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鰻シラスは豊漁のようだけど・・・・   ウナギのリンク集
正月あけそうそう、鰻担当のバイヤーさんに会ったので、「シラスがよー採れてるみたいやし、今年は安くなりそうやなー」と話を振ったら、バイヤーさんは「えー、(仕入れ先は)そんなこと言ってませんよ。12月の話では、まだ値上がりする言ってますよ」ということでした。
11月と12月に続き、年明けもはシラスが大獲れ。すでに、13トン以上のシラスが池入れされたという情報です。
年末年始の大雪で、ちょっとは厳しいかもしれないと思っていたのですが、あまり影響はないようですね。
この状況では、今年はシラス豊漁年と見て良いと思いますし、今年の夏は国産鰻は豊富に出回りそうです。
問題は中国物ですが、薬の問題が本当に解決するのかどうか???
これについては、中国は本気で対応してくると、私は思っています。
したがって、遅かれ早かれ、中国からの輸入加工品は潤沢に出まわるでしょう。
そうなると、今年の夏は輸入・国産とも鰻は豊富。消費者としては、美味しい鰻が安く食べられる良い年になるような気がします。嬉しいですねえ。
まあ、これはあくまで「楽観論」に過ぎないので、中国鰻の薬の問題が解決しなければ、高値の花状態が続く可能性があります。
いちばん怖いのは、現地できっちり点検せず、いい加減なものを輸入する業者が現れないかという点です。
どこかがこれをやり、国内で摘発されたら、中国鰻の輸入全面停止状況が生まれるかもしれません。
そうなるともうお手上げ、今年の夏はトータルで品不足状況に陥る可能性もあります。
産地の友人が、こんなことを言ってました。「鰻の予想が当たったら、億万長者になれますよ。」
それでも、バイヤーさんとしては、夏までの状況を予測して、買い付けを進めなければならないのです。
今年は難しい判断を強いられますね。


  
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