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やっぱり採れない・・・          ウナギのリンク集
2月も、採れなかったですねえ。
一説に は「国内15トン程度」「台湾3−4トン」「中国10−13トン」とかいうの もあります。まったく昨年とは様変わりしています。

それでも、活鰻相場は、低空飛行です。お店では、安いので、鰻はよく売れてますよ。

なんか、いろいろと、ややこしい話があるようです。

数週間前に、「四万十川のウナギ」とかいうのが、チョー安値で出回りまし た。
なんでも、大阪が出所だとか・・・・・このへんは未確定情報です。
値段は、通常相場の半分くらい。特大(10kg40尾サイズ)が、なんと13000円を切ったらしい。つまり、1尾300円ちょっと。
焼き上がりで250gだから、もとの大きさは370-380g。 業界でいうところの、2.5p程度の大きなウナギ。

なんでこんなのが出てくるのか、この業界は不可解です。
ほんとに「四万十川」のウナギかどうか? 冷凍の製品にするほど、四万十川にウナギがいるのか? 胡散臭いですねえ。

だいぶ前に話題になった「蒲蒸しウナギ」。
ほとんど焼かずに、蒸すことで火を通しており、ほんとの蒲焼きとは全く違った 味のウナギです。
「まるしゅう」というメーカーの製品が「蒲蒸しウナギ」だというのは、京都市場ではみんな知ってます。

小売商の皆さん、安値に釣られて仕入れるのはやめましょうね。
消費者の皆さん、安値に釣られて買うのは止しましょうね。

小売りとしては、やっぱりお客さんが「美味しい」と言ってくれるウナギを売りたいですよね。

消費者としては、お金を出して買うんだから、美味しいものを買いたいですよね。
                                                       2000年2月27日


  
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