このページは、業界でウワサの「お魚情報館」の兄弟ページです。(^_^;)
年末のウナギ売場を見て思ったこと ウナギのリンク集 下記の文章は、私がfishmlに投稿したものです。
- 夕方、職場の近くのJを見に行きました。
そこそこ、お客さんは入っていましたが、以前のように駐車場に入れないという状況ではなく、スッと平場の駐車場に入りました。
売り場は、ひと昔前のような「エキサイティングな品揃え」ではなく、堅実に「売れる物を売れるだけ陳列する」と言った感じでした。
数の子は、ヤマニさんの袋入りの安い奴を下段で大量陳列していました。
平台では、化粧箱入りも陳列してましたけど・・・・
悲惨なのはウナギですね。
以前なら、この時期でも土日は平台で、そこそこたくさん陳列していたと思うのですが、多段ケースでの陳列でした。(4尺3段? 上は穴子だったかな。)
最下段が、国産の炭焼き鰻1尾980円、大量販売をするという気は全くない品揃え・陳列でしたよ。中国産は、498円で1フェースだけでした。
この時期、生サンマのバラウリ(一尾78円)をやってましたよ。(^_^;)
お客さんのカゴの中ですが、迎春用の商品も入ってるのですが、目立って「いっ
ぱい入ってる」という状況ではなかったですね。
なんか、厳しい年末やなーーという気がしました。
品名・産地表示ですが、かなり厳格にやられていました。
これには脱帽でしたね。下記の文章も、私がfishmlに投稿したものです。
- 今日は、IZさんの京都で一番大きなお店を見に行きました。
さすが、30日ですね。けっこう、お客さんは入っていました。
(それでも、駐車場へは、スッと入れたんですけどね。)
ここも、あんまり派手な売場ではないですね。
もう、「はったりをかます」ような売場は、どこも作らないですね。
堅実に、ロスを少なく、きっちり売れる売場、品揃えをしてます。
びっくりしたことが2点ありました。
ハマグリですが、熊本産400g980円で売ってました。
ところが、このハマグリ、直径2〜3センチのちいさいやつ。
なんでこんな小さいのを取るンや?と思いました。
となりで陳列していたおおきな中国産のほうが売れていましたね。
もう1点は、鰻の品揃えです。
2アイテム、立て向け陳列で、3フェースのみ。
陳列数で、10パック程度。全く「売る気」がありません。
これはねーーー、鰻業界としては衝撃的ですよ。
この店は、たぶん京都のIZでは、最大の売り上げを上げてるとこだと思うのですが、その店が年末に、この品揃えでは・・・・・・鰻は「捨てて」ますね。
量販店がこういうことになれば、国産鰻の売り上げも落ちていきますよ。
ちなみに、(京都の)生協は、きちん鰻の品揃えをしていました。- 追記、fishmlへの投稿メールには書いていないことですが、京都の生協の場合、以前から国産鰻中心の品揃えでした。数年前から中国鰻も品揃えしていましたが、売上比率としては、圧倒的に国産鰻が高い状態なのです。したがって、生協で売っている鰻を食べていた人は国産鰻を食べていたわけで、中国産が輸入停止になったとしても、ほとんど影響を受けないわけです。生協の鰻売場は、ほとんど変化していないのですから。
私の投稿にレスを下さった方がおられます。鰻の部分だけご紹介致します。
- 当店では四万十鰻と、台湾産うなぎを品揃えしてましたけど、あまり売れませんでした。
中国産が品切れしてしまいまして、台湾産を売っていますがパッとしません。
国産はほとんど売れていませんでした。悲しいです。これにたいして、私がレスを返しています。
- > 当店では四万十鰻と、台湾産うなぎを品揃えしてましたけど、
> あまり売れませんでした。
ウナギは、どこも売れてないんじゃないですか。
売れるような、あるいは、売ろうとする意気込みが消費者に分かるような売場に、どこのスーパーもなってないですよね。
> 国産はほとんど売れていませんでした。
ふだん、何を主力に売ってるかが問題です。
***さんとこに限らず、ほかのとこでもそうですが、ずっと中国産を売り続けていて、中国産がダメだから高い国産を売ろうとしても、お客さんはついてきませんよ。
そうなると、売場は狭まります。それの極端なのが、IZの売場だと思います。
これは、うなぎ業界にとっては大変なことでしょうね。