タイノエ

瀬戸内海の鯛の口の中の虫知っています?昔は見たことなかったんだけどここ数年は20cm以上ぐらいの鯛ほとんどの口の中に、白いえび状の寄生虫が(1cmから3cmの大きさ)2〜3匹張り付いています
口の中が狭くなってかわいそうな位な鯛が多いです。
これは瀬戸内海の水温の上昇が原因なんでしょうか?魚屋さんは気になってませんか?
書き込み日 2002年3月20日
あれね、えび状というより「ふなむし」みたいな奴でしょ?
他には「さより」「めっきアジ」等にも同じのが居りますよ。
確か「サヨリヤドリムシ」とかいう名前だったと思います。
昔から目にしますよ。水温の上昇というよりも季節によって漁獲される場所が沿岸よりだったり沖合いだったりしますよね、そのことの方が影響するんだと思いますよ。大きいのは卵を抱えたのもおりますよ。
ありがとうございました。サヨリヤドリムシから検索して名前は
タイノエ(鯛ノ餌,学名はRhexanella verrucosa) であることがわかりました。
私のとこは父親が、鯛の一本釣りをしているので、昔と比べこれの寄生率が異常に増えているのがとても気になったんです。
子供が見つけて、これは寄生虫だろうって説明してからは、鯛にこれがあると食べなくなって困りました。今は口の中の虫を全部取ってから調理してまた食べてくれるようになりました。
昔からいますし、特に珍しい寄生虫ではないでしょ。
おそらく「タイノエ」でしょうね。等脚類の一種で魚体が小さいと摂餌するのが困難になって衰弱することがあるらしいです。
タイが小さい段階で寄生されると顔が変形するようです。
口と鼻が短くなって養殖タイかと思うような顔つきになります。
こちらではあまり増えているという気はしませんが・・・



2002年4月2日更新 メールはこちらへ
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