先日、養殖場で生きたうなぎを買ってきてさばいてたところ、おなかの中から5mm〜1cm程のうねうねと動く黒い物体が出てきました。 なんだこれ!?と思いながら包丁の先でつつくと、あっけなく潰れてしまって動かなくなってしまいました。 その日は6匹さばいたのですが、うち3匹の中から同じやつがいました。 動いてたので、たぶん寄生虫だとは思うのですが、名前とか危険な生物なのかとかがわかりません。 どなたか、ご存知の方がいらっしゃればどうか教えてください。 |
書き込み日 2005年8月1日 |
ウナギの浮き袋に寄生する、Anguillicola(アンギリコラ)という線虫と思われます。 最近、あまり見かけないと思っていたのですが、よく見つけましたね。 中間宿主がいわゆるケンミジンコの仲間で、それを食べたウナギに寄生することがあります。 その昔は、ヨーロッパウナギを日本に導入した際に爆発的な被害を出したと聞きます。 もちろん、人間にはなんの影響もありませんのでご安心下さい。 |
ありがとうございます。すっきりしました。 浮き袋の中にいたんですね。私も毎年何匹ものうなぎを開いてますが、今年のうなぎで初めて見ました。 うなぎには寄生虫がつかないと勝手に思い込んでいたので、結構ショックでした。 でも、なぜ今年は多いのですかね。 |
養殖鰻ですから、同じ池の鰻には寄生する確率が高いでしょうね。 これはあくまでも推論ですが、養殖期間が長い方がリスクが大きくなると思います。 すなわち、新仔と呼ばれる昨年の12月以降にシラスウナギを導入したものならば、寄生率が低いのではないでしょうか。 |
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