粘土の詰まったハマグリ(ばくだん)
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投稿日 | 投稿内容 |
そのくみ | 2002.10.30 | 昨日、スーパーでウナギの餌用に中国産ハマグリ半額品を買いました。 さっと熱湯に入れて、開きかけたところで取り出し、むりやりこじ開けて身を出してますが、その中の一つに中身がなくて粘土が詰まっているものがあったのです。 中身がないのに口が開かないままなのはどうしてでしょう? 死んだ貝は開かないというのは聞きますが、中身がなくて粘土なのです。 このところのニュースで中国の食品には疑惑の目で見てしまいますが、わざと粘土を詰めたものを混入して重さを誤魔化したのかと疑ってしまいます。 |
琵琶湖オオナマズ | 2002.10.30 |
業界で「バクダン」といわれるやつですね。 この問題、貝の専門家がたくさんおられますので、おまかせしたいと思います。 > このところのニュースで中国の食品には疑惑の目で見てしまいますが、わざと粘土を > 詰めたものを混入して重さを誤魔化したのかと疑ってしまいます。 中国で、意図的にそういうことをやったわけではないことは確実だと思います。 |
そのくみ | 2002.10.30 | バクダンとは物騒な・・・専門家の解説をお待ちしてます。 > 中国で、意図的にそういうことをやったわけではないことは確実だと思います。 自然にそういうのが混じってしまうと言うことですか。 |
沖縄のかに | 2002.11.01 | 私も半年くらい前に、同じ経験をしました。 私はアサリを加熱して、開かないのがある時、一応貝をこじ開けてみることにしているのですが、まったく同じように粘土(暗灰色)が詰まっていました。 意図的な物なのかどうかの判断は、やはり専門家におまかせしますが、私は死んだ貝が粘土に埋まり、身が腐ってできた隙に粘土が入り込みそのまま活きた貝に混ざっている物とばかり思っていました。 活きたアサリは泥よりも砂底に棲んでいますよね。 |
heita@沖縄 | 2002.11.01 | さて、貝の専門家ではないのですが、皆さんのメールを読んでいて思いだしたことがあるので書いてみました。 小学校の頃、魚が釣れないときは母へのお土産に近くの砂浜で貝掘りをして持って帰りました。 それをみそ汁にしてくれるのですが、結構ありましたよ、閉まったままの貝が。 最初の頃は一生懸命こじ開けていましたが、結果は、、、、みそ汁が泥水に早変わり! その後数回の経験を経て、加熱しても開かない貝は中身が泥であることを悟りました。 その間、両親は笑って見てましたヨ。 貝が閉まっているのは、生きている貝が一生懸命貝柱を緊縮しているからで、加熱しても死なない貝がいるならまだしも、「開かない貝は中身は泥」が正解ではないでしょうか? ちなみに、泥の貝を見分ける努力も積みましたが、それが不可能と悟ったのは数年後でした。 |
MAYS@名古屋 | 2002.11.01 | 見ても分からないと思いますが、一応判別することはできます。 片手に1個の貝を持ち、もう片方の手に数個貝を持ち、それにたたき合わせると、生きているのはカチカチという音、泥入りのは鈍い音がします。 どうでもいい話ですが、私の母はアサリを見ただけで鮮度が分かるそうです。 帰るたびに、アサリ見ただけで鮮度が分かるようになった?とか聞かれるのですが、さっぱり分かりません。食べれば分かりますけど。 どうにかしてそのレベルまでたどり着きたいものですが、教えてほしいといっても、「勘」とか言われるばかり。どなたか客観的に分かる鮮度の見方をご存知の方、教えてください。 |
そのくみ | 2002.11.01 | > 私はアサリを加熱して、開かないのがある時、一応貝をこじ開けてみることにしているのですが、 > まったく同じように粘土(暗灰色)が詰まっていました。 そうそう、粘土なんですよ。ギョッとしますよね。 > 私は死んだ貝が粘土に埋まり、身が腐ってできた隙に粘土が入り込み > そのまま活きた貝に混ざっている物とばかり思っていました。 殻が閉じたまま貝が腐って、それを食べる微生物がいて、出来た隙間に砂より細かい泥が詰まってしまった・・・ > それをみそ汁にしてくれるのですが、結構ありましたよ、閉まったままの貝が。 > 最初の頃は一生懸命こじ開けていましたが、結果は、、、、みそ汁が泥水に早変わり! > その後数回の経験を経て、加熱しても開かない貝は中身が泥であることを悟りました。 私は素直だから開けるなと言われれば開けずに出していたようです。 でも死んでいる貝だから中身は入っていると思ってました。 > 貝が閉まっているのは、生きている貝が一生懸命貝柱を緊縮しているからで、加熱しても死なない貝が> いるならまだしも、「開かない貝は中身は泥」が正解ではないでしょうか? う〜ん、貝柱もなく殻を閉じておける力が加わってないのに開かないのは不自然におもうのですがね〜? > ちなみに、泥の貝を見分ける努力も積みましたが、それが不可能と悟ったのは数年後でした。 プロは死んだ貝を音で聞き分けるそうですね。見分けるのは無理なんですよ、きっと。 |
森田 | 2002.11.01 | > 殻が閉じたまま貝が腐って、それを食べる微生物がいて、出来た隙間に砂より細かい > 泥が詰まってしまった・・・ 以前、ここでご紹介をいただいた「貝のパラダイス」東海大学出版だったかと思うのですが、その本を読んでみた所、「貝はヒトデか何かの捕食動物に、身だけ食べられる」というような記述を見たことがあります。だから殻だけ残ってしまうことは、微生物というよりも、捕食によるものではないのかな?という気がします。 > う〜ん、貝柱もなく殻を閉じておける力が加わってないのに開かないのは不自然におもうのですがね〜 私はスキューバダイビングをするので、よく海底の砂地いくのですが、海底には水圧、想像以上にありますよ〜。(10メートル毎に1気圧ずつ増えていきます) 仮に10メートルの砂地に殻だけで泥等が詰まった貝があったとして、2気圧(地上の倍ですね)の圧力がかかっているとしましょう。 2気圧もあれば、貝柱がなくても、殻を閉じておける力は充分加わっていると思います。 圧力が加わって、陸上に水揚げされた時に、気圧の変化でなんかの拍子で真空状態になっているようにも思えます。 だから意図的にドロを入れるようなことは絶対にないと思うんですがねぇ、、、、、、、 調理時に加熱したことによって、圧縮された空気が膨張して貝が開いて中のドロが出て来るんじゃないのかな?と思いました。 |
そのくみ | 2002.11.03 | > 海底には水圧、想像以上にありますよ〜。(10メートル毎に1気圧ずつ増えていきます) 物理は苦手でよくわかりませんが、深さ10mではかなりの水圧でしょうね。 ハマグリってそんな深い場所でとるんですか? 潮干狩りのイメージで考えていました。 アサリは種類によって深い場所に生息するものがあるそうですね。 > だから意図的にドロを入れるようなことは絶対にないと思うんですがねぇ、、、、、、、 > 調理時に加熱したことによって、圧縮された空気が膨張して貝が開いて中のドロが出て来るんじゃ > ないのかな?と思いました。 私もわざと・・・はないと思います。 昔はアサリなど口を開かないものが必ず混じっていたけど、最近はほとんど開かないものはないように思います。チェックして出荷しているのでしょうね。 |