鰻・98年12月・朝日新聞の記事
東京都内で売られている鰻蒲焼の7割近くが外国産 |
東京都内のスーパーなど、専門店以外で売られているウナギの蒲焼きのうち、ジャポニカ種は34%、残りは外国種だった。 10月、都内のスーパーなど約60店舗で販売された蒲焼きウナギ100匹を、愛知県豊橋市のウナギ加工会社「あつみ」(久保田裕明社長)と静岡理工科大学の研究室が共同で、DNA鑑定をした結果、わかった。 ジャポニカ種のシラスウナギ価格は、外国産の5〜10倍もする。 このDNA鑑定法は、シラスウナギがジャポニカ種であるかの判定にも使えるため、「あつみ」の久保田社長は「不当な外国種混入を防ぐ抑止効果が期待できる。申込みがあればいつでも調べたい。」と話している。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1998年12月8日の朝日新聞夕刊の記事より転載しました。 しかし、ほんとに、「本籍:ヨーロッパ」「育ちは中国」「加工も中国」というウナギが多くなりました。 中国産のウナギは、その焼き方に独特のものがあるのでしょうか、私から見ると「本来のウナギのうまみ」をスポイルしているように思います。 しかし、このウナギばかり食べている人の中には、これに慣れてしまって、「炭焼きウナギの香ばしさ、味の濃厚さ」に違和感を持つ人も出てくるのでしょうね。私は、それが心配です。 (昔、毎日曜日、店頭で「炭焼きウナギ」を1日300尾焼いていた経験者のたわごとでした(^_^;) |