- 昔は、シラスウナギの光に集まる性質を利用して、カーバイトランプにシラスウナギを寄せていたので闇夜がよかったようです。
- 今では、待ち網という小型の定置網を使うのであまり関係ないようですが、潮の上げ下げでシラスウナギの動きが変わるようなので、やはり闇の大潮前後がよいようです。
- シラスウナギの採捕には手網と上記の待ち網があります。(ホントは他にもありますが、少数なので省略)
手網は現在、車のバッテリーを使い電気の光に寄せて1〜数尾眼で確認しながら採捕します。待ち網は地引き網を小さくしたような形で、河口に、口を海側に向け、袖を張り固定します。
- すなわち、シラスウナギは上げ潮に乗り、川を目指すわけです。この時潮の動きが大きいほどシラスウナギにとっては遡上するのが楽なのではないでしょうか。
- 事実、大潮になるまで砂の中に潜っているようで、大潮になる前に雨が降り、風が吹いた方が動きがよいそうです。
- 月夜より闇のほうがよいのは、おそらく他の魚に補食されにくいのではないでしょうか。しかし、それが電気の明かりに寄ってくるというのもおかしな話ではありますが.............。
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