ハブクラゲについて
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琉球大学教授・山口先生のページにある「ハブクラゲの観察」にリンクさせて頂きました。(2001年8月28日) | ||
かごしま水族館ボランティアの高山 | 2001.07.01 | 7月20日から特別企画展「海辺にひそむ あぶない生き物たち」と題して、人間にとって、有毒、危険な生物を展示します。 皆様の中でこわい思いとか、水中で危険な生物にあった事ってありますでしょうか? その時は、どういう対処をなさいましたか? よろしかったら、御教え下さいませ。 ちなみに、私は,涼しい水族館にひそむ、可愛い案内人の顔してニコニコしていますので、来館されたら、探してみて下さいませ。 |
Masashi Yamaguchi | 2001.07.01 | 沖縄から海の危険生物についてレスポンスします。 毎年7,8月には海における刺傷事故が多発しますが、とりわけ「ハブクラゲ」が問題です。 県内では知名度が高まっていますが、県外ではまだよく知られていません。 私のHPでは、医学科学生を主な対象とした生物学の講義の一こまで、このクラゲを扱ったのを画像情報と共に掲載しました。よろしかったら、ご覧下さい。 http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~coral/ |
鹿児島の高山 | 2001.07.01 | > とりわけ「ハブクラゲ」が問題です。 そうですね。 これからも何度となく沖縄方面には足を運ぶと思いますが、ハブクラゲのお話は、刺胞動物、南西諸島に興味を持ちはじめて、よくこの季節に聞くようになって来ました。 4月に大渡海岸に行って来たのですが、ウンバチイソギンチャクが多く生息しているから気をつけてね。などなど、後になって知るって事はまま、ありますね^^ あのときは、真栄田海岸で、カツオノカンムリしかクラゲは発見できませんでした。 ハブクラゲに関しては、沖縄本島よりも、石垣島など八重山地方の方が出会う可能性は大きいんではなかったでしょうか? しかし、このまま、温暖化で行けば、北上してもなんらおかしくもない訳で 特に県外からの観光客にはよく知ってもらわないとだめですよね。私もその1人ですけど。^^/ 石垣島では、WWF白保さんごツアーに参加したんですが、シュノーケルする前にポスター見て覚えさせられました。 そのあと、西海区研究所にもおじゃましたんですが、そのあたりの海岸で女の子が亡くなったんですよね。ハブクラゲで。。 刺された後の医療処置もこの時は問題になっていたのではないかと思い出しています。 石垣では珊瑚の赤土流失現場も間近に見せてもらいましたし、研究所では、実験も見せていただきましたし、川平湾も見せていただきました。^^ ハブクラゲはいませんでしたけどその現場も見せていただき、考える事多かったですし、水族館で、説明しながら話ししたりもしています。 この時期になると、海水浴でイラに刺されたとかクラゲに噛まれたというお話はよく聞きますので^^ キロネックス(オーストラリアにいる有毒クラゲ)は、血清ができちゃいましたよね。 これは、ハブクラゲには、有効なのでしょうか? まだ、陸上の蛇であるハブに噛まれた時に血清を打つ制度って言うのと同じ方法ってのはなかなか、出来ないものなのでしょうか。 むしろ、刺されて病院に搬入するまでの時間ってのが勝負の様な気がします。 オーストラリアでは、こどもたちには、スティンガースーツを着せていると言う話も聞いていますが、日本ではまだまだでしょうし、露出する方がいいと思ってる人も多いでしょうしね。。。。 |
カネマルイチ柳谷商店 柳谷 亮 | 2001.07.02 | 私の友人が琉球大学医学部にいるので去年遊びにいったんですが、ハブクラゲって危険らしいですね。海にいったとき売店の人におどかされて、本当に怖くなって海に入りたくなくなりましたよ。 |
Masashi Yamaguchi | 2001.07.02 | 条件によりますが、岸辺で大人の膝の深さの海底すぐ近くで泳ぎますし、体がほとんど透明ですから、すぐ側にいても姿が見えないクラゲです。 一般の人の持っているクラゲのイメージとだいぶ違っているので、このクラゲを侮ってはいけません。 |
沖縄のかに | 2001.07.09 | 西表島の浦内川河口付近で左腕と右足を刺されました。 足は着衣の上からでしたので大したことはなかったのですが、腕は直撃。 30センチくらいのみみず腫れというより、手術の縫合跡のような腫れになってしまいました。 痛みは激しかったですが数時間でひき、治るにつれ猛烈な痒みを伴い、その方が苦しかったという印象があります。 数人で泳いでいる時ハブクラゲを見つけた私は、あれに刺されると大変なことになると耳学問を仲間に説いていた矢先、自分だけが刺されて恥ずかしい思いをしました。 |
Masashi Yamaguchi | 2001.07.09 | 私も石垣島で採集中に足元を触手でかすられて経験しましたが、直りかけた時のあの痒さは言葉で表現するのが難しいものです。 皮膚が壊死した後は、紫色に変色したままで長期間傷痕が残りますが、甲斐さんの腕の傷痕は今でも残っていますか? このハブクラゲの怖さは、刺された時の毒の量が閾値を越えると、とても短い時間(数分間)で心肺停止が引き起こされることです。 どうやら甲斐さんは無事だったようですが、沖縄本島では大人でも命が危なかった患者がでています。小さい子供が、裸でハブクラゲの触手にぐるぐる巻きにされたら、本当に危険なのです。 |
沖縄のかに | 2001.07.10 | > 直りかけた時のあの痒さは言葉で表現するのが難しいものです。 > 皮膚が壊死した後は、紫色に変色したままで長期間傷痕が残り > ますが、甲斐さんの腕の傷痕は今でも残っていますか? 治癒の途上、やはり痒みはあるのですね。 私が刺されたのは88年の夏でした。 具体的な期間は憶えておりませんが、ご指摘の通り長期に渡り跡が残りましたので話のタネでしたが、さすがに現在はそれらしい痕跡は全く見えなくなっています。比較的軽傷だったのでしょう。 > このハブクラゲの怖さは、刺された時の毒の量が閾値を越えると、 > とても短い時間(数分間)で心肺停止が引き起こされることです。 腕や脚でなく胴体や首から上などを刺されていたら「いててーっ!」では済まなかったと思います。 その後、海でハブクラゲの生体を観たのは、一昨年の夏、今帰仁漁港での1個体のみですが、各地で頻繁に目撃されているそうです。 数字を探せませんが、海水浴客などが刺されたケースも少なくないようです。 この夏、沖縄周辺で海水浴等をされる方は、沖縄県衛生環境研究所のホームペイジにある 「気をつけよう!! 海のキケン生物」などをご参照ください。 http://www.c-okinawa.co.jp/eikanken/ |
Masashi Yamaguchi | 2001.07.10 | 沖縄県内の公式記録で、毎年100人以上の刺傷被害者が出ています。 実際には軽症者がもっと大勢出ているはずです。 目撃されるだけでなく、頻繁に刺されています。 不十分な情報しか示されていない立て看板やポスター、パンフだけでは、根本的な被害防止はできません。 学校教育で安全教育に力をいれて、海の危険生物などの知識を普及させるべきです。 > この夏、沖縄周辺で海水浴等をされる方は、沖縄県衛生環境研究所のホームペイジにある > 「気をつけよう!! 海のキケン生物」などをご参照ください。 http://www.c-okinawa.co.jp/eikanken/ 数週間前に、衛生環境研究所の担当者に、(具体的な情報が出ていなかった:ポスターを作りました、という宣伝だけであったので)、県当局の情報提供の出し方についてクレームをつけました。 今回見たら、パンフ映像のイメージを出して内容が見えるように改善したようです。(まだまだ情報が不十分です:具体的にどのように気をつける必要があるか、というところが欠けています。) 役所の出す情報では受けてのニーズを忘れやすい傾向が強いようです。 行政機関がハブクラゲ問題について広報・啓蒙に消極的だったこともあって、残念ながら1997、1998年度に連続して幼い子供さんの死亡事故を出してしまいました。 まさに泥縄で、行政の連絡会議がようやく1999年度に発足しましたが、その後目立って被害が減少したとは思われません。 研究調査で沖縄の浜辺を廻っていてよく目撃するのですが、ハブクラゲの多い砂浜で小さい子供達を裸で遊ばせている、無防備かつ無謀な人達が普通です。 最近実際に死亡事故があった浜で(立て看板がある所で)さえ、そうですから、啓蒙活動がいかに不十分であるかを証明しています。 ハブクラゲという名称を標準和名としてつけたのは私ですが、名称のイメージが(おそらく、沖縄観光に都合が)悪いから名前を変更してもらえないか、という打診を(間接的に)受けて、かなり怒ったことも少し前にありました。 |
heita@ 沖縄 |
2001.07.10 | > 沖縄県内の公式記録で、毎年100人以上の刺傷被害者が出ています。 私のいる港の中でも、結構ハブクラゲがいます。 半透明で見つけにくいのですが、その気になって探してみると、見つかりますね。 タモですくって熱い岸壁上に置いとくとすぐに萎んでしまいます。そのご、レッコしてますが。 > この夏、沖縄周辺で海水浴等をされる方は、沖縄県衛生環境研究所のホームペイジにある > 「気をつけよう!! 海のキケン生物」などをご参照ください。 http://www.c-okinawa.co.jp/eikanken/ 先ほど所用で病院に行った所、このポスターがありました。 アンボイナやウンバチイソギンチャク、ダルマオコゼ、ガンガゼ等々、これらはある程度学習して意識的に 避ければ問題ないと思いますが、クラゲは・・・・、避けようがないですよね? 海に入らない? クラゲネットのあるところを選ぶ? 人混みが嫌いで、人があまりいない海岸を探している私には厳しい条件です。 > 具体的にどのように気をつける必要があるか、というところが欠けています。) > 役所の出す情報では受けてのニーズを忘れやすい傾向が強いようです。 具体的な方法と言うのは、できあがっているのでしょうか? 発生する時期だけでも特定できれば、安心なのですが。 「一年中自然の海岸では遊ぶな」と言われたらどうしましょう? > ハブクラゲの多い砂浜で小さい子供達を裸で遊ばせている、無防備かつ無謀な人達が普通です。 うっ、身に覚えがあります。これからはタイドプールだけにしましょうかね。 > 名称のイメージが(おそらく、沖縄観光に都合が)悪いから名前を変更してもらえないか、 > という打診を(間接的に)受けて、かなり怒ったことも少し前にありました。 いかにも役所的発想ですね。ハブクラゲ、これ以上に現実を表す名前はないと思います。 子供の頃、貝殻を集めていて、イモガイも結構収集したのですが、アンボイナに刺されて死亡したとの新聞報道があり、イモガイ類は避けるようになりました。 今でも強烈なトラウマみたいになってます。 ところで、港の中にハブクラゲがいると書きましたが、港の中で泳ぐ子ども達がいて追い出すのに苦労してます。 5mの水深があり、岸壁にあがる階段も少ないので遊泳禁止にしているのですが、注意しても聞きません。ハブクラゲがいると言っても、鼻で笑われてしまいます。 この港で30人以上が死んでるよ、と言ってもだめです。 あまり強く注意したり叱ったりすると、仕返しがあるのでやりにくいのです。 他の所では、注意した人の車を海に落としたり、放火したりがあるようです。 毎日2〜30人が泳いでいるのですが、これまで刺されたという話は聞きません。 ここだけの話ですが、あのきかん坊共を軽く刺してくれないですかね、ハブクラゲさん (不謹慎でしょうか?もちろん思っているだけで、実際に発生したら困ります。) 長くなってすみません。 でも、私も中学までは那覇の海岸で毎日遊んでいましたが、ハブクラゲなんて見たことも聞いたこともありませんでした。 海が変わっちゃったんでしょうか? |
Masashi Yamaguchi | 2001.07.10 | >具体的な方法と言うのは、できあがっているのでしょうか?発生する時期だけ
でも特定できれば、 >安心なのですが。「一年中自然の海岸では遊ぶな」と言われたらどうしましょう? 沖縄本島でハブクラゲがもっとも危険な時期は8月と9月です。八重山は7月も危ないでしょう。 砂浜では海が凪いでいる上げ潮の満潮ころに、このクラゲは接岸します。 港でも上潮に乗って港内に侵入していませんか? 干潮の時にどこに行っているのか良くわかりませんが、上潮ですこし沖合いから浜辺に戻ってくるような印象です。追跡観察が難しいので苦労します。 最近はハブクラゲの発生を告知するようになりましたが、シーズンの終りは知らせているのでしょうかどうなっているのか知りません。台風の荒波にハブクラゲは弱いように見えます。 9月頃に強い嵐があると、それっきり見かけなくなるような気がします。 八重山では毎年のように多発しているようですが、沖縄本島沿岸では年度によって発生数の変動がかなり激しいようです。 西海岸の人工ビーチ周辺はハブクラゲの巣になっていますので、防護ネットがあって監視員がいる場所のみで泳ぐようにしてください。 ネットの隙間からクラゲが出入りする場合もよくあります。 防護ネットなしの浜辺で水遊びの時は、衣服をまとっていれば大きな被害を受けにくいので、露出部をできるだけ減らすことです。 しかし、危ない浜で危ない期間は、原則として遊泳禁止にするべきでしょう。 そのための基礎データを、地域ごとにきちんと集めるべきです。 |
髭野鯰 | 2001.07.11 | ハブクラゲの話しで盛り上がっておりますが、沖縄県のH.P.の海の危険物なかで、ハブクラゲの初期対処方法は、食酢をかけて刺胞細胞を凝固させ、細胞を不活性化させた後、患部の処置を行うのは納得がいきますが、カツオノエボシの場合は、食酢は禁止なのはなぜなのでしょうか。 どなたか、おわかりの方、ご教授願います。 |
Masashi Yamaguchi | 2001.07.11 | 酢をかけるのは、未発射の刺胞を不活性化して、刺傷被害を拡大させないための応急措置ですが、この情報が一人歩きしていて、この処置によって刺傷から助かると誤って受け取られているようです。 砂をふりかけて付着しているクラゲの触手をこすり落そうとすると、刺傷を拡大させる恐れがあるからです。 オーストラリアのキロネックスでは、以前は消毒用のアルコールをかける応急処置が提唱されていましたが、その効果が薄いということがわかって、その後の実験結果で「食酢」が手に入りやすくて効果があるということになりました。 ハブクラゲの場合でも、その情報を根拠にしているわけです。 また、経験的に小便で刺胞を不活性化できると言われていて、他に何もないときは小水をかけると良い そうですが、これについての実験的な検証はされていないと思います。 カツオノエボシで食酢が効果が見られない(逆効果)と言われているのは承知していますが、その根拠となる実験データを見ていませんので、理由を説明することができません。 誰かが実験をして刺胞の不活性化を調べたのでしょうが、クラゲによって効果が反対になる理由が想像できません。 そもそも食酢でどの程度の効果があるのか、ハブクラゲでまだ試されてはいないのではないか、と思われます。 カツオノエボシとハブクラゲのどちらに刺されたかは、皮膚に付いて残った触手の様子を見ればわかるのですが、素人がとっさに判断できるかどうか心配です。 カツオノエボシの刺胞に食酢が逆効果であったとすれば、刺された時にクラゲが誤認されると危ないことにもなりかねません。 触手が複数の帯になって縞模様が見えればハブクラゲで、細い1筋であればカツオノエボオシであると大体判断できます。 ハブクラゲの刺胞は皮膚の厚い部分、例えば指先には影響を与えませんので、付着した触手を指先でそっとつまんで取り除けばよいのです。(ただし、その指で首筋など柔らかい皮膚に触ると活性の残っている刺胞で炎症を起こします) つまり、酢をかけるよりも、指でつまんではがすのがもっとも手っ取り早い応急処置です。(この時、短期を起こして絶対にこすり落としてはなりません) |
髭野鯰 | 2001.07.11 | >オーストラリアのキロネックスでは、以前は消毒用のアルコールをかける応急処置が提唱され >ていましたが、その効果が薄いということがわかって、その後の実験結果で「食酢」が手に入りやすく >て効果があるということになりました。ハブクラゲの場合でも、その情報を根拠にしているわけです。 はるばる?光年の彼方の学生時代に、オーストラリアの??大学の先生ご持参のVTRで、オーストラリアのキロネックスでは、以前は消毒用のアルコールをかける応急処置が提唱されていたが、その効果が薄く、刺胞細胞を刺激し患部にも悪影響ということが判明し、「食酢」が効果があり、手に入りやすい。というのを見ました。 ただ、あちらのビネガーは、日本のもの(食酢)に比べかなりきつし、刺胞細胞の凝固にはむくのではないでしょうかね。 >また、経験的に小便で刺胞を不活性化できると言われていて、他に何もないとき >は小水をかけると良いそうですが、これについての実験的な検証はされていないと思います。 小水をかけるというのは、一般的に虫さされなどの対処療法にアンモニア水をつけるというのがありまして、それに由来しているいるものと思われます。 しかし、小水にはアンモニアは含まれておりません。 効果としては圧力のあるきれいな水で患部を洗う効果があるくらいと思われます。 また、上記のVTRのなかに、アンモニアをかける方法(その他アルカリ等)はオーストラリアのキロネックスではかえって、刺胞細胞を刺激し、残った刺胞でさされてしまいさらに状態を悪くするとありました。 >ハブクラゲの刺胞は皮膚の厚い部分、例えば指先には影響を与えませんので、付着した触手を >指先でそっとつまんで取り除けばよいのです。(ただし、その指で首筋など柔らかい皮膚に触ると >活性の残っている刺胞で炎症を起こします)つまり、酢をかけるよりも、指でつまんではがすのが >もっとも手っ取り早い応急処置です。(この時、短期を起こして絶対にこすり落としてはなりません) さされないようにするのが一番ですが、さされた後の素人の対処方法としては、患部は食酢対応と意識と呼吸、脈の確保くらいですかね。 >カツオノエボシで食酢が効果が見られない(逆効果)と言われているのは承知しています。 この逆効果とは、食酢でかえって、刺傷を拡大させる虞があるからなのでしょうか。 私たちの方では、アカクラゲとカツオノエボシ、あんどんクラゲ(通称)で被害を被る方が多いのです。 |
三重のyaku | 2001.07.11 | 私はサーフィンが趣味なのですが、サーファーの間ではクラゲに刺されたら「大正漢方胃腸薬」をつけるのが良いと、言うふな「言伝え」?があります。 私も「お守り」がわりに常備しているのですが、一度も試した事がなく、事の真偽がわかりません。 「大正漢方胃腸薬」(大正じゃなくても良いのでしょうが・・・)、の中にクラゲの毒に効く成分が入っているのでしょうか? >砂をふりかけて付着しているクラゲの触手をこすり落そうとすると、刺傷を拡大・・・ サーフィンの雑誌などには堂々と「砂をふりかけて、こするべし!」と、書いてありました。 実際に試してみましたが、そんなものでクラゲの触手をこすり落せるもんではありませんでした。 あと、「ガムテープで、くっつけて取る」・・と言うのも書いてありましたが、これも怪しいですよね(苦笑) |
ケロヨン@高橋 | 2001.07.11 | > 私はサーフィンが趣味なのですが、サーファーの間ではクラゲに刺されたら > 「大正漢方胃腸薬」をつけるのが良いと、言うふな「言伝え」?があります。 はいはい!知っています。 僕は湘南ノ海に入るのですが、5月の南風が吹く時期になるとカツオノエボシが大挙して海岸に吹き寄せられて来ます。 雪だろうとデッカイ波だろうと平気で海に入ってるサーファー達が、カツオノエボシを見つけるや、悲鳴を上げて逃げ回るのがとても可笑しいです。自分もそうですけど、、 僕も数回さされた事が有りますが、まだ「大正漢方胃腸薬」は試した事が有りません。 後オシッコかけるって言うのも良く聞きますがそれもまだ・・・ 砂は、、、、何時もそうしていたのですけど、お話を伺っていてこれからはしないようにと思いました。 腕なんかに巻き付かれると傷は半年くらい残りますね。。思うだけで恐ろしいです。。。 |
heita@沖縄 | 2001.08.14 | さて、昨日は港内の岸壁の状態を確認するため、久しぶりに徒歩で点検して回りました。 軽い気持ちで出かけたのですが、1時間半もかかり、曇天とはいえ暑さのあまり、最後は倒れそうになってしまいました。(^J^) 魚の姿はあまり見られなかったのですが、クラゲが沢山いました。 薄い乳白色の透明感が強いもので、直径は30センチくらい、ダイナミックに泳いでいました。 50個体くらいが一カ所にかたまっている観は、なかなか壮観で、暑いのを忘れて見とれていました。 クラゲ類には全くの無知で書籍もないため、名前も解りませんが・・・・。 そして、いました!ハブクラゲ。以前山口さんから教えていただいたとおり、8月に入ったら早速現れましたね。港のアチコチに離れて4個体確認できました。 昨年の物より大きく感じます。立方体の反対の一辺が20pはあるでしょうか。 50pくらいある足を広げて、漂うと言うよりは元気に泳ぎ回っていました。 見ている分には非常に美しいので、しばらく眺めていましたが、30p位のソウシハギが4匹やってきて、ハブクラゲの足を食べ始め、2,3分で全ての足を食べてしまいました。 ウミガメが食べるのは何となく想像できますが、魚が食べてしまうとは驚きでした。 刺胞は平気なんでしょうかね? ソウシハギなんて有用性はないと思っていたのですが、見る目が変わってしまいました。 |
Masashi Yamaguchi | 2001.08.14 | 先週金曜日、琉大のオープンキャンパスでハブクラゲの実物展示説明をしました。 > 魚の姿はあまり見られなかったのですが、クラゲが沢山いました。薄い乳白色の透 > 明感が強いもので、直径は30センチくらい、ダイナミックに泳いでいました。 今年は沖縄沿岸にミズクラゲが多いようです。砂浜に打ち上げられているのを見ました。 > そして、いました!ハブクラゲ。以前山口さんから教えていただいたとおり、8月 > に入ったら早速現れましたね。港のアチコチに離れて4個体確認できました。 > 昨年の物より大きく感じます。立方体の反対の一辺が20pはあるでしょうか。 > 50pくらいある足を広げて、漂うと言うよりは元気に泳ぎ回っていました。 中城湾の漁港に見られるのはまだ小さいものから大きくなったものまで、個体差があります。 このまま嵐がないままで過ぎると、小さいハブクラゲも順調に育って、クラゲシーズンが長引きます。 > 見ている分には非常に美しいので、しばらく眺めていましたが、30p位のソウシハ > ギが4匹やってきて、ハブクラゲの足を食べ始め、2,3分で全ての足を食べてしまいました。 ソウシハギは悪食で、体内に毒を蓄えるような記述を見た記憶があります。 ハブクラゲの主たる天敵はアカウミガメだろうと考えていましたが、ソウシハギもリストに加えるべきでしょう。 |