農業と漁業

最近、fishmlに農業の方が何人か加入されております。
その方達を中心にして、農業と漁業の違いについての議論がはじまっています。
部外者の私にとっても、いろいろと勉強になる内容ですので、Webで紹介させていただくことにしました。

投稿された
会員さん
投稿日 投稿内容
愛知の仁家 2000.05.27 小さな漁村で農業をしてます。
幼い頃から、当たり前のように魚介類を食べてましたが、
  • 子供:これな〜に?
  • 私:さかな
  • 子供:昨日のとどう違うの?
  • 私:形
こんな会話をしながら、自分でも情けなく感じてます。(^_^;)
こんなんですが、お仲間に入れてもらえるでしょうか?
喜界島の村山 2000.05.27 農家の方は珍しいので、ついメールをへ出しました。   
私も農家のはしくれですが、ここのメーリングリストは面白いですよ!
農業もこの様な面白いメーリングリストもあれば、といつも思っています。
愛知の仁家 2000.05.28 場違いなトコへ飛び込んじゃった、と感じてます。(^_^;)

> 農家の方は珍しいので、ついメールをへ出しました。
あーよかった 同業者もいるんですね。

> 私も農家のはしくれですがここのメーリングリストは面白いですよ!
> 農業もこの様な面白いメーリングリストもあれば、といつも思っています。
以前から、農業関係者ばかりのMLに参加してたんですが、 あまりにも投稿数が少ないので、おもしろいトコないかな〜 と、ふらっとやって来ました。
「逆ざや」が話題に載りましたが、見当違いな見方かも知れませんけど、 昨年、中国からコンテナに積まれた農産物がフェリーでやって来ました。
当然採算に合わないんですが、将来に不安を感じた農家が転廃業してます。
様々な効果や影響、新しい流れが生まれる可能性があるようにも思います。
んーん やっぱ見当違いな投稿かな?
1個30円でしか売れないキャベツだけど、 今日もトラック1杯 市場へ運ぼっと(^_^)/~
Roku@北摂三田/消費者 2000.05.28 > 場違いなトコへ飛び込んじゃった、と感じてます。(^_^;)  
ここは場違いではないですよ !!  
水産物にしろ農産物にしろ、消費者に とって、“食物”は、第一義的に最も重要な生活環境課題ですからね。 多彩な参加者の構成によって、いろいろな見解や意見を出し合えるいい場所だと思いますよ。 
私など、林業関連者なので、“森と海は恋人”などとこじつけながら(迷惑賭けながら ^^;)、勝手にお喋りしながら、いろいろと学ばせて貰っております。  
それぞれの立場から、お魚関連の様々なこと、共通する課題のことなどを、一緒に発信しましょう。

> 1個30円でしか売れないキャベツだけど、今日もトラック1杯 市場へ運ぼっと(^_^)/~   
先日の新聞の地域欄に、神戸の岩岡や明石の辺りのキャベツが豊作暴落で トラクターによる廃棄処分をしている写真が出ていました。 
この地域は阪神間の都市近郊有数の高原野菜?栽培地域ですが、昨年夏の豊作廃棄に続いての今回の事態に、野菜農家は苦慮しているようです。  
廃棄処分というのは一定の採算レベルに合う価格維持のためにはやむを得ないそうですが、生産農家にとっても消費者にとっても大きな矛盾ですね。
# 林業も、伐採搬出価格が原木代にならないので、放置山林が増えていますけど………。

“商品”の流通という経済機構が社会化されない限り、この矛盾は続くのでしょうね。 
食料品のみならずあらゆる品物が“商品”となり、世界中からコストをかけてやってくる現代社会では、流通市場の果たす社会機能の改善は焦眉だなと、先日来の投稿を読みながら感じておりました。
# 品物の流通もインターネットのような仕組みにならないものか………。  
俗っぽくいえば、回覧板を廻すように。 ---
仁家@農家 2000.05.28 >  それぞれの立場から、お魚関連の様々なこと、共通する課題のことなどを、一緒に発信しましょう。
うーん なるほど、なんとなく勇気がわいてきました。 ありがとうございます。<(_ _)>

> 廃棄処分というのは一定の採算レベルに合う価格維持のためにはやむを得ないそうですが、生産農家にとっても消費者にとっても大きな矛盾ですね。
> # 品物の流通もインターネットのような仕組みにならないものか………。
活用できるモノを必要とするトコへ。 無駄のない流通。
インターネットが情報の仕組みを変えれば、意識としてしみこみ、 社会全体の仕組みも変わってくるでしょう。 早くそうなるといいけど、とりあえず、畑に水やりに行きます。(^_^)/~
喜界島の村山 2000.05.29 > 先日の新聞の地域欄に、神戸の岩岡や明石の辺りのキャベツが豊作暴落でトラクターによる廃棄処分をしている写真が出ていました。     
農業でも、漁業でも第一次産業に従事する者は大変です。    
需要と供給の関係で、足りないときはそれこそ、神様みたいに祭り上げられますが、いったん、供給がオーバーすると手のひらを返した様にごみ扱いです。       
それでも、対個人という視点で見ると漁業よりも農業の方がはるかに手厚く保護されています。 
農機具、農薬、基盤整備、いたれりつくせりの補助です。    
もちろん、してもらいたい事もありますがちょっとずれている所がかなりあります。 
それでも農家の方々には補助が当たり前になってきています。
農家も漁師さんも毎日忙しくて、横の連絡がなかなかとれません。
これの解消にパソコンのメールは面白い道具だと思えます。
ただこちらの農家で使っている方は皆無に近いです。 なんとかしなくちゃ。
仁家@農家 2000.05.29 なんだか、農業関係者だけで、小さなグループができてるみたいですね。(*^_^*) >  

> 農業でも漁業でも、第一次産業に従事する者は大変です。 需要と供給の関係で、足りないときはそれこそ神様みたいに祭り上げられますが いったん供給がオーバーすると、手のひらを返した様にごみ扱いです。
その通りですね、それでも、昔は3年に一回大きな儲けがあればなんとか暮ら せましたが、流通革命のおかげか、安値安定が長くなったような気がします。
昔は隣近所を見てれば、良かったけどおやじ達は日本中の情報に目を向け、今は世界の状況を知っていないと難しくなりました。
需要と供給を考えてると、何を作ったらいいかわかんなくなります。 それよりも安心安全を心がけてます。

> もちろん、してもらいたい事もありますがちょっとずれている所がかなりあります。それでも農家の方々には補助が当たり前になってきています。
お金を借りるときの助成や減反政策、山間地に対する保護など、他産業から見れば贅沢でしょうが、本当に農家のためになっているんでしょうか?
特に最近は中央官庁のエリートが机の上だけで、生かさず殺さずの政策をしてるように思えます。

> 農家も漁師さんも毎日忙しくて、横の連絡がなかなかとれません。 これの解消にパソコンのメールは面白い道具だと思えます。ただこちらの農家で使っている方は皆無に近いです。なんとかしなくちゃ。
「ルーラルネット」なんてのもあったと思いますが、 インターネットが第一次産業従事者の声を中央に伝えるきっかけになるといいですね。(^_^)/~
Roku@北摂三田 2000.05.29 > それでも、対個人という視点で見ると漁業よりも農業の方がはるかに手厚く保護されています。農機具、農薬、基盤整備、いたれりつくせりの補助です。もちろん、してもらいたい事もありますがちょっとずれている所がかなりあります。それでも農家の方々には補助が当たり前になってきています。  
消費者の立場からは、生産者のおかれている位置がわからないことが結構 ありますが、村山さんご指摘の、「対個人という視点で見ると漁業よりも農業の方がはるかに手厚く保護されています。」といった点は、その一つです ね。  
制度的な、国や県などによる行政レベルの保護・支援制度を指しているのでしょうが、“農業”と“漁業”では、そんなに差があるのですか………。  
視点が違うかも知れませんが、最近、発言されていた清水さんのメールに、 『諫早湾の埋立て問題の頃より、日本の沿岸漁業について関心を持ち始めま した。よく食糧自給率が話題になる時、農業のことのみが語られ、漁業について一言もないことにかねがね不満を持っていました。』 というのがありますが、埋め立てなどによる補償はあっても、積極的な漁業振興などにかかわる、漁業者・後継者などへの制度的な支援制度が、農業などと比べ乏しいのかな…?と、その時、何となく思ってました。  
同じ、農水省で行政的にくくられるにしては、扱いに、そんな差があるの でしょうか……? 
実際のところ、どうなのでしょうね。 公的支援制度の概要なども知りたいですね。
# そういえば、個別の林業者への支援策など余り聞かないなぁ……。
高度林業機械の導入時には、公的貸付金制度があるようですが…。  
銀行などからすれば“競争原理の資本主義社会、本人の努力しかないよ。” 的な発想で、勝ち組・負け組に分けられた選別融資が現実には行われており、資金的なつなぎが欲しいところ(我が社 ^^;)には廻ってこないということは 日頃感じていることですが……。
ナカジマ@大潟村 2000.05.29 > もちろん、してもらいたい事もありますがちょっとずれている所がかなりあります。
『ちょっとずれている』補助事業について。  
農家に対する補助事業について、秋田の農家の方、及び県職員の方から聞いた話ですが、圃場整備などの基盤整備事業が行われる場合は、農家の自己負担も大きく、今更お金をかけて圃場整備をしても、借金が膨らむなど、メリットが余り無いと言う実状もあるようです。  
そのような現状でも圃場整備が採択され、実施されるという背景には得をする人達が居るからだと言うことです。勿論農家以外の人々のことらしいですけれど。    
漁業に関しては全く分からないのですが、お金をどの様に使うことが、漁業や農業を大事にしていくことに繋がるのか、そんなことが知りたいです。
仁家@農家 2000.05.30 私も聞いたことあります。
補助や保護はいらない。売値も半値でいいから、自由に作らせてほしい。
そんなこと言う若い農家もいるそうです。
生産調整を受け入れる見返りに、その街に助成金が振り込まれる。 これでいいのかな?
私がよく覗くHP、こんなのがあります。   http://www.incl.ne.jp/~asahifrm/
引用で申し訳ございませんが、 このページを見て元気が出るのは私だけかな?
喜界島の村山 2000.05.30 > そのような現状でも圃場整備が採択され、実施されるという背景には得をする人達が居るからだと言うことです。勿論農家以外の人々のことらしいですけれど。    
農業では土木建設関係の方々が多いようです。施工から建設機械関係まで幅広いです。
当然選挙の時も集票マシーンとして動きます。

> 生産調整を受け入れる見返りに、その街に助成金が振り込まれる。 これでいいのかな?    
これは、聞いたことがありませんが。
最近、ここでどなたかが(すみません、記憶力がとみにおちまして)書いておられましたが、農業と漁業では農業の方がはるかに補助金等がおおいようです。
仁家@農家 2000.05.30 > 農業と漁業では農業の方がはるかに補助金等がおおいようです。
近所の水産関係者に聞いた話ですが、 台湾政府は、鰻価対策に、
  1. 国内販売促進に、1,000万元を台湾省鰻生産合作社連合に助成する。
  2. 活鰻相場を引き上げるために、3,000t,総額10億元の加工を3回に分け行う。
  3. 台湾を4つの地区に分割し、出荷調整を行う。
  4. その他に国内拡販対策として、広告宣伝や25箇所の販売所の設置、学童給食の導入などに、1,500万元を使う。
私のような素人にはよく分かりませんが、 この影響でなのか、台湾からの輸入が減っているそうです。
でも一方で、今までよりも安いモノが名古屋方面にも流れてきたそうです。
が、少し高い地元のモノの方が売れてるそうです。
素人が生意気言ってごめんなさい。 もし事実と違っていたら、どなたかご批判ください。m(_ _)m
水産業も奥が深いみたいですね。
農業は確かに、助成や保護が多いです。 でも一方で、いつの間にか保護されるのを当たり前と感じ、気がついたら、足腰がフラフラになってる。 と言う経営者も多いです。
今回は新総統の赴任のおかげもあったそうです。
が、 今後も「苦しいときの神頼み」は続くと思わない方がいいんじゃないかな?
支援制度をうまく利用するのはいいけど、支援制度漬けで哀れな経営にならないよう私もガンバろっと(^_^)/~
隠岐の中上 2000.05.30 仁家さんはキャベツの他に何を栽培されているんでしょうか?
自分の育てた野菜などについてアピールしたいところを聞かせて下さい。
貝類も野菜も人が肉眼で見ることが出来ない微生物の世界で支えられているので・・
生き物すべてそうなんでしょうが農業を営む人には親近感を覚えます。
耕して食える畑があったら私は農業を選んだと思います。
ナカジマ@大潟村 2000.05.30 > 補助や保護はいらない。売値も半値でいいから、自由に作らせてほしい。そんなこと言う若い農家もいるそうです。生産調整を受け入れる見返りに、その街に助成金が振り込まれる。  
大潟村では自由に作った方が儲かる、という人と、減反を守る人との間に軋轢があるようです(最近は歩み寄りも見られるようですが)。  
減反は県ごとにどれ位、と目標の面積が決まっているそうで、大潟村で守らない分は他の地域に振り分けられるということで、他地域からも疎まれるなどということもあった様です。  
減反をしないから、補助金が貰えない、ということは聞いたことがありますが、助成金というのは、何に使う助成金なのでしょうね?やはり基盤整備なのでしょう か。

> 農業と漁業では農業の方がはるかに補助金等がおおいようです。  
農業経済の方に漁業との補助金の格差について質問してみました。  
漁業のことは知らないので推測だ、と言うことですが、農業の方が補助金が多いのは、『農業の方が経済に対する波及効果が大きいから、ということが考えられる』ということと、(市場が大きいということかと思います、byナカジマ) 『養殖もあるけれど、基本的に収奪という生産(?)形態の漁業と、土地を耕して収穫物を得るという農業の生産形態の違いによるものではないか』(農業の方が手を掛ける程度が大きいから、金がかかる、ということでしょうか・・・、byナカジマ) ということでした。 推測の域を出ない見解ですが、ご参考までに。
Roku@北摂三田 2000.05.31 > 農家に対する補助事業について、秋田の農家の方、及び県職員の方から聞いた話ですが、圃場整備などの基盤整備事業が行われる場合は、農家の自己負担も大きく、今更お金をかけて圃場整備をしても、借金が膨らむなど、メリットが余り無いと言う実状もあるようです。
> そのような現状でも圃場整備が採択され、実施されるという背景には得をする人達が居るからだと言うことです。勿論農家以外の人々のことらしいですけれど。  
このことは、感じますね。 
当地での圃場整備などみていると、狭い田圃を機械化作業が出来るように効率よくするために大きく合わせるとか、形を良くするいった類のものを越えて、土地そのもの変えてしまうという大がかりな土木事業的なものが最近は多いです。  
谷を埋め山を削る式の圃場整備に、今や、移行しているように思います。
減反も兼ねているのでしょうが、将来の宅地や工場用地等の農用意外の目的の土地造成のように思えてなりません……。  個人的な感じでは、『大きくずれている』補助事業のように思えて……。

> 漁業に関しては全く分からないのですが、お金をどの様に使うことが、漁業や農業を大事にしていくことに繋がるのか、そんなことが知りたいです。  
このことは食料自給の根幹に拘わることですから、漁業の側面は特に知りたいですね。 
漁業関係者は話しにくいこともあるのかも知れませんが……??

> 『農業の方が経済に対する波及効果が大きいから、ということが考えられる』ということと、(市場が大きいということかと思います、byナカジマ) 『養殖もあるけれど、基本的に収奪という生産(?)形態の漁業と、土地を耕して収穫物を得るという農業の生産形態の違いによるものではないか』(農業の方が手を掛ける程度が大きいから、金がかかる、ということでしょうか・・・、by ナカジマ)ということでした。  
生産・収穫方式の変化という点では、漁業においても同じように規模拡大・ 効率化が図られてきているので、総量としての差をいっておられるのでしょうかね? 
農業と漁業従事者では、最近はほとんど兼業が多いでしょうけれど、農業従事者の数の方が圧倒的に多いのでしょうね?  
村山さんの元記事では、「それでも、対個人という視点で見ると漁業よりも農業の方がはるかに手厚く保護されています。」と、「対個人」を視点にされていたので、政策的なものなのでしょうかね。  

間もなく総選挙ですが、今だに“おらがセンセイ”といった利権がらみの母胎に農村がなっているのかも知れませんね。 大量の不動産を保持している者との差でしょうか………???
仁家@農家 2000.05.31 > 自分の育てた野菜などについてアピールしたいところを聞かせて下さい。
季節にあった路地野菜と水田が少しです。
「虫も食わないようなモノは美味しくない。」 と思ってますが、農薬もやらないと市場に出せないので、必要最小限のクスリと最大限の手間を心がけてます。
「自分も安心して食べられる。」当たり前のコトかな?
「集団転作で、麦づくりに土地を提供してくれないか?」 と役場から言われたときは、拒否をして、里芋を植えました。
稲を植えないんなら役場も「転作してる」の報告書を提出できるんだそうです。

> 貝類も野菜も人が肉眼で見ることが出来ない微生物の世界で支えられているので・・
> 生き物すべてそうなんでしょうが
私も同感です。 土の中の微生物を忘れたら、生き物は死にます。

> 農業を営む人には親近感を覚えます。耕して食える畑があったら私は農業を選んだと思います。
わずかな土地、鉢植えでもいいですから始めてみてください。 きっと楽しいですよ。

ところで、昨日 近くの漁師と、穴子と小アジで飲みあいました。
話題は愚痴ばかり、漁に出ても4万くらいにしかならず、燃料費などの経費でなくなっちゃうなど・・・・・
あっいかん こんなコト言うと暗くなっちゃいますね。
トリカイが取れるときは、不況の時が多いけど、昨年より今年の方が取れないから、景気が良くなる。
なーんてこと言ってましたが、本当ですか?
うーん これも明るい話題とは言えないかな? でも景気は良くなってほしいです。(^_^)/~
仁家@農家 2000.05.31 ナカジマ@大潟村さんへ:
> 大潟村では自由に作った方が儲かる、という人と、減反を守る人との間に軋轢が あるようです(最近は歩み寄りも見られるようですが)。
どこでも同じみたいですね。

> 減反をしないから、補助金が貰えない、ということは聞いたことがありますが、助成金というのは、何に使う助成金なのでしょうね?やはり基盤整備なのでしょうか。
助成金があれば、みんな丸く収まる と言うことかな?

Roku@北摂三田さんへ:
> 谷を埋め山を削る式の圃場整備に、今や、移行しているように思います。減反も兼ねているのでしょうが、将来の宅地や工場用地等の農用意外の目的の土地造成のように思えてなりません……。
私もよく観ます。
山の麓から中腹に家でも建つのかなと思っていたら、立派な排水路とパイプラインが引かれた畑。
地価が上がれば、宅地に変身するでしょう。(-_-;)
昔から荒れ地の開拓は進んでるんでしょうが、 農地を踏み台にするのはやめてほしいです。
琵琶湖の小鮎 2000.05.31 農家の方に質問をさせて下さい。
「農道空港」というのが、あちこちに作られていますよね。
あれって、けっこうな税金を使って作られていると思うのですが農家の方にとってメリットがあるのでしょうか。

もう一つは、漁業の方面です。 立派な港が作られていますよね。
近畿地方では、福井の新港が有名ですが、ウン億円使って作った港が、釣り人専用になってると言います。
こうしたことについて、どう思われるでしょうか。

私の個人的意見ですが、こんなのは「ちょっとずれてる」どころか、「大きくずれてる」税金の使い方ではないかと思うのですが・・・・ もっと、別のやりかたに変えなくてはいけないと思います。
琵琶湖の小鮎@うなぎウオッチャー(^_^;) 2000.05.31 > 台湾政府は、鰻価対策に、
> 1.国内販売促進に、1,000万元を台湾省鰻生産合作社連合に助成する。
> 2.活鰻相場を引き上げるために、3,000t,総額10億元の加工を3回に分け行う。
> 3.台湾を4つの地区に分割し、出荷調整を行う。
> 4.その他に国内拡販対策として、
>   広告宣伝や25箇所の販売所の設置、学童給食の導入などに、1,500万元を使う。
台湾は、国の政策として、鰻を重視しているのですよね。
だから、こういう手厚い対策がうたれているのですよね。
翻って、日本はどうなのでしょうか。
たとえば、シラスが不漁で相場がめちゃめちゃに上がったとき、シラス仕入れに対する補助金とか融資制度とかあるのかな・・・・
逆に、去年の秋からのように、活鰻相場が大暴落したときの下支えになるような「価格安定制度」みたいなのは・・・・・ないわなあ。(>_<) あったら、養殖業者さんも、ちょっとは楽になるでしょうね。
団体として、そうした制度要求とかはしておられるのでしょうか。
その前に、鰻養殖業者の全国統一した団体は組織されていますか。
どうも、その辺に弱点があるような気がするのですが・・・・・ (まちがってたらごめんなさい。)
仁家@農家 2000.05.31 > 農家の方に質問をさせて下さい。
> 「農道空港」というのが、あちこちに作られていますよね。あれって、けっこうな税金を使って作られていると思うのですが、農家の方にとって、メリットがあるのでしょうか。
話題づくりにはいいでしょう。
 ♪空港作ろう たんぼの中に 理由は何でもいいから 空港作ろう ♪
 ♪誰が農道空港 作ったねん 税金使って 何すんねん ♪
 ♪野菜を運んで どうすんねん そんな採算合うわけ ないやねん ♪

    ↑どっかのHPにこんなのありました。
今はこんなモノいらない。でも必要になったら考えます。(^_^)/~
喜界島の村山 2000.05.31 > トリカイが取れるときは、不況の時が多いけど、昨年より今年の方が取れないから、景気が良くなる。なーんてこと言ってましたが、本当ですか?   
奄美、沖縄ではデイゴの花が満開だと大きな台風がやってくるといいます。   
(歌謡曲のシマウタというのにも歌われていますが)
こんべぇが種まきゃ、カラスがほじくる(うちの、飼い犬もごんた です)
私はこの言葉が大好きです、作物は種を蒔かなきゃ、始まりませんよね。
昔は、ごんべぇに徹するだけで世の中は多少変わってくれるかと思っていましたが、苦節25年(自営して(農業を初めて ))?! あと、100年でもなかなか変わらないでしょうね。
農業(生産業)の価値はいつになったら認めてもらえるんでしょうかね



Copyright(C) May.31.2000 by Toshio Yabe. Allrights reserved