築地の寿司屋

投稿された
会員さん
投稿日 投稿内容
mana 2004.09.29 (築地)場外すし屋戦争なんて言葉を使った新聞の見だしがあったけれど、このあいだ客が店前に並んでたむろしていた「すし????」なんか今は客もまばら、オープンしたばかりの店に移ってしまっている。その盛衰ぶりを、我関せずとニヤニヤしながら見守って(?)おります。
琵琶湖オオナマズ 2004.10.01 築地行ったとき、いっつも、「今回は寿司屋に入ろう」と思うのですが、躊躇してしまって、他の所で食事をします。
前回の出張の時は、2日とも昼食はウナギやさんでした。(^_^;)
築地の寿司屋さんで、一番安くて美味いのはどこなんでしょうね。
mana 2004.10.03 こりゃあむずかしい。結論はない(なさそう?)というのが正直なところです。
ぜひどなたか、マルヒの店があったら教えてください。
場外で、三宅水産のある一番のメーンストリートを、築地4丁目がわの入り口から、順にすし屋をあげる(記憶が正しいとすれば。抜かしてるところはあるかもしれません。)と、「すし一番」というのが9月末にオープンしたばかりの最新参のおすしやさん。
カウンター式で「天然本マグロ」使用とうたっているけれど、たしかにそうかもしれないけれど、回転ずしとあんまりかわらない。
つぎに「すしざんまい」がカウンターと回転ずしの2店があり、これも、高くはないけれど、べつに楽しさやおもしろさがあるわけではない。
T字路にぶつかって、まだ入ったことはないけれど「つきじや」という、もうすこしすし屋らしいすしやがある。2000円から3000円台が特とおこのみでメニューに出ていた。ここはけっこう並んでいる。
右に曲がって、ちょっと行って右手に「海宝館」があり、これも未体験。
もうちょっと行って、この数日前オープンの「築地青空三丁目とかなんとか」という店がある。オープンのしたてで1900円台で大サービスとうたっていた。
店前でバチの解体ショーをやっていたけれど、あんまり手際は良くないかんじであったし、「築地なんとか」のネーミングはどこかの漫画のタイトルをパクッてきた感じがありますが、これも未体験。
もうちょっと行って、すしチェーン店で有名な「八千代」と「寿司清」がある。寿司清のほうは、新規すし店に食われているのか、最近はあんまり並んでいるところをみないが、うちの女房などは、へんな新しいところよりは、ちょっとはヒンがあって、場外で食べるなら悪くはないといっているけれど、ぼくはお付き合いで行っている程度で、べつに楽しくなるネタを味わえるわけではない。まあまともなほうというかんじ。
向かいに、これもけっこう新しい立ち食いずしの小さな店が出ている。立ち食いとみてすぐ入ってみたが、手際は悪いし、べつに、リピートしようというかんじはおこらなかった。
もうちょっと行って、通称「波除神社通り」にでて、左にまがって、左手に「すし鮮」がある。築地4丁目の交差点でしきりにティッシュペーパーを配っている店であるが、未体験。
あとは、海幸橋から場内に入って、「魚がし横丁」の場内食堂街は、情報も多いので、紹介するまでもないですね。
最大に並んでいるのが、昔ながら「大和寿司」、同じくらいならんでいるのが「寿司大」に、「鮨文」かな。「鮨大」という店によく行っていたが、「寿司大」とおなじだったのか、最近ではよく分からなくなっちゃった。
ほかに5、6店あるが、4〜8号等の4つぐらいのすし屋にいつも行列ができている。
3000円台のおまかせ寿司と2000円台の特上ずしで、ネタもよくおいしくて結構楽しいけれど、とにかく、あの長だの並びの後に並ぶ気はもうおこらない。最近は、ちょっと異常だ。
以上です、思いついたまま、書きましたが、なんか、最近では、ここに行こう、ここに人を誘おうという気がしなくなってしまいました。
最近、8号棟のよくおいしんぼやビッグコミックの漫画で紹介された、アンコウ汁で有名になった定食屋の「烽ヘし」と、2軒挟んだ、あんまり並ばないいつでも座れる「かとう」という店の味の比較を試みたけれど、ぼくは、並ばずにはいれて、値段も1,2割安い「かとう」のほうに好感を感じてしまった。
とにかく、並ぶ店というのは、メディアが不精して繰り返し載せることになるからますます雑踏にもまれて食べる気がしなくなってしまう。
むかし(20年位以上も前)、「すし金」という築地7丁目の細路地の間にひっそりとあった、小さな店のような味のある寿司やさんは、いまのところ見つからないというのが実情です。
波平 2004.10.04 MANAさんの“築地すし屋レポート”面白いですねぇ、
ず〜と、読み進んで、
>とにかく、並ぶ店というのは、メディアが不精して繰り返し載せることになるから
>ますます雑踏にもまれて食べる気がしなくなってしまう

のところへ来て笑ってしまった。
わたし、一番長く並んだ列の尻ケツに並んで、店に入れる順まで来たら、“ハイさよなら”と列を離れて、一矢を報いたい気がしてきたなぁ〜。
わたし、どこか、ヘンゲテますか?
mana 2004.10.04 > >とにかく、並ぶ店というのは、メディアが不精して繰り返し載せる
というのは、自分の反省を込めてでもあります。僕もあんまりえばれませんです。
なるべく、人の取材したネタは後追いしないようにはしているつもりですが、皆無とは行きませんからね。
でも、場内の関連事業棟の約40軒ある食堂のなかで、並んでいる店と並ばない店との違いはどこにあるのか。定食で有名な8号棟の「高はし」と、同業種の定食店でほとんど並ばずに入れる「かとう」は2軒はさんでほとんど隣り合わせいますので、とても不思議な風景です。味やメニューは好みがあるので断定などできませんが、何日かかけて2店で食べ比べてみましたが、焼き魚、煮魚について、別にどちらが上だとも僕にはわかりませんでした(これおすし屋さんでもやりたかったのだけれど、少々懐具合が寂しかったもので、コストを考えてついつい定食体験とあいなりました)。
でも、「高はし」さんの場合には、メディアが重ねて取り上げるので、若いカップルや青年らが、焼き魚や煮魚を食べている風景に接することは、定食からひろがる“魚食の輪”というような感さえして、築地の河岸の魚入門、体験版としてとても大きな役割を演じているようです。
でも、僕は並ばずに入れる「かとう」のちょっと無愛想なおかみさんのそっけない対応や、若干割安な値段設定と普通の定食屋さんというケシキのほうが落ち着いて「煮魚」や「サンマ定食」を食べることができる。この「かとう」の「イカのシオカラ」が300円なんだけれど、とてもおいしく、ぼくはこれだけで、ごはんのお変わりができそうです。
洋食やさんもおなじで、最近は、「吉野屋」の1号店(今はここだけ牛丼を出し続けているので、俄然それで有名になってしまった)が関連事業棟1号館の水神社側にあるのだけれど、このならびにある洋食店の並ぶ店や客の入り具合が変化していたり、流行や飽きや店の対応の好き嫌いというようなことも重なり、客の好みも変わっていくようです。
「若いカップルや10代の子たちが河岸の通りにたむろしているなんて、渋谷じゃないんだから考えられなかった」とある主人が漏らしていたが、それぐらい変化しているのだから、メディアの力もさることながら、「河岸」という、イチバ的な空間に連なるノレンの伝統というようなものにも、ものにすごく集客力があることに気づかされますね。
場外のすし店の出店ラッシュは、そのほとんどの店が“回転台”がないだけの、価格明瞭スタイルのカウンター寿司ですが、ただテンネンとかけばよいとか、トロとつければよいとか、ネタがやたら大きい(不思議に細くて長いのだけれども……)とか、皿に2かんのっている写真がばかでかく大きくのっていて「150円」いくらと書いてあって、そのよこに小さめにカッコ書きで(1個)とか書いてあるのを見ると、なんとなくエゲツナイなあとふと僕など思ってしまうのです。
値段だって、今日は5かんしか食べないとでも“決意”しない限り、男の人の空腹腹ならすぐ2000円はいってしまうわけです。
こんな、魚河岸の場外、場内のいろいろな変化を眺めているだけで、良かれ悪しかれ、けっこういろいろな時代の流れを感じるのであります。
場外の魚屋の店先には、いまごろなら生サンマが120円、180円、250円なんていう3ランクの値段が付けられて売られています。
店の人が、奥さんまけちゃうよ、もう終わりだからと売り込みをかけると、その奥さん「サンマはいらないわ、スーパーなら88円で買えるじゃない」と答える。
この奥さんにとっては、特大サンマならではの品質なんて聞く耳をもたないわけです。
こんな会話なんかをそばで聞いているだけで、ウンウン、とか、ナルほどなあ、それもそうだとか、納得したり、それならこういう場所にこなけりゃいいじゃないと感じたりと、とにかく、ネタにはつきないです。
○訂正:前報にかいた「海宝館」というのはすし屋じゃありませんでした、定食屋でした。
しげる 2004.10.04 波平さんの
>>は、メディアが不精して繰り返し載せることになるからますます雑踏にもまれて食
>わたし、どこか、ヘンゲテますか?
何となく分かりますね。
私の場合、サラリーマンなので、土曜日に一人で行くことが多いのですが(同居人は朝が苦手なので^^;;))、最近、誰かを連れて行ったときに「寿司屋に」というリクエストがない場合には、まず、入ることはありません。向かいのビルのマクドナルドで十分かな?
通常のサラリーマンにとって、朝早くから、3000円もする寿司を食べてうまいとも思えません。(ビールもうまくないし)
ひと仕事した人ならまだしも、一般の人は。
たまにしか行かない人の気持ちも分かりますが、あそこまで並んでもうまいものが出されているとは思えません。
東京近郊の寿司屋の多くは、築地からネタを仕入れていると思われ、結局、店のレベルと、職人の腕、考え方で、旨いまずいが決まると思います。
個人的には、モーニングを井上(ラーメン)の横のコーヒースタンド(シープだっけ?)で、十分だと思っています。
琵琶湖オオナマズ 2004.10.04 > 通常のサラリーマンにとって、朝早くから、3000円もする寿司を食べてうまい
> とも思えません。(ビールもうまくないし)

そうなんですよ。僕がひっかかるのも、この問題。
築地市場の側にある寿司屋で食べるということで3000円も出せるか???
ここ3年ほどで、10回近くあのあたりをウロウロしてますが、そのヘンの決断ができないのですね。
はっきり言って、新橋あたりのウナギやさんなら、500円〜1000円で食べられます。このほうが、値打ちがあると感じられるんですね。

> 個人的には、モーニングを井上(ラーメン)の横のコーヒースタンド(シープ
> だっけ?)で、十分だと思っています。

これはどこでしょうか。
琵琶湖オオナマズ 2004.10.04 最近は場外ばかりで、場内には入ってないのです。
広いですから、場内はよくわからないのですよ。

> 定食で有名な8号棟の「高はし」と、同業種の定食店でほとんど並ばずに入れる
> 「かとう」は2軒はさんでほとんど隣り合わせいますので、とても不思議な風景です。

ここに行ってみたいのですが、どこらへんになりますか。

> 値段だって、今日は5かんしか食べないとでも“決意”しない限り、
> 男の人の空腹腹ならすぐ2000円はいってしまうわけです。

先のメールにも書いたけど、値段は高いと思います。
“決意”しない限り食べられないのは、そのとおりだと思います。
京都や滋賀の回転寿司、大阪の系列店が入ってきてから、安くてそこそこ美味い。
なので、築地は高いと思ってしまいます。
mana 2004.10.04 まず、場内ですが、波除神社(なみよけじんじゃ)ってわかりますよね。
晴海通り築地6丁目の交差点から勝どき橋方向を向いて右に曲がって、市場の駐車場を左手に見ながら駐車場の角にある神社です。鮟鱇塚やすし塚や海老塚があって、河岸の守り神でもあって、大木を掘り出して作った獅子頭が二体入り口の右と左に安置されています。時間があるときは、僕ここで必ずおまいりしていきます。
神社の先が裏門の海幸橋の入り口で、入ってすぐの宝くじ売り場を通って道なりに右方向に行くと関連事業棟の1号棟があります。
洋食の「オムのっけ」で有名になった「豊ちゃん」(最近ちょっと元気がないのはなぜかなあ)、その隣りがすし屋とラーメン屋で、インドカレーの店があって、団子屋さんがあって、何故か河岸で珍しいピザ屋があり、その隣りが洋食の禄明軒、その隣りが、牛丼をここだけ出している吉野家の1号店がある。
みちなりに左方向に行くと、関連事業棟の何故か建物に番号がうってある4号棟(2,3がどこなのか知らない)から始まって、9号棟まである。
そこの8号棟に、「高はし」と「かとう」の和食の定食屋さんがあります。
「高はし」の定食は、ご飯が別に勘定され結局1500円ぐらいの定食になり、「かとう」は定食1250円が中心の価格帯。後は単品もあります。

> 先のメールにも書いたけど、値段は高いと思います。
> “決意”しない限り食べられないのは、そのとおりだと思います。
> 京都や滋賀の回転寿司、大阪の系列店が入ってきてから、安くてそこそこ美味い。
> なので、築地は高いと思ってしまいます。

そのとおりです。築地はすしも定食も高いのです。
ぼくもなぜ、こんな値段にこの行列なんだろうと不思議でなりません。
2000円や3000円台出せば、ネタがよくっておいしいのはあたりまえですよね。
結局、築地値段が通用してしまっているのは、店の価格設定とそれを「河岸だから」と特殊地帯扱いして特別に書きたて放映するメディアと、またそれにのって、特殊地帯好きな消費者がなぜか値段に酔ってしまっているのかなあなんて思ったりしています。
だいたいが、市場を利用している業者も最近はちょっと呆れ顔で、地元で帰ってから一杯やったり食事をしたりと、場内飲食店離れが起きていることもよくききます。
場外は、築地移転までの短期決戦のつもりで、そう長いアキナイを想定していない業者もいるという話もききます。
というようなことをみながら、おかしな世相を反映した市場風景のなかに、なにかおもしろいものないかなあと、うろついているわけです。
とにかく、決して安くない市場地帯築地に群がる人の理由はなんだろうなあといつも考えているのですが、いまだ明快な答えを見出しておりません。
東京やその周辺部分の下町的な雰囲気が軒並み崩壊してしまって、魚屋や生鮮食品売り場を中心とするきちんとした頑張っている市場的な商店街が激減してしまって、ただ買うだけの味気ないスーパーの買い物に飽きがきて、昔の懐かしさを求めて築地にやってきているのかなあなどとも思ったりもしているのですが、いずれにしてもよくわかりません。
昔の築地とはちょっと変わってしまったけれど、不思議な東京風景を作り出していることは確かです。
オバQ 2004.10.04 築地場内のすし屋の話に釣られて出てきました。
MANAさんに激しく同感なのが、「築地城内で並ぶ店とそうでない所に何の違いがあるのか」と言うことです。
確かに噂の「大和寿司」は美味しいですよ。払っただけの代価は充分に得られると思います。
が、朝ご飯におまかせ5000円はないですよ。しかも時間制限ありで会話も酒も楽しめない。
芋洗い状態で、とにかく出されたものをただ食べるだけです。はっきりいって普通じゃないですよ。
それであれば、築地場内にはまだ色んなお寿司屋さんがあります。
行列が出来ていなくても美味しいところはけっこうありますよ。

ある朝、友人と朝まで飲んだくれていたので、「朝寿司いこっか」と築地場内の有名店「D寿司」に行ったんですが…驚きました。
朝5時の開店前から店の前に並んでるんですよ!!
それも私のような酔っ払いじゃなくって、ごく普通の若いカップルや年配のご夫婦さんたちが…
朝から並んで、朝から5000円のお任せを食べるんですよ。
その日のランチと夜ご飯は何を食べるんでしょうか?
かく言う私も並んで食べてるんで同じなんですが…、目が点でした。
酔った勢いでないと、朝から、しかも30分以上並んでまで食べにこようなんて思いません。(徹夜で飲んでてそれから寿司を食べようという私もかなり異常なんですが)
この異様な築地の寿司ブームに驚きました。

私はお客さんが「築地場内の朝寿司を食べたい」と言うと、絶対そんな店には連れていきません。
築地場内にはまだ誰も並ばない、美味しい店が沢山ありますよ。
あっ、私も大した舌を持ってないんで、威張ったことを言えませんが。
ただ、最近「行列が出来ない店はまずい」と言うような不思議な雰囲気があるようにも感じます。
ただ単に、雑誌の取材に応えたかどうかと言うだけのような気もしますが。
雑誌の取材を断ったところは、「まずい」と言う烙印を押されてしまうのでしょうか。
とりあえず、くだくだと酔っ払いの愚痴を言ってしまいましたが、お許しください。
今度築地の「朝寿司ツアー」もいいですね。
波平 2004.10.05 このテーマ(築地の寿司屋)、みなさんの書き込みを読む都度に、おっそろしくなってきた。
MANAさんの、
<東京やその周辺部分の、下町的な雰囲気が軒並み崩壊してしまって、魚屋や生鮮食品売り場を中心とするきちんとした頑張っている市場的な商店街が激減してしまって、ただ買うだけの味気ないスーパーの買い物に飽きがきて、昔の懐かしさを求めて築地にやってきているのかなあなどとも思ったりもしているのですが、いずれにしてもよくわかりません>
の、解説、おもしろいです。的を得ているような気がするなぁ〜、
で、わたし、思うのだけれど、MANAさん、このテーマ、徹底追求してもらえませんか。
この築地の雰囲気のなかで、日本の食卓がリードされるわけだ。見過ごしにはできませんぜ!
しげる 2004.10.06 >そうなんですよ。僕がひっかかるのも、この問題。
>築地市場の側にある寿司屋で食べるということで3000円も出せるか???

この件については、多くの方が賛同されていますね。
確かに、観光バスが連なってくるようなところなので、致し方がない気もしますが。
安い、定食やラーメンでも十分かな。
皆さん、近所に旨い寿司屋ぐらいあると思います。

# 個人的には、通常5000円ぐらい出さないと、旨いネタは無いような気もしま
# すが。まあ、寿司はネタを食べるのかシャリを食べるのかで、価値観が変
# わってくると思います。

>これはどこでしょうか。
そんなたいしたことありませんよ。多田のコーヒースタンドです。
私は、井上のラーメンに群がる人を横目に、トーストとコーヒーをとってから、買い出しを始めるパターンです。





Copyright(C) Aug.29.2004 by Toshio Yabe. Allrights reserved