このページは、業界でウワサの「お魚情報館」の兄弟ページです。(^_^;)
「今年の夏はどうなるのかな??」 ウナギのリンク集 今日は、暑い一日でした。こんな日が続くなら、鰻は売れるなーーと思います。ところが、この週末から台風の襲来のようで、下関でfishmlのオフ会を予定していたのですが、予想天気図を見ると九州直撃、こりゃいかんと急遽中止としました。土日に台風が来ると、小売りは厳しいですね。月曜日に天気が良くなっても、土日の落ち込みは絶対と言って良いほど「回復は無理」ですから。とにかく鰻は「天気が一番」、少しぐらい高くても、暑い夏なら鰻は売れます。 先日の土日のところから、新子の出荷が始まっています。知り合いの業者さんは、「まだ、細いですわ」と言ってました。新子は歩留まりが悪いし、加工場が嫌うらしいですね。
国内の加工場が、どんどんと新設されているようです。当然、それに伴って加工量が増えています。聞くところによると、四国の某冷蔵庫には、国産の蒲焼き製品が山ほど積まれているということです。
養殖新聞には、新加工場ができるたびに景気のいい話が書いてあるのですが、このデフレ不況のもと、末端では売れてないのですよ。売れてないけど製造能力は上がる。中国産は売れないから、国産に集中する。だから、国内加工が増えてもなんとかなる。まあ、トータル的には、そんな考え方もあるのかもしれませんが、そううまくはいかないのではないでしょうか。
何10トンというクレーム返品の話や、認証シール付きの鰻が無認可の薬を使っていたのが判明するとか・・・・・・今年も、いい話を聞きません。毎年の事ながら、残念なことです。
国内のシラス池入れは、果たして何トンだったのでしょう。ある人は、「40トンほど入ってますよ。そのうち暴落しますから」と、耳打ちしてくれました。40トンと言えば、数年前の現役バイヤー時代、質の悪い鰻が多くクレームの大発生で苦しめられた時を思い出します。今年も、あんなことが起こるのでしょうか。
40トンという情報が正しいのかガセなのかは、私には判断できませんが、「余分はクロコで輸出する」ことになったのですから、余ってることは確かですね。 つづく (2003年5月29日記)市場に、某量販店むけに某加工場が製造した蒲焼きが、安めで出まわっているらしい。なんでも、ヒネの鰻を使ったために、焼き上がりが綺麗に行かなかったので、00トン返品されたという。(ほんとは実数を聞いた。)
市場に出まわってる価格は「にまるですわ。それでも、中国の2倍でっさかいね。そうそうは売れまへんで。皮が巻いてるから、見かけがわるいさかいに。」と、鰻やサンは言っていた。「どこがやってんね」と聞いたら、「○○ですわ」実名が帰ってきた。これはもう、まちがいのない話だ。
私が聞いたのはそこまで。もちろん、「加工場」も「量販店」も実名で聞いたのだが、ちょっとここには書けない。
鰻の世界では、こういう話をよく聞く。私などは、量販店のバイヤーは、どんな商談をしてるんやろかと疑問である。
今回の返品については、伝聞だけで中身は全く知らないので、無責任なことしか書けないのが残念。でも、ちょっと、一般論だけを書いておく。
まあ、契約はこうだから、「製品が契約条項を満たしてない」のだから、返品やむなしとなるのかもしれないのだけど、そういう結果が出たことも含めて、バイヤーの責任はあるんではないかと思うのだ。この時期のこうい鰻を使って、こういうふうに焼いてくれと言うような契約になると思うのだけど、結果として、望んだものにならないというのは、往々にしてあることで、これは、そういう契約を結んだ双方に責任があるんではないかと、私は思う。(まあ、契約内容にもよるんだけどね。) つづく (2003年6月1日)ある方から、「40トンは入ってないでしょう。どういうわけか、九州の出方が少ないですね。」と言われました。大隅には、早い時期に相当入っているようですし、「三河が出ているのだから九州が出ないのはおかしい」という事のようです。いずれにせよ、ウナギの話は、情報ばっかり一人歩きしますので、真実を見分けるのがやっかいです。
「養殖新聞には、派手に「クロコを台湾に輸出」と書いてましたが、あれはほんとはそういうことじゃないんです。例年なら、シラスが密輸されてたんですが、規制が厳しくなって密輸できなくなった。その分をクロコで輸出してるだけなんですよ。」 なるほど、そーいう事か。ほんまにウナギの世界は、百鬼夜行だわ!!!(^_^;) (2003年6月6日)別の情報です。最初にお断りしたいことですが、情報は発信者の意図がどこにあろうとも、一度発信されたら、発信者の意図とは無関係に「一人歩き」していきます。特に、インターネット時代になって、そのことが顕著になりました。怖いところですね。・・・・・・・・ということで、今から書く情報も、一人歩きしてきたものでしょうし、どこまで真実かはわかりません。そのことを承知していただいた方だけ、読んでください。
上の方に書いてある某量販店から返品された鰻蒲焼、どうも、産地側は粗悪品と知っていながら、正規品に混ぜて出荷したようですね。これはまずいですよ。相手を甘く見すぎです。今まで、直接取引をしたことが無いのかもしれませんね。そういう事なら、某量販店バイヤーも怒るでしょうね。でも、そういうメーカーで作らせた事自体に、バイヤーの責任が問われると、やっぱり私は思います。
こういう情報が、現場を離れた私にまで入ってくると言うことは、このこと自体が、もう全国区になってるということだと思います。これはまずいですね。産地の評判を落としますよ。産地メーカーは、自社の利益追求だけでなく、産地全体のことを常に視野に入れて、活動をすることが必要だと思います。 (2003年6月7日)上の方にちょっとだけ書いてますが、中国産蒲焼きの認証制度。あれもうまくいってないようです。なんか、新しい薬が検出されて、全量、積み戻しか廃棄処分したとか聞きました。中国とのビジネスは難しい。(2003年6月7日) 今回は、ガセネタ?垂れ流し(^_^;)の、うなぎ情報でした。ごめんなさい。