いいだこ
飯蛸って、姿も可愛いですけど、真蛸や水蛸と違って内臓まで食べますから、独特のダシが出て本当に美味しいですよね。
 ですから、大好物で、如何に美味しく食べるか、特に、より柔らかく煮上げる事に専心しているのですが
  ‥‥どうですかねぇ‥‥
 飯蛸を柔らかく美味しく食べる術を御存知の方、御知恵をお寄せ下さい。
書き込み日 2003年12月13日
お茶を使うと柔らかく煮ることができるといいますね。
びわこオオナマズさん、有り難うございます。
 今度、試してみようと思います。
 さて、飯蛸の話題で思い出したのですが、以前、近所のスーパーで茹でた飯蛸を買って来ました。夜だったのですが、家に着き、台所で灯をつける迄の一瞬の暗闇の中で飯蛸の吸盤が青緑色に光っているではありませんか。頭の部分等は発光しておらず、吸盤の部分がポツポツと光っている感じでした。
 どう云う訳でしょうね‥‥?
 ヒョウモンダコであるまいし‥‥?
その件はわかりません。
私がやってる「fishml」というメーリングリストに投稿してみます。
何か、反応があるかもしれません。
反応があれば、こちらに書き込みます。
年末やし・・・・反応があるかどうか、ちょっと不安ですけど。
fishmlに投稿しましたら、下記のような回答がありました。

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「光るタコ」の件,以前別件で調べ物をしていた時に見かけたような気がして,探してみました。
長井敏,森俊郎,「暗所におけるゆでダコの発光現象について」
兵庫県水産試験場研究報告34号,1998年,p49-54
消費者からのクレームで業者が回収したゆでダコを兵庫水試が精査したところ,発光細菌の繁殖が確認された,という内容です。
光っているところのカラー写真も掲載されています。
検出されたPhotobacterium属の細菌は,比較的低温でも繁殖するようですが,試料として持ち込まれていたゆでダコは既に腐敗臭がしていた,とのこと。
イイダコが光っていたのも,発光細菌のせいかもしれません。
ちなみに,これは立ち読みなのですが,子供向けの科学本「見えない光を見る」(ガリレオ工房編,大月書店刊)の中で,ヤリイカが発光細菌によって光っている写真が掲載されていました。
確か,室温で長時間露光して撮影した写真だったと思います。(したがって鮮度については・・・。)
表紙だけなら,大月書店のサイトで閲覧可能でした。
 http://www.otsukishoten.co.jp/search/BookImage/L40432.jpg
 この、「吸盤が青緑に発光する茹でた飯蛸」は、昨年の6月に近所のスーパーで購入したのですが、既に、賞味期限が間近に迫り、値引きシールが付けられた物でしたから、仰るように発光細菌が増殖していたんでしょうね。
 飯蛸の場合、先ず生で店頭に並べれれ、売れ残ったものが、今度は、茹でられて販売される事も多いでしょうから、発光細菌にとっては増殖するチャンスが随分長く続いていたんじゃないですか。
 そして茹でる際、蛸の吸盤のような穴の中にヌメリが詰っていると、その奥まで熱を伝えるのは、実際 難しそうですからね。丁度、料理を水溶き片栗粉でアンカケにして冷め難くしたり、ドロドロしたゲル状の物質を保冷剤に使ったりする際に起っている事態と、同じ様になっていたのかも知れませんね‥‥。
 でも、まぁ、この時は、あまり気にもせず、そのまま食べてしまったのですが、幸い、記憶に残る程の健康上の問題はありませんでした。

   * * * * * * 

 さて、ところでこの『飯蛸』の書込みの冒頭のところで、不覚にも「‥‥飯蛸って‥‥内臓まで食べますから‥‥」と書いてしまったのですが、実はそうしているのは私だけで、世間の他の殆どの人達は、下処理で内臓を取っているらしい事をつい最近知りました。
内臓の詰った頭(胴体)こそ美味い、と信じていましたし、同類の烏賊の肝臓を半解凍状態にし、そのまま生で食べたりするのも、お気に入りでしたから、内臓まで食べられる飯蛸は素晴しいと思っていたのですが‥
 魚や蛸と、より深い付き合いのある、琵琶湖オオナマズさんや、他の皆さん如何でしょうか‥‥?
僕は、イイダコはあまり食べないので・・・・・

するめいかはよく食べますし、肝臓も食べます。
寄生虫がいるのは承知の上でです。(^^;)
最近、こんなん作りました。
 http://www.geocities.co.jp/Foodpia/4316/pastaroom.htm
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 下の方に「いかごろマカロニ」の写真があります。



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