天然うなぎ試食会

原体700g程度の大きな天然うなぎを塩焼きにしてある。
左上部が「くろ」と言われるもので、一般的に固いのが多い。
ただし、この鰻は固くなかった。関西風が好みの私にとっては、丁度良いぐらいであった。

右下が「青手」と呼ばれる評価の高い鰻。美味しいのは美味しいのだが。私にとっては、ちょっと柔らかすぎるかなという感じ。

かなり脂が乗っていたが、こってりしすぎというほどでもない。
以前に食べたアンギラ種50尾サイズの白焼きのほうが、きつい脂だった。
これは、原体120g程度の小さな天然うなぎを蒲焼きにしてあるのだが、脂がほとんどなくて、美味しく無かった。
これは、蒲焼きに向かないなあと思った。

天然鰻の流通は、大小混みらしい。
だから、どう商品化するのかという点も、職人さんの経営感覚として重要なところだ。


  
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