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雛祭りが過ぎた。さあ、これからだ。      ウナギのリンク集
と、いきたいのですが・・・・・・・まだまだ、だめですね。株価は、最悪の状態になってるし。
なんせ、国民的不人気の森首相が居座っていますから、景気が良くなるわけがないですよ。
フランスから進出してきたカルフール、あそこでは、1尾280円のウナギを売ってます。
ウナギって、やすもんの総菜だったのですかねーーー。????? あんなに安く売ってちゃー、景気は回復しませんよ。
ちょっとひっかかることがありましたので、書いておきます。
いつだったかの日本養殖新聞に、活鰻の料理やさんの座談会が掲載されていました。
それを読んでビックリしたのですが、お客さんが減った理由として「企業の交際費が減った」「お役人の接待が厳しくなった」などが上げられていたのです。
そして、これらのこと、特に「お役人の接待」の禁止基準をゆるめて欲しいとかいう要望が出ていました。
なんと世間知らずな・・・・・、あーーあ、こりゃダメだわ。・・・と、思いましたね。
こういう姿勢では、活鰻の料理やさんはつぶれてあたりまえだと、私などは思いますね。
市場では、10kg30尾入りで、1万円以下という超安値の中国蒲焼きが売られています。
国内産蒲焼き(冷凍品)と比べると、半値以下です。どうなるんでしょうね。
そうそう、社会的に指弾された「四万十」表示の中国産蒲焼き、いまだに市場では売られていますね。
そういえば、1月に明石の「魚の棚」に行ったときも売ってました。なんと、1280円、こりゃ暴利をむさぼってますよ。(^_^;)
国内の養殖場が、ほとんど満杯で、もうシラスが採れたとしても入れる余裕が無いという状況ですから、2月末の「闇の大潮」も、ほとんど話題にのぼらないままでしたね。しかし、けっこう採れたみたいです。何でも、浜値が5万円になったとか。
数年前のウワサの浜値120万円とはえらい変わり様ですよ。これは、もろに「鰻業界の危機」をあらわしていると思いますね。
日本養殖新聞によると、現在の池入れ量は、「日本 20トン」「中国 60トン」「台湾 18トン」「韓国 8トン」という予想です。
これだけあれば、「土用の丑」に品切れ・品薄になることは、まず考えられないですね。
それより、怖いのは、暴落です。中国の大型が暴落していますから、これに引きずられて他のものも・・・・というのは、この間の定式です。まして、シラスがそこそこ入ってますから、品薄の可能性は全くない。中国加工品の荷あまり感は強いです。
4月1日より、ウナギ加工品は、原産国の表示をしなくてはいけなくなりました。
このこと事態は、消費者にとっていいことですから、私としても支持したいと思います。
しかし、実際の運用面では、難しいことがいっぱいあります。ちょっと困ってます。

  
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