生たこの身に刺さっている刺状のものは?
投稿された 会員さん |
投稿日 | 投稿内容 |
y.kawai | 2003.05.14 | 今回、生たこの事で教えて頂きたく、思い切って投稿しました。 私の店では、北海道産の生たこをお造りのネタとして毎日扱っているのですが、先日、身の中に黒い刺状のもの(髪の毛より少し太めのもの)が、多数見受けられました。 以前にも見たことはあるのですが、今回のように多いのは初めてです。 抜けるものは抜き、一部は捨てましたが、これは何でしょうか? 又、誤って食べてしまっても大丈夫でしょうか? |
琵琶湖オオナマズ | 2003.05.16 | 生蛸(みずだこですね。)の脚ですよね。 何年か前に、北海道のマルスイさんを通じて、ボイル蛸の脚を仕入れました。 その時に、河合さんがお書きのようなことが有りました。 ただし、違うのは、「黒い刺状のもの」ではなく、身の中に墨が入って黒くなったような状態でした。 ミズダコの脚には、こういうなんがけっこうあるみたいですね。 |
札幌のあいみ | 2003.05.16 | 棘状のものは、ウニの棘と考えられます。 黒いものの場合、ほとんどがウニだと聞きましたが たこは何でも食べちゃうので、結構いろんなものが脚に刺さったような状態で残ってしまうらしいです。 > 違うのは、「黒い刺状のもの」ではなく、身の中に墨が入って黒くなったような状態でした。 消化されなかったものや、不十分なものは脚に出てきちゃうらしいですね。 |
y.kawai | 2003.05.17 | ウニだったんですね。私は、ウニに直接触ったことはないのですが、確かにそんな感じだったような気がします。 > たこは何でも食べちゃうので、結構いろんなものが脚に刺さった > ような状態で残ってしまうらしいです。 いろいろな物が、海の生物の食べ物になることは解っているつもりですが、消化されない物は、外に排出されるんだと思っていました。 体中に残るとは、ちょっと驚きました。 |
I | 2003.05.19 | 保健所に勤務していて、中央卸売市場を所管しているため、いろいろな異物の鑑定依頼がくるのですが、過去に、ゆでだこや生のたこにウニの棘やニホンウロコムシの剛毛が刺さっていたという事例があります。 今回の毛のようなものは何センチぐらいのものでしょうか? 現物を確認しているわけではないので確かなことはいえませんが、数センチ程度の短いものであれば、ニホンウロコムシの剛毛ではないかと思います。 昨年2月ごろに荷受業者から同様の鑑定依頼があったのですが、大体1〜2センチくらいの長さで人間よりちょっと太い感じの直毛でした。ウニの棘の場合は、もう少し太くて、顕微鏡で見ると条線がありますので、今回はウニではなさそうですね。 以前、青森県の水産試験場に問い合わせたときに聴いた話ですが、タコやいかの仲間は光に反応して飛びつく習性があって、そのさいに海中にいるにニホンウロコムシの剛毛が刺さって、そのまま出荷される例が、まれにあるそうです。 |
y.kawai | 2003.05.19 | 一口に刺状のものと言っても、いろいろあるんですね。 > 今回の毛のようなものは何センチぐらいのものでしょうか? 仕事に追われていたので、詳しく観察してみなかったのですが、2センチぐらいはあったかなと思います。 こんなことなら捨てないで、後でじっくり触ってみればよかったとちょっと後悔しています。 ニホンウロコムシも調べてみましたら、「タコ加工品に混入する異物」として紹介されていました。 |