蛸の日は7月2日

このスレッドに出て来られる「蛸の田中」さんは、元蛸研究会会長の田中二良先生です。
田中二良先生は、2004年3月7日にご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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蛸の田中 2001.07.26 このたび7月22日付で日本記念日協会から「蛸の日」を7月2日に認定する旨の決定通知がありました。

琵琶湖オオナマズ様
横浜オフ会ではじめてお目にかかった際、関西で半夏生に蛸がよく売れること、その理由を伺って蛸の日は7月2日がよいと話が大いにはずみました。

Roku TAMURA様
メールに「7月2日はおさかなML的には”タコの日”でもあるそうな・・・。何故かなあ?」とありました。

タコはタウリンの含有量が100g中520〜643gと魚の10〜500gより多く、タウリンは人間の脳、心臓など生理機能の調整に働く重要なアミノ酸の一種であるとされています。
その効果はコレステロールを除去し動脈硬化を防ぎ、慢性肝炎や肝障害の予防と治療に有効、心筋の収縮を正常にして心臓発作の予防に効果があり、膵臓の働きを高め血糖値をさげて糖尿病をよくする。脳、神経の発育に重要な役割を果たす。などがあげられています。
要はうなぎの日に先だってタコを食べて夏バテを防ぐことに意味ああると考えます。

どうか来年の7月2日は明石をはじめ全国各地でタコ・ミニオフ会を開いて下さい。
そして大いにタコを味わい、語らい、楽しんで「蛸の日」をPRして下さるようお願いします。
まっちゃん@明石 2001.07.27 7月2日が蛸の日に決定したということで、こちらからも積極的にPRしていきますね。
なんといっても明石はタコの街ですから。
家辺@半夏生こだわり人 2001.07.27 > 琵琶湖オオナマズ様
> 横浜オフ会ではじめてお目にかかった際、関西で半夏生に蛸がよく売れること、その
> 理由を伺って蛸の日は7月2日がよいと話が大いにはずみました。

非常に嬉しいお言葉を頂きました。
半夏生に蛸がよく売れるというのは、関西の一地域の風習のようですが、それが全国に普及して、タコの消費が増えるとすれば素晴らしいと思います。
なお、半夏生には、タコだけでなく、福井県では「焼きサバ」を食べますし、「ハゲダンゴ」と称したダンゴを食べる地域もあります。詳しくは、下記を見てください。
 http://www.ne.jp/asahi/to/fishroom/hangesyo.htm

今年の半夏生は、もうすんでしまいましたが、来年の半夏生に向けて、各小売店の方が販促の参考にしていただいたら嬉しいです。
なお、半夏生の読み方ですが、ふつうは「はんげしょう」ですが、「はげしょう」と読むところもあるようです。
タコの田中 2001.07.28 そうです。たしかに明石はタコの街です。
第一回蛸の日「平成14年7月2日(火)」はぜひ明石でタコ・オフ会の企画をお願いします。

このたび明石祭りでの事故は大変な惨事になっていまいましたね。
平成6年、当時の兵庫県水産試験場長から大蔵海岸に予定された明石市の「蛸を通じて語る海峡文化の創造」を基本テーマにした明石海峡文化館について相談を受けたことがあります。
もしこの構想が実現していれば今回の事故はどうなったろうかと考えました。
蛸の田中 2001.07.29 「福知山では半夏生にタコを食べます」を拝見しました。
横浜オフで、福知山で半夏生にタコの消費が多いと伺いましたが、その後HPで調べましたが情報は得られませんでした。

植物のハンゲショウについて、原色牧野植物大辞典や7月3日付朝日夕刊の「花のしおり」などから夏至から11日に葉の半分が白くなって盛夏には緑変すると書いてありました。
これを活きたタコの体色変化につなげるのは少々無理ですね。
いずれにしても「7月2日蛸の日」をPRしてタコの消費拡大に貢献したいと考えます。
琵琶湖オオナマズ 2001.07.29 > 「福知山では半夏生にタコを食べます」を拝見しました。横浜オフで福知山で半夏生
> にタコの消費が多いと伺いましたが、その後HPで調べましたが情報は得られませんでした。

そうなんです。webでさがしても、情報はありません。
福知山市の観光協会とかでも、情報は持ってないのです。
ところが、半夏生にはタコが売れるんです。
今では、半夏生の時は、このあたりのどこのスーパーでも、ユデダコを特売にしていますよ。

> いずれにしても「7月2日蛸の日」をPRしてタコの消費拡大に貢献したいと考えます。
同感ですね。
「半夏生にタコを食べる」という風習が、近畿地方の一部にあることは事実ですので、7月2日をタコの日とすることは決してこじつけではないわけですから、これを契機に、今まで以上にタコを売りましょう。。
そのくみ 2001.07.29 半夏生には天から毒が降ると言ういわれがあり、蛸は古来より、毒を出すとされていたので蛸を食べるなんていうのがありましたが、定かではありません。
それで、勝手に考えたのですが、7月頃って暑いし梅雨時期で皮膚病にかかることが多いでしょ。
化膿したりもしますよね。
昔、「蛸の吸出し」っていう怪しげな薬がありましたが、蛸は古来より「毒を吸い出す」といわれ全国に蛸薬師なんかもあるくらい。
だから、蛸を食べておけば、皮膚病予防になるから食べましょう・・・と言うことになったのではないでしょうか?  スイマセン、デタラメデス。

> いずれにしても「7月2日蛸の日」をPRしてタコの消費拡大に貢献したいと考えます。
そうですね。蛸食べましょう。
まっちゃん@明石ダコ 2001.07.29 > 第一回蛸の日「平成14年7月2日(火)」はぜひ明石でタコ・オフ会の企画をお願いします。
了解しました(*^^*)
タコ天、タコ刺身、タコ飯................最後はタコ焼き(明石では玉子焼きと言います)で決まりですネ♪
あかまんぼ@紀州備長炭 2001.07.29 ☆ぼくも行くで〜!
 せやけど、その前に小売り業者として、7月2日にタコを売る 方法も検討しましょう!
 イカナゴ、タコ、アナゴ、タイ…明石オフ、毎月できるな!
Roku@三田 2001.07.29  明石海峡には“たこフェリー”が走っていますが、今度、道頓堀からUSJを結ぶ水上バスに、巨大なタコの模型を乗せた「オクトバス」が8月上旬から営業運行を始めるようですね。
もう一月早く、タコの日に合わせて欲しかったなぁ !!
 新聞記事(朝日 7/28)のタイトルに曰く、『乗っタコとない 見タコとない』、大人片道 \1,500 らしい。 関西に来られたら、タコ食べて、タコフェリーやオクトバスにも乗ってみてください。
ここから下は、今年(2002年)の投稿分です。なお、 http://www.ne.jp/asahi/to/fishroom/hangesyo.htm を参照して下さい。
蛸の田中 2002.06.30 「蛸の日」のスレッドありがとうございました。
その後、蛸研究会員から半夏生と蛸について次のような資料を寄せられましたので、WEBに追加くださるようおねがいします。

井上喜平治(元兵庫県水試場長)著「魚の城」(1961)p91〜92。
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            7月 蛸
長雨が続き田植が終わって暫くすると、半夏生がやって来る。
それからいよいよ三伏の暑さとなるわけである。
さて、播磨地方に蛸を食う日というのがある。
当日は明石から、明石の二見から、毎年大量の蛸が自転車に積まれて、朝早く、三木街道を、また小野街道を北へ北へと運ばれて行く。それは半夏生の日のことである。
農家の人たちは、水田に植えた稲の苗が良く分けつして、蛸の脚のように強くあれかしと祈って、蛸を食べて祝うもので、当日は蛸も値が上がるのである。(以下略)
琵琶湖オオナマズ 2002.06.30 1961年以前に、こういうことがあったわけですね。
こういうモノの流れは、今は無くなってしまったのでしょうか。
明石なら、まっちゃんとこが本場ですけど、どうなのでしょう。
明石浦の漁民のかたで、お年寄りの方なら何か知っておられるかもしれませんね。
うーーん、もっと深く知りたいです。



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