幼い頃の魚食

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上津@そた 2001.09.17 このたび、お仲間に入れさせていただきました曽田といいます。
7.まもなく1児の父親になるのですが、子供をどうやって魚好きにするか考え中で
す。お知恵を拝借できればと思います。よろしくお願いします。
琵琶湖オオナマズ 2001.09.17 親がお魚を食べていれば、子供も自然に魚好きになります。心配しなくてもいいと思いますよ。
問題は、奥さんが魚好きかどうかです。
奥さんが魚好きで、魚の料理が得意なら言うことナシだと思います。
このへんは実証的で、うちの場合、僕も嫁さんも魚好きなので、子供も小さいときから魚好きです。骨も気にしません。
ただし、嫁さんが、ハモ・ウナギ・アナゴ・ドジョウが嫌いなので、そういう魚の料理は出ません。
ですから、子供達も、そういう魚は食べません。
というより、嫁さんに食べさせてもらえないから、美味しさを知らないのです。
ただし、ウナギだけは僕がよく食べるので、子供も気が向いたときは食べてますけどね。
最近ごぶさたのsea chan 2001.09.18 まだまだひよっこの母ですが、やっぱり常日頃「お魚お魚」と親が騒いで(?),水族館に行けば「わー,きれいねー」とか「かっこいいねー」とか(「おいしそうねー」も?)
丸の魚を買ってきて,調理して「おいしーねー」と共感できれば,大丈夫かな−?と思っています。
今度の週末は,大阪の親戚のところに遊びに行って,海遊館に行きます!
まだ行った事がないので楽しみにしてます♪
Sampei@ 2001.09.18 お子様を魚好きにする方法! ズバリ 旨い魚を食べさせることです。
初めてジギングを覚えた5年前、相模湾で釣ったメジマグロの刺身を、当時幼稚園だった長男に食べさせたところ(正直刺身なんか食べないだろうと思っていたのですが)その食いつきの良いこと!!
以来、長男はすっかり魚好きになってしまいました(もちろん肉はもっと好きですが ^^;)
下の娘はもっと魚好きで、今小学校1年ですが、夕食が魚だと聞くと目を輝かせてくれます。
釣り好きの親父としては嬉しい限りです。
問題は魚の食べ方、料理を知らない嫁です... (^^;;;;;
釣った魚は全部自分で捌かなくてはならない... (;_;)
浪速パーチ@夏休み明け 2001.09.18 我が家の長女は魚好きで、二女は魚はあまり好きではないようです。
魚好きの人は本当にきれいに食べるものだと私などは感心しているところです。
先日、魚好きじゃない二女に塩サンマを焼いて食べさせたら内臓まできれいに食べちゃいました。
私はだめです。
長女が魚好きなのは保育所通いの時、お迎えと夕食は私の担当だったので、骨さしたらかなわんと思ってエイとかボラの切り身ばかり料理して食べさせていたからかなと思っています。
軟骨魚だったらかぶりついても安心ですね。空腹の子供に講釈は無駄ですからね。
山口のサファリパークに連れて行ったとき、小郡で店の売り子さんに「どんな魚が好き」と聞かれてエイ、ボラと答えたら不思議そうな顔してました。
上津@そた 2001.09.18 どうも、子供の味覚については親(特に母親)の影響が強いようですね。
その点は、嫁さんが隠岐出身で、魚さかなと騒ぐので、心配無いみたいですね。
あとは、どうやって新鮮で安い魚を見つけてくるかにかかってきますね。
その点、秋だとサンマが安く手に入り、助かります。
サンマの対局にある魚というと島根ではノドグロ(アカムツ)でしょうか。
今の時期、脂がのってとてもおいしいのですが、250gくらいで800円ではなかなか手がでず、ついついサンマに行ってしまいます。
隠岐のなかがみ 2001.09.20 子供を魚好きにするにはどうすればいいかと曽田さんが書いてましたが、私の場合昭和30年生まれで、両親ともに魚好きですが、私は小さい頃、毎日食べる魚があまり好きではありませんでした。
理由は、生食の場合非常に生臭かったこと、小さな魚の骨が嫌いだったこと、魚料理にあまり手間をかけなかったため、料理が粗雑であったこと。
魚が美味しい美味しいと子供に思わせるには、それなりの手間と愛情が必要ですね。
手間と愛情を注ぐ余裕があればいいですね。
魚がうまいと思うようになったのは、酒飲みになって自分で肴をつくるようになってからです。
かごしまのたかやま 2001.09.21 > 私の場合昭和30年生まれで、両親ともに魚好きですが、私は小さい頃、
> 毎日食べる魚があまり好きではありませんでした。

我が家は祖父が網元だったせいなのか、わかりませんが、、父がそんなに魚は好きじゃなかったですね。だけど、その子どもは魚すき^^/

> 魚が美味しい美味しいと子供に思わせるには、それなりの手間と愛情が
> 必要ですね。手間と愛情を注ぐ余裕があればいいですね。

うっ、、なんか胸が、、いたぃ。。。^^;;

> 魚がうまいと思うようになったのは、酒飲みになって自分で肴をつくるようになってからです。
男の人が魚とか、ちゅう房でなんかするってのは、そういえば叔父がよくやってくれました。
仕事途中に、通りかかると、、ふらっとやってきて、たまねぎの美味しいのをみつけてきたから、オニオンスープを作るぞ!と言ってどかどかと台所にいって、パパっとつくって、あとは私にコトコト30分は煮込んでろ。といって去って行くのです。
これ、今でもそうなんですわ。。おもろい叔父です^^

魚昨日はカラスカレイ(冷凍)の香草やきしました。
バジルとパセリがやたらと多いので。フラオパンにいれてふたして焼くだけ!
これって、めっちゃかんたん。こどもも作る事ができます。
ガーリクトーストと、、ワインがいいんでしょうけど、きのうはなくて、梅酒に走っちゃいました。
横浜のたむやん 2001.09.21 > 私の場合昭和30年生まれで、両親ともに魚好きですが、私は小さい頃、
> 毎日食べる魚があまり好きではありませんでした。

私は日本海でも東北育ちなのですが、こどもの頃、同じように魚が美味しかったという記憶はありません。たぶん、毎日のように魚が食卓にのっていたせいでしょう。
ただし、ハタハタだけは美味かった。とくに「湯上げ」。
ゆでたものを醤油でいただくだけの単純な料理です。
味は絶品!(食べた人でないと分からないと思いますが)こどもでも5〜6匹ぐらいは軽くいけました。
ハタハタをお腹一杯食べることは初冬の日本海の習慣のようなものでしたが、それも昭和30年代までで、それ以降、漁獲が激減したことはご承知のとおりです。
その後上京しましたが、都会の魚は不味かった。(^_^;
金欠学生だったので、学食とかでたぶん賞味期限を過ぎたような魚しか食べることができなかったのだと思います。ほんとに不味かった。
こどもの頃、何とも思わず食べていた魚のありがたみを思い知りました。
あるとき、魚市場でアルバイトしていた先輩がもってきたタチウオを、電熱器に金網をのせて、塩焼きにしてアツアツのやつを食べました。の美味かったこと。(^o^)

魚というのは、新鮮で、煮たて焼きたてであれば、どんな魚でも美味しいと思いますね。

> 魚が美味しい美味しいと子供に思わせるには、それなりの手間と愛情が
> 必要ですね。手間と愛情を注ぐ余裕があればいいですね。
うちのこどもは肉以上に魚が好きです。
ところが、うちの山の神は魚をさばけないし、料理もあんまりお上手とはいえません。f(^_^)
エビ・カニ・イカの御三家は大好物なのですが、魚となると、やや腰が引けてしまうようです。
こどもが魚を好きなのは母親の影響でないことはハッキリしています。
これはもうオヤジの私が釣りをしてきたからです。ついでに料理も。
家に帰れば「休みに家庭をほっぽって…」という非難がきますので、釣ってきた魚はすべて自分でさばいて、たいていはお作りに、あらはあら汁に、鯛であればかぶと煮や潮汁に、、、残った内臓や皮もいろいろと研究して酒の肴に、、、食べきれない場合はサクにして隣近所や冷凍庫に、、といったぐあい。
↑ ついグチが出てしまいました。(^_^;

こんなふうに釣った魚をこどもに食べさせてきたので、魚を好きになったのはいいのですが、どうもこどもの口を肥やしてしまったような気がしないでもありません。
回転ずしの皿の模様が、ふところを気にする親の食べた皿の模様と差が出るようになったら要注意でしょう。

> 魚がうまいと思うようになったのは、酒飲みになって自分で肴をつくるようになってからです。
酒は美味い魚(肴)を引き寄せますね。
肴はこどもや女房に作らせて、自分は釣りの余韻を楽しみながら悠然と杯をかたむける。
このように画策はしてはいるのですが、、、
新入りのSampei 2001.09.21 > ↑ ついグチが出てしまいました。(^_^;
 あ〜! そのとおり!!! これについバイトしてしまいました。

> 回転ずしの皿の模様が、ふところを気にする親の食べた皿の模様と
> 差が出るようになったら要注意でしょう。

子供って、ほんとに旨いものには敏感ですね。
家で食べるときも、こっちは美味しいのを後に残しておこうなんて思っていたら、いつのまにかなくなっています ^^;
隠岐のなかがみ 2001.09.21 おまけ
  小学校の修学旅行のとき松江のある旅館に宿泊して、魚の吸い物が出たんですが、なんか変な味、舌がぴりぴりする、おかしな味だと思っていたのですが、明くる日下痢ぎみ(すみません)。
舌がぴりぴりする魚などそれまで食べたことがありませんでした。
もうひとつおまけ
  ○山のスナックで友人と水割りを飲みながら馬鹿話しをしていてそのときの肴が冷や奴。何か変わったあじだな〜と思いました。
酸っぱい味の冷や奴をそのときはじめて食べました。明くる日はなんともありませんでした。
そのくみ 2001.09.21 > こどもの頃、同じように魚が美味しかったという記憶はありません。
> たぶん、毎日のように魚が食卓にのっていたせいでしょう。

私も子供の頃はイワシやサバばかりで、しかも煮魚が多くて嫌でした。
ちりめんじゃこもよく食べた。子供の頃は広島県にいたのです。
デベラは好きでしたが、BINGOオフ会で食べられるんですね。いいな。

> ハタハタをお腹一杯食べることは初冬の日本海の習慣のようなものでしたが、
> それも昭和30年代までで、それ以降、漁獲が激減したことはご承知のとおりです。

ハタハタは北海道で食べて、東京でも買ってみたのですが、印象は薄いです。

> 魚というのは、新鮮で、煮たて焼きたてであれば、どんな魚でも美味しいと思いますね。
 本当に新鮮な魚には感動します。昨日は初めて釣りものの鯵を刺身にしました。
スーパーで買ったアジでは気付かなかったのですが、アジにもウロコがびしっと付いているんですね。
ウロコを落とさなきゃいけないアジなんてはじめてでした。
ML会員のまっちゃんのお店から送ってもらったアジです。

> ところが、うちの山の神は魚をさばけないし、料理もあんまりお上手とはいえません。f(^_^)
私も魚を捌くのは苦手です。
でも、新鮮な魚にはワクワクさせる何かがあって、捌く時に気合が入りますね。

> これはもうオヤジの私が釣りをしてきたからです。ついでに料理も。
釣りたての魚を料理してもらって食べられるなんて、家族の皆さん幸せ。

> 家に帰れば「休みに家庭をほっぽって…」という非難がきますので、
> 釣ってきた魚はすべて自分でさばいて、たいていはお作りに、

私なんか、家庭はほっぽっていいからダンナに釣りの趣味をもってほしいくらいです。
しかも、無駄なく料理してくれるんだから、ありがたいですよ。包丁も研ぐんでしょ。

> 酒は美味い魚(肴)を引き寄せますね。
酒って日本酒でしょ。これから熱燗が美味しい季節ですね。

> 肴はこどもや女房に作らせて、自分は釣りの余韻を楽しみながら悠然と杯をかたむける。
> このように画策はしてはいるのですが、、、

いいですねぇ。画策が成功しますように・・・。
我が家も夫婦で杯をかたむけるのですが、気が付くと夫はガーっといびきをかいて寝ています。
許せん!(←私もついグチが出てしまいました)
ぼうずコンニャク 2001.09.22 ハタハタは「湯上げ」がうまい! なんとも同感です。
我が家のこどもたちは2匹で足りず、3匹くらいペロリです。
横浜のたむやん 2001.09.22 > ハタハタは北海道で食べて、東京でも買ってみたのですが、印象は薄いです。
そうでしたか。
ハタハタは、ときどき近くのスーパーに「ひもの」または「なま魚」で出ますが、こちらでは買って食べたいとはほとんど思いません。
ハタハタの「湯上げ」の美味しさは、産卵前のブリコ(真子)や白子をたっぷりとかかえて、近くの浜で獲れたものを、その日か次の日のうちに料理するところにあると思います。
料理といっても、身がくずれない程度に単にゆでるだけなので、魚が本来もっている素材そのものの旨さが勝負となります。
こどもはブリコ(真子)の方を好みますが、おとなは「うまい」「うまい」と白子の方を好んで食べていましたね。
白子も食べたことがありますが、こどもの味覚には淡泊かつ複雑すぎたようです。
いまなら確実に白子が美味しいと感じるでしょうが、保護を優先させているようですので、産卵後のやせたハタハタしか食卓には上がらないようです。
「焼き」も美味しかった。
昔は囲炉裏がありましたので、串刺しのハタハタがはぜる音を聞きながら夕飯を食べたものです。
こんなふうに書いているとやみくもに食べたくなりますねぇ。

> 私なんか、家庭はほっぽっていいからダンナに釣りの趣味をもってほしいくらいです。
「ほっぽって…」は、こどもがまだ幼い頃のことでした。いまは? おわかりですよね。(^_^;

アジなどの小魚を除いて、買った魚でも釣った魚でも、さばくのは基本的に男がやるべき、というのが私の持論です。
男の身だしなみの一つと考えると粋ですよね。
そのためには一生ものの出刃を一本欲しいところです。

ダンナさんに釣りの趣味をもってもらうには、その道のベテラン(船釣りがいいでしょう)に手ほどきしてもらうこと。一度の釣行で釣りキチに豹変する例がけっこうあります。

> 許せん!(←私もついグチが出てしまいました)
私もつい肩にちからが入ってしまいました。女性のみなさん、失礼いたしました。
釣った魚を家族が食べてくれなければ、釣りの回数も減ることでしょう。
そのくみ 2001.09.23 > 近くの浜で獲れたものを、その日か次の日のうちに料理するところにあると思います。
鮮度が問題なんですね。
今は、ある程度鮮度の良い魚は食べられるんだけど、その魚の美味しい時期に本当のとれたてを食べる贅沢は、なかなか叶うものではないです。
いつか、ハタハタもそういう風に食べてみたいですね。「湯上げ」の美味しさを味わいたいです。

> いまなら確実に白子が美味しいと感じるでしょうが、保護を優先させているようですので、
> 産卵後のやせたハタハタしか食卓には上がらないようです。

秋田のハタハタは何年か漁をストップして、資源の回復をはかったんですよね。

> 昔は囲炉裏がありましたので、串刺しのハタハタがはぜる音を聞きながら夕飯を食べたものです。
これからがハタハタの美味しくなる季節でしょう?お酒も。

> 「ほっぽって…」は、こどもがまだ幼い頃のことでした。
今は奥さんも家族をほっぽって・・・は、我が家のことでした。反省。

> そのためには一生ものの出刃を一本欲しいところです。
包丁談義はこのMLでも時々やってましたねぇ。

> 一度の釣行で釣りキチに豹変する例がけっこうあります。
でしょうね。でも、趣味じゃなく道楽になると困るしねー。釣竿だけに凝っちゃったりして。

> 釣った魚を家族が食べてくれなければ、釣りの回数も減ることでしょう。
「でしょう」ということは、たむやん家では釣った魚は喜ばれているんですね。
横浜のたむやん 2001.09.25 > いつか、ハタハタもそういう風に食べてみたいですね。「湯上げ」の美味しさを味わいたいです。
ハタハタは季節がめぐってくれば、かならず浜に押し寄せてきました。
群に圧されて岩場で身動きできなくなった魚は、たぶんタモでもすくい取れたのではないでしょうか。
話に聞くと、私の親の世代がそんな感じだったようです。
地元で暮らす人々にとっては、まさしく海の恵みだったのでしょう。
ただ、この魚は秋田・山形・青森以外ではあまり好意的に迎えられてないようです。
私もこちらではついぞハタハタを良く言う人に会ったことがありません。
やはり鮮度なんでしょうね
お魚博士の故末広恭雄さんもエッセイに、「ハタハタという魚は秋田で食ってこそうまい魚なのである」と書いています。
都会に出てきてもう30年にもなりましたが、ハタハタが獲れる時季は帰省できるわけもないし、考えてみれば30年以上も「湯上げ」を食べていないことになります。
獲れて獲れて持て余すような魚だったのですが、そのくみさんがおっしゃるように、いまは地元でも贅沢な魚になってしまいました。
いつかまた口にできる日もくることでしょう。
そのくみさんも「湯上げ」の美味しさをぜひ味わってみてください。

> でも、趣味じゃなく道楽になると困るしねー。釣竿だけに凝っちゃったりして。
道楽一歩手前がいちばんいいような気がします。
趣味の域だと上品すぎてちょっと物足りない感じがします。
釣竿だけに凝る人もたまに見かけますが、これは言外。(^_^;

> 「でしょう」ということは、たむやん家では釣った魚は喜ばれているんですね。
とくにイカは大歓迎されますね。
あつあつのごはんの上に、ショウガ醤油にまぶしたイカそーめんを山盛りにして食べます。
これからはヤリイカの季節です。



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