この間、興味を持っていました台湾シラスですが、豊漁とはいえないものの、そこそこ順調に取れているという話です。
その台湾産シラス、ある筋から（それも２カ所）日本に入ったという情報がありました。
なんでも、台湾で取れたシラスが、香港経由で、中国と韓国と日本に入ったという話です。
日本へは、成田空港経由で入った模様で、関東方面に流れたと言われていますが、その後、どこに行ったかはわかりません
。
一説には、浜名湖に入ったという話もあるのですが、三河説もあり、不鮮明です。
１１月中旬の時点では、まだ養殖場には、入っていないのだろうと思われます。（推測）
三河とか、大隅とかでは、たぶん、そうしたウワサが乱れ飛んでるのではないかと思われます。
（内緒で教えてね。(^_^;)
京都市場でも、それが話題になっていて、「養殖屋は、１５万以下でないと池入れしないだろう。」という、非常にシビアな観測をしています。
今回の台湾シラス、kg３０万（約５０００尾）ぐらいの提示らしいですが・・・・・・・現在のウナギ加工品の在庫量、中国活鰻の在池量を考えると、私は高いと思います。
１２月、日本でもシラス漁が始まりますが、ここの漁模様を見てからのほうがいいように思います。
今年は、イワシの不漁、サンマ、サゴシ、ツバス、カツオの豊漁など、例年と違った状況が出ています。
海の状況が違うようですので、それを考えると、ウナギのシラスの漁模様も、もう少し状況を見極めた方がいいように思います。
先にも書きましたが、中国加工品、中国の活鰻在池量とも、非常に多いという話です。
その上、末端需要が回復する見込みはありませんから、当面、ウナギの需給バランスが崩れるとは考えられません。
（余ると言うほうに崩れても、不足するとは考えられない。）
したがって、養殖やさんも、あせって池入れされない方がいいのでは無いかというのが、末端の素人の観測です。
２０００年１１月１６日
新しい情報では、１１月２０日前後に、シラスを池入れした養殖場があるという話が出ています。
これが、先述の台湾シラスかもしれませんね。 ２０００年１１月２１日 |
