イシナギ
投稿された 会員さん |
投稿日 | 投稿内容 |
あかまんぼ | 2002.03.29 | 今朝、見慣れぬ魚を発見。三重県伊勢市から送られてきました。送り状には「ます」と書かれていました。鮭鱒科の「ます」ではなくて、「はた」や「くえ」の類でいうところの「ます」です。 http://www.naxnet.or.jp/~fukui/isinagi.htm さっそく仕入れて帰って調べてみると、たぶん「オオクチイシナギ」ではないかと思われます。 この魚、ご存知の方いらっしゃれば是非ご教授ください。 すんごい脂ギトギトで美味そうな魚でした。 んでもって「食用珍魚大作戦 第(何回目やったか?)弾!」として、食べてみたい方、ご応募ください。 今回はちょっと仕入れが高くついたもんで、すみませんが、500円プラス運賃着払いでお願いします。(^^;) とりあえず指2本分くらいの厚さで切り身にします。 鮮度は抜群なので生で出荷しても3〜4日は大丈夫かと。 店でも売りだしますから売り切れご免でご理解ください。 また例によってDMください。 |
ぼうずコンニャク | 2002.03.29 | これは大口ではなくて小口、コクチイシナギでは、たべたいな〜と応募します。 よろしくお願いします。 |
波平 | 2002.03.29 | お見込みのとおりオオクチイシナギであります。 写真ではまだまだ小さい方ですよ。もっと大きいのがおります。 ちょうどこの季節に深場で釣れます。 わたし、以前、丹後の沖・浦島礁で釣ったことがあります。 大物でした。が、船べり近くまで引き揚げたとき、急にコツンと軽い当たりがあって、アリャリャ、と思って取り込んだら、エラから下のない頭ばかりのイシナギだった。 フカに胴体を食われてしまった。 仕入れられて後、どう売りさばかれたのでしょう? 買い求めたお客さんが中毒にかかっていなければよろしいが…、特にキモは要注意。 一見美味そうに見えるキモだけど、見た目ほどは美味くない。 食いすぎるとほぼ確実に中毒にかかります。 |
あかまんぼ@紀州の魚屋 | 2002.03.30 | ☆コクチイシナギってのが居るんですか? ぼくの図鑑には、載ってなかったもんで…>ぼうずコンニャクさん >買い求めたお客さんが中毒にかかっていなければよろしいが…、 ☆それは脂肪が多いと言うことで、毒を持ってるということじゃないですよね?>波平さん ☆「イシナギ作戦」に応募された方々、明日届くと思います。 お楽しみに〜〜 |
波平 | 2002.03.30 | 毒のことですけど、いわゆる精が付きすぎるのではないでしょうか。 「熊の胆」というのが昔ありましたけど、あれは実はイシナギの肝臓だったようですよ。 身やその他の内臓なども食べ過ぎないように気をつけた方がよいようですね。 シガテラ菌とかがあるようだし、食ったら皮膚が破れて血が出たなどの話があったような気がします。 資料がどこかにあったのだけど、今さがすのだけど出てこない。要は食べ過ぎないことでしょうね。 |
琵琶湖オオナマズ | 2002.03.30 | 肝臓に含まれるビタミンAが多く(50〜150万I.U./g)、中毒原因はこのビタミンAの過剰摂取によるものと考えられています。
中毒症状としては、摂取後30〜60分で激しい頭痛、嘔吐、発熱、顔面浮腫などがみられ、次いで2日頃から皮膚の落屑がみられます。 ちなみにイシナギの肝臓は、厚生労働省が食用禁止措置をとっています。 ということのようです。身は、少々食べても大丈夫でしょう。 |
ぼうずコンニャク | 2002.03.31 | > ☆コクチイシナギってのが居るんですか? > ぼくの図鑑には、載ってなかったもんで…>ぼうずコンニャクさん 『日本産魚類大図鑑』東海大学ではイシナギは2種に分類されていて、鰓蓋骨の形からはコクチイシナギではないでしょうか? オオクチよりも北方系だという解説なので和歌山、三重で漁獲されたなら珍しい。 もしくは僕の間違いかもしれません。 去年に築地に行ったときイシナギはまったく来ませんねと、魚貝卸の御主人にうるさく聞くと、もう20年も見てないよ! と言われました。 千葉の外房の魚屋でも「年に何回上がるかな」と探す僕に、悲しそうに話してくれました。 珍しい魚になってしまたのですね。 > ☆それは脂肪が多いと言うことで、毒を持ってるということじゃないですよね?>波平さん イシナギの中毒は確かにあるようですが、それは主に肝臓を食べてビタミンA過剰症による皮膚の剥離や嘔吐などの症状ですよね。肝臓を量を超えて食べなければ絶対大丈夫では? この種の魚は味には期待できそうですね。 |
髭野鯰 | 2002.03.31 | いしなぎを食したことによる中毒は、ビタミンAの過剰摂取によるものです。 症状等については、髪の毛が抜ける、皮膚が剥ける等があります。 戦前は、鱈以外に、この魚からも肝油をとっておりましたので、たいへん高価な魚でした。 したがって、肝はおたべにならないほうがよろしいようで。 しかし、ちょこっとなら食べたい気がしています。 なお、頭、おさ、腸、胃袋を生理的食塩水よりちょこっと濃い塩水でゆでこぼし、水で良く洗い、おさ、腸、胃袋は細かく切って、カボス醤油で召し上がってください。 うまいですよ。これは、豊後竹田の郷土料理、頭料理といいます。 なお、おさ、腸、胃袋等は解体して内容物等、ぬめり等をとる前処理が必要です。 |
わたなべ | 2002.04.01 | イシナギって,めったに取れない幻の超高級魚? http://www.asahimachi.com/kinkai/oibo.html 私の住む町の高いおすし屋さん(あまりに高くて,一度連れて行ってもらったことがあるだけ)でも,イシナギが入ることもあると得意げに話していました. kgあたりいくらぐらいで取引されている魚なのでしょうか? または,産地によって味が大きく変わる?のでしょうか. |
琵琶湖オオナマズ | 2002.04.01 | イシナギ、食べました。単純に「塩焼き」です。 脂がのって旨い。敢えて言うと、メロをもっと繊細にしたような味でした。 嫁さんと子供は、ちょっとクセがあると言って、少ししか食べませんでした。 大きな切り身だったので、半分に切って焼きました。 下記に、切り身の写真があります。一緒に写ってるのは携帯電話です。 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2654/turedure/isinagi.JPG |
月 | 2002.04.02 | 昨年、富山県富山市のとある百貨店の地下に、「おいぼ」とラベルされた妙なものを発見し、チャレンジしてみました。 不確かな記憶によると、35mm*120mm*20mmの小さな短冊型の煮こごりが1000円の値札を付けられ、特等席に陳列されていたので、はてなと思い、「これ何でしょう?」と訊ねると「おいぼです」と答えが返ってきました。 ラベルに表示されている以上の情報が欲しいのに、富山の店員さんはシャイだから・・・。(^^;) 更に質問を続けて、おいぼという名前の大きな魚で、1年にほんの少ししか捕れないが、大変な美味で、皮の部分だけを煮こごりにした物をお刺身状にカットして酢味噌でいただくのがgooとの説明を受けました。頭や身や内臓は見つけられず、その日は皮だけでした。 (私にとっては)珍しい食感の食べ物で、その後、数日間の内に三回ほどリピートしました。 幸か不幸か、相方(あいかた)の口には合わなかった模様で、一人で堪能しました。日本酒が美味い!。 |
富山県魚津@かず | 2002.04.02 | おいぼ(大魚)の話が出ているようなので、私の知っている限りの知識を^^; 富山市から新潟県境においては、いしなぎの事を「大魚(おいぼ)」と呼んでいます。 私の勤めている魚津地方卸売市場では、地物で45キロ程のものを見たことがあります。 それが3年まえぐらいかなぁ・・・最近見たのは8キロ程度のものです。 なかなか漁獲されない魚で、おいぼが漁獲される漁場周辺では一年に一度だけ、24時間限定で一本釣りの漁獲を許可しています。 富山では「幻の魚」なんです^^ 食べ方も様々です。 特に皮は美味しいらしく、市場に勤務している私でも食べたことが無いです^^ |
琵琶湖オオナマズ | 2002.04.02 | そういえば、塩焼きにした皮は美味しかったですよ。 |
隠岐のなかがみ | 2002.04.02 | 隠岐ではイシナギのことを「おいお」と言います。 10数年くらい前に6〜7月頃、一本釣りでけっこう揚がっていたようです。 「よくまぁ、一人でデッキまで引き揚げたもんだ」と言われるくらいの大きさのが、よく揚がっていたと聞きました。 一人でなく「欲」と二人だったらしいんですが・・・私は見たことも食べたこともありません。 |
髭野鯰 | 2002.04.04 | あかまんぼう様、イシナギごちそうさまでした。 私の場合、イシナギを三日間かけて食べております。(後、三切れ分くらいあります。) とどいた当日(月曜日)に刺身で食べました。脂はあるが、味がうすい。 白身の魚体の大きなものは、少しおいた方がよいと考え、パシャルルームでおねんねしてもらい、毎晩少しずつ食べてみたところ昨晩が一番味がありました。 ただし、肉はかなり柔くはなります。 刺身以外では、内臓との間の筋膜部分は塩焼きに致しました。 塩焼きの場合は、当日でもいいのでは。 刺身の場合、人によって好き嫌いがわかれるところだと思います。 |
ぼうずコンニャク | 2002.04.04 | あかまんぼうさんイシナギありがとうございます。 日曜日に届いてあれこれ試行錯誤しました。 料理は3品。ポワレ、しゃぶしゃぶ、たたき。 このなかで「たたき」は内海隆一郎の短編『うなぎのたたき』にヒントをえて作ってみました。これは絶品です。料理は「まな板記」より http://WWW.SYOKU-MY.COM/manaita/ |