あまぎ
投稿された 会員さん |
投稿日 | 投稿内容 |
魚河岸小僧 ゲンゲン |
2002.04.24 | 昨日、当HPの“ゲンゲンチャット”に遊びに来てくれた四国の女性と話してたら“あまぎ”と言う魚を夕飯で食べたといってました。 白身の魚ですごく一般的なようなのですが、私にはわからずに“ゲンゲンボード”の仲間もわからないのです。 このままではどうもすっきりしないので四国のかた、教えてください。 検索しても伊豆の天城と福岡の甘木しかでてこない…… |
ぼうずコンニャク | 2002.04.24 | 四国生まれですが聞いたことがありませんでした。 ところが荷受けにときに入荷する「ダイミョウサギ」「クロサギ」の発泡箱に『あまみ』と書かれています。 そして原色魚類大図鑑にも地方名で『あまみ』があります。 この魚、鮮度さえよければ刺身でもいけます。 もちろん塩焼きは独特の(ややスズキが持つような)風味があってうまいんです。 |
琵琶湖オオナマズ | 2002.04.24 | 四国の八幡浜では、標準和名イボダイのことを、アマギといいます。 京都ではウオゼ。西日本全域では、シズで通用するようです。 ウボゼと呼ぶところもあります。 下記は、私が調べた「魚の方言」です。(最近、更新していません。) http://www.ne.jp/asahi/to/fishroom/hougen.htm |
魚河岸小僧 ゲンゲン |
2002.04.24 | 了解しました。 「魚の方言」素晴らしいです。是非とも更新してほしい。 |
神奈金 | 2002.04.24 | 「あまぎ」の件、私この前四国へ旅行したのですが、八幡浜のスーパー富士を覗いたとき四国の魚の名前に驚きました。 あまぎは築地で言うえぼだいです。 後、「やず」→わらさ、「まいか」→甲いか、「松イカ」→するめいか、ぼらの稚魚かな「ぼらめ」、etc (他にもメモしといたんですがちょっと見当たらないもので)。 知識としては多少は知っていたつもりでしたが、ああも名前が違うと改めてJAS法ですか、魚の名前の表示を統一する事なんてできないなと思いました。 それで九州へ渡って、「ひらす」がこれも「わらさ」のことらしいのですがそういう呼び方で、シルバーのことを「沖ひらす」というのはここから取ってきたのだなと思い当たりました。 私も築地で働いていますので縁がありましたら宜しく。 |
香川のおみつ | 2002.04.24 | 「あまぎ」 投稿するのが怖いのですが、黙っていられなくて。 まず、標準和名イボダイのことは、東香川では、「ぼうぜ」です。時期は秋です。 だから、ゲンゲンチャットさんとこで最近食べられたという話でしたら、イボダイ、エボダイ、ボウゼとは違うと思います。 私は四国ですが、「あまぎ」とは言いませんが聞いたことはあります。 それは、海鮒(←あて字です)のことだったです。 「うみふな」。タナゴに似ていますが、タナゴじゃなく、鮒の仲間という感じです。 海岸寄りの磯とか、河口で、刺し網で獲るみたいです。 私が食べるのは家のものが釣ってきたうみふなです。 >白身の魚ですごく一般的なようなのですが 白身なのですが、ただ、一般的かどうか、自信ありません。 「ぼうぜ」だったら、秋、大量に底引き網が獲りますから一般的ですが、私の言う「うみふな」はめばるとか、べらとか、釣りの対象になる磯魚ですから、大量には獲れないと思います。 コンニャクさんの「ダイミョウサギ」「クロサギ」と同じだと思うのですけど、 >ときに入荷する「ダイミョウサギ」「クロサギ」の発泡箱 というような、発泡箱に入れて、遠く、都会の市場まで出荷するほど、まとまって獲れないとも思い自信がなくなってしまいました。 それに加えて、ボウゼは秋!と思いこんでいるのも、私だけかなと、(越冬した2年生とか、冷凍もありますから)ますます、自信なくすのですが、思いきって、送信! |
神奈金 | 2002.04.24 | そうなのですか。 ただ、別に私自分の書いた事が絶対正しいという気も無いんです。 おかげで東香川で「ぼうぜ」の名前が使われている事もわかりました。 「ぼうぜ」という地方名は以前から聞いてはいたのですが。 一応メールを送る前に図鑑で「あまぎ」は調べては見たのですが、確かにぼうずコンニャクさんのいうとうり(HP時々覗かしていただいております)なのですが、う〜ん。一応私も魚屋のはしくれ、えぼだいを見間違えてたのかな〜。 誰か助けてください。 |
琵琶湖オオナマズ | 2002.04.24 | 四国では、「アマギ」という名で呼ばれている魚は、何種類かあるようですね。 下記では、「ダイミョウサギ」「クロサギ」が「アマギ」となっています。 http://plaza19.mbn.or.jp/~Mitihome2001/tinu/sakana/amagi.htm なお、八幡浜での「アマギ」はイボダイですよ。 八幡浜には10回以上仕入れに行きましたし、向こうの仲買さんから何度も「アマギ」を仕入れてます。 したがって 香川の「アマギ」は「うみふな」 高知の「アマギ」は「ダイミョウサギ」or「クロサギ」 八幡浜の「アマギ」は「イボダイ」 ただし、「うみふな」と「ダイミョウサギ」or「クロサギ」は同じ魚かもしれない。 ですので、ゲンゲンさんとこで話題になったのが、どの「アマギ」なのか、特定しにくいですね。 ただ、「ダイミョウサギ」or「クロサギ」は小骨が多くて食べにくい魚らしく、釣り人はあまり持って帰らないようです。 「イボダイ」は白身で身離れもよく美味しいし、市場にも大量に出ますので、私は「イボダイ」で正解だろうと思いますが。色や形がわかれば特定できますね。 アマギで検索したら、ウルトラセブンと天城峠が多かった。(^_^;) |
ぼうずコンニャク | 2002.04.24 | 徳島でも「ぼうぜ」もしくは「うおぜ」と言います。 姿寿司が食べたいな〜。土佐のさかなやさん宅配しませんか?いや今度、自分で作るかな。 確かに徳島、香川では言わないとおもうのですが、琵琶湖おおなまずさんの言うように愛媛では呼ぶのでしょう。なぜなら魚の呼び名は「ひと浦違えば違う」と思うからです。 > ときに入荷する「ダイミョウサギ」「クロサギ」の発泡箱というような、発泡箱に入れて、遠く、 > 都会の市場まで出荷するほど、まとまって獲れないとも思い自信がなくなってしまいました。 そうなんですよね、本来たくさんとれる魚ではない。 むしろ波平さんにお尋ねしたいけれど投げ釣りの魚では? それがここ数年荷受けにも来ているよう。 これはゲンゲンさんや関根さんも秋から冬に場内を歩けば出会うと思います。 今回のイボダイを「あまぎ」呼ぶのは知りませんでした。我、総索引で使わせていただきます。 また香川のおみつさん、東香川は我、故郷徳島に近い。またいろいろ教えてください。 |
魚河岸小僧ゲンゲン | 2002.04.24 | いやぁ〜マグロに関してはチョットはうるさ型を自認してますが、オサカナは奥が深い…… 今晩またチャットにでてきたら彼女に確認しようと思ってますが、愛媛の方でしたし、話した感じすごく一般的なサカナを言っているようでしたから、「イボダイ」のことなんでしょうね。 香川のおみつさん、私なんかもいっぱしのサカナ屋ぶってますが所詮、専門バカで何もわかってないのです。また貴重な情報をお願いしますネ。 |
香川のおみつ | 2002.04.24 | 愛媛、八幡浜では、いぼだいがあまぎ、了解です。 そこで、新しい疑問ですが、いぼだいは今の時期でも獲れるのでしょうか。 ぼうぜの姿寿司は、秋祭り時期と思いこんでいます。 八幡浜は太平洋が近いから、瀬戸内とは違うようですね。 春の姿寿司は、小鯛か、鰆です。アジは年中です。 姿寿司といっても、お頭つきの開きじゃなく、3枚におろし、酢〆した身を皮つきで乗っける押し寿司です。 それに、彩り、香り付けに、スダチかゆずの千切り、スライスを乗っけるので、ぼうぜの酢〆、押し寿司はやっぱり秋です。 春のぼうぜの酢〆、押し寿司を作ってみたい。食べてみたいです。 |
神奈金 | 2002.04.24 | 八幡浜に行ったのは2月後半だったかな。けっこういい型のえぼだいでしたよ。250グラム位。 後どうなんでしょうか、築地ではえぼだいは結構通年までは行かないですが入荷はありますよ。 鮮魚はあんまり詳しくありませんが。 |