魚によって違うのでそれも魚それぞれの特徴になって面白いと思います。と言いつつも、子供のころは骨が邪魔で魚を嫌がる条件の一つでありました。だから今の子供たちが避けるのもわかる。こういった商品が出てくるのもわかる。でも魚嫌い解消の根本的な解決にはなってないと思います。『嫌だというのならなくしちゃえ。』あまりにも安直でしょ?だから救世主にはなりえないのでは。企業さんは努力したのでしょうけど。
59 発想の転換、利便性等から生まれた加工品で、需要はあると思うがそれらを一般の小売り業が売ったり、家庭の主婦が購入するのは考え物。病院や給食などの利用に留めるべき。
60 この問題に関しては正直実用性だけでなく、生理的に骨のない魚が嫌な人が多いから問題になるのでしょう。先に述べたようにあくまでこれは利用法のひとつです。ひとつの選択肢が広がった程度の話ですから、そこまで気にすることもないかと思います。世の中から骨のついた魚が好きという人がいなくなることはありませんよ。
61 個人的には、賛成・反対の欄で書いたような意見です。“魚食文化“という点でみれば、骨無し魚によって魚が食べやすくなるという側面や、魚を食べることに対する抵抗感を無くすという効果も考えられます。その一方、魚の食べ方、魚とはこんな生き物だ、という魚自体に対する知識・興味が廃れていく可能性も大いにあり得ると思います。だから、安易に骨無し魚に走らず状況によって使い分けたりと、最終的には骨有り魚と共存されることを望んでいます。
62 問い6にも書きましたが骨を抜いただけの 新鮮鮮魚であれば購入すると思います。ただ 私の場合料理(魚の解体?を含め)が趣味なので・・見てみないと何とも分かりません。
63 骨を取る・片付けるのが面倒で魚食を敬遠している主婦がハンバーグ感覚で子どもや老人に魚を出すようになるなら良いと思う。ただ一度切り開くことで鮮度が低下するといったことがないように願いたい。
64 なんで?わざわざ接着して元の形に形成しようとするのでしょう?骨なしで販売するのなら切り身で十分でしょう。接着の手間と接着剤を使用してコストを上げる必要性がわかりません。
65 やむを得ない動きなのかもしれないと思うが、残念に思う気持ちが強い。漁業振興のためには、学校教育・家庭教育などの中に調理法等も含めて魚食を振興させるなど、もっと長期的、根本的な対応が必要と思う。
66 まだよくわからないです。
67 私はどう処理しているのか知りませんが、なんとなく美味しく感じないような。神様が造った物です、元からある形のほうが自然でよいのではないでしょうか。
68 今後益々増えると思うので、衛生、薬品使用の有無等の厳格な検査が必要。
69 子供 お年寄り 病院では 出来れば身離れの良いお魚か 三枚おろしの骨無しで 手が加われば加わるほど鮮度が落ち 美味しくないおさかなにかえって魚ばなれに
70 まだ、実際に食べたことがありません。商品として消費者が購入する商品力があるなら、開発・販売することになんら反対する理由はないと思います。ただ、己がその商品を購買するかどうかは別の話です。親として、子どもにはなるべく丸の姿の魚を調理して食べさしていきたいと思っていますが。
71 ・魚以外の肉類で丸のまま骨付で販売されているものは、ほぼ皆無でしょう。そういう意味では、骨が敢えて付いている必要性も無いかもしれないなあ。また、切り身もイイですが、その魚が本来あるべき姿であることを教育するのにはいいようにも思いますが…。でもそのうち、魚には骨が無い!と信じ込む子供もでてきそう!
72 食文化としての魚の食べ方、知識は最低限守り育てるべき・・・とは思うのですが。先日出張の際に、地方の有力スーパーの水産売上一番店の売場の見学と現場責任者と話をしたのですが、ちょっと驚きました。売場は、5種類以上の骨無し魚を数種類のスパイスをふりかけ、フライパン調理用に加工し(インストア)アイテムにより2〜4枚の切り身でほとんどが、298円売り。簡単調理、低単価、見た目(スパイスの色)。今の売れ筋商品をまさに、具現化したような売場で大きなフェースどりをしていました。売れているらしいです。悲しいけれど実態です。
73 切り身の一種だと思えば一つの商品なのでわざわざ目くじらたてるものではない。でも、だからといって骨なし魚によって魚の消費が増えるとは思えない。商品のバリエーションの一つだと思う。私個人としては興味ないので買うつもりはない。
74 食わず嫌いが横行している中、とにかく魚を食べてみてもらうと言う観念では、骨なし魚の利用はやむを得ない。切り身や刺身がそれなりに売れているところを見ると、魚に対する需要はある。成体で売れないのは下ごしらえできない人の増加と骨に対する嫌悪感があると思う。それを払拭するための手段として骨なしを使用する。これと平行して成体魚のおいしさの認知活動も行うべき。
75 最初は骨なし魚に非常に違和感を感じて、「反対!」と思っていましたが、子供に手っ取り早く魚の味を覚えてもらうひとつの方法として「骨なし」はアリだと思います。これで魚が好きになれば、次は「骨つき」に挑戦してみる気にもなるのではないでしょうか?? あと、なんでも「骨なし」にすればよいのではなく、コストや労力的にみあう・みあわないというところまで考えた上の「骨なし」が妥当だと思います。だって、「骨なし」が難しい魚から、魚の体のことまで発展して考えられる人もいるかもしれませんよね??
76 骨なし魚はすでに加工食品であり、魚では無いと考えます。水産界の救世主などなるはずもありません。それよりも、古来からある骨なし魚=かまぼこが救世主になってほしいなあ。
77 お魚の末端で最大消費業界のところと考えれば、調理加工業界だろうか?お魚はそのまま食べられるわけではなく、加工と調理が必要だ。「骨無し魚」はその加工部分の大きな部分を省力化してしまうわけだから、需要はきっとあると考えます。ただ、順調に推移を伸ばすわけではなく、ある領域内では圧倒的名支持を得て世の中に普及すると思う。例えば「無洗米」のように、味と質に拘らなければ、とぎ汁問題で環境に優しい、便利などで徐々にシェアを伸ばしてはいるが、一部の人々からは抵抗があるお米産業のように、進んでいくのではないでしょうか?
78 小売では、話題性のみが先行し、それだけで終わりそう。一定のマーケットは作るだろうけれど、業務用などに用途は限られので大きな伸びは期待できないか。
79 小さな子供にとって、小骨の多い魚は食べにくいようです。親が、身をほぐしてやって食べさせるというのも、ほほえましい光景ですが、そうもしていられないときがある。選択肢の一つとして、おいしい、安全な骨なし魚なら賛成です。ただ、こういうものが第一選択肢にならないように、と思います。
80 そこまでやるか。と言った気持ちです。もし、これが一般的になると、中国あたりで生産することになりますね。そうすると、安全性がとかまた始まってしまいます。
81 主婦として今は必要性を感じていません。切り張りした後の食感がどうなるのか、ぐずぐずにならないのか、気になるところです。干物のホネに付いたぱりぱりの部分が好物なので、骨なし魚の干物はあっても買わないと思います。ホネがないところを食べたければ切り身で良いのに、と思っています。
82 忙しくて骨なし魚の現物を見ていない。(しかし自分で魚を釣って)家庭で食しているので、「骨無し魚」の存在は認めますが、決して自ら購入する気にはなりません。



Copyright(C) May. 7,2003 by Toshio Yabe. All rights reserved  fishmlのバナーの制作者は「そのくみ」さんです。