「いらご研究所」の「うなぎ雑学」の「鰻談放談-3 (日本水域にいるヨーロッパウナギについて)」を読んでみてください。 なかなか興味深い、かつ気になる内容が書かれています。 「いらご研究所」 http://www.irago.co.jp/ 鰻談放談-3 (日本水域にいるヨーロッパウナギについて)」 http://www.irago.co.jp/documents/mandan3.htm |
書き込み日 2002年10月5日 |
皆でなにができるか?考える時だと思います。 シラスの減少は河川の汚染や乱獲によるものだけではないのです。 ちょっととっつきにくいかもしれないので、「いらご研」から送られたメールの一部を見てください。 >いままでの研究では、(日本の)ニホンウナギとヨーロッパウナギは生息場所が同じです。ですから、エサも同じものを奪い合いながら生活していることになります。ニホンウナギ側から見ると(もちろんヨーロッパウナギ側から見ても)、生活しにくいことになるのです。 このようにして、日本の水域でありながら、ニホンウナギの生活がおびやかされていることになるのです。つまり、エサを分け合うということは、一方から見ると、その種類の成長に影響が出るということになります。 それにより、産卵回遊に出発できる親ウナギの数量が減少するわけです。その結果、ニホンウナギの子供も減少することになります。 このままでは鰻談放談-4で紹介されている池田湖のおおうなぎのように、いなくなってしまうのでは? |
フランス種を放流しているところもあるらしいですね。 こういう話を聞くと、いったい何を考えてるんだろと思いますね。 フランス種が日本で繁殖するのかどうか、興味があります。 |
産卵をしての繁殖はしないみたいですよ。(確認されていない程度の回答) ただ放流されたやつの生存が問題なんですが、 簡単に話すと、産卵に行くうなぎのうちの、50%がフランス種ならば、50%が帰って来ませんので、シラスの漁獲は50%になります。 |
養殖では、アンギラはジャポニカより冷たい水でないといけないと言われており、実際、中国では海岸縁ではなく山奥のほうで養殖されているようです。(実際に行ったわけではない、伝聞です。) しかし、日本では同じ所に棲息するというのが、ちょっと疑問。 |
確かに養殖ではそうなんですが、 流水を好む魚で沼や池でなく日本の河川に逆に合っているとすれば怖いですよね。 天然うなぎで知られている河川にはほとんど生息しています。 |
産卵をしての繁殖がないならば、各県の内水面漁協の行っている放流さえなくなれば、また日本の河川には日本種しかいない状態に戻る事は可能だと私は思います。 |
私もそう思うのです。ですから、繁殖するのかどうか、こだわってたのですよ。 |
この問題については、下記も参照してください。(fishmlの関連メールをまとめています。) 「うなぎの放流について」 http://www.ne.jp/asahi/to/fishroom/fishml/unagihouryu.htm |
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