「賞味期限」について考える
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琵琶湖オオナマズ | 2007.01.20 | 不二家のことが、大問題になってます。 今日は、こんな報道もありました。 「ディズニーランド 賞味期限切れチーズ使用」 このチーズは、前日が賞味期限で、実際は食べても問題がない品質だったのです。 サンマやさんのブログに、こんなのがありました。 http://sanmaya.ikora.tv/e26462.html >当社灰干さんまの場合は、 >一応「製造日から冷蔵庫で一週間、冷凍すれば一ヶ月」と >していますが、10日経っても大丈夫ですが >美味しいのは、なるべく早く食べて欲しい。 >しかし、賞味期限が一週間と表示があるとその間は >美味いんだ!として置いとかれると当然??? >そしたら期限を3日とかにすると十分食べられるのに >処分してしまわれかねない。 >本当は、自分の目と鼻と舌で確認できれば一番良いのだが・・・ >賞味期限(消費期限)表示がゴミを増やす一因にもなっているという >記事を読んだことがある。 >確かに十分食べられるものでも、日が過ぎていると何か抵抗があって >食べずにほかしてしまう場合が多いのではないか。 これって、そのとおりで、ぼくなんかは納得です。 賞味期限を1日過ぎただけで、毒を食べさせているような報道をするマスコミにすっきりしていないのは私だけでしょうか。 大騒ぎしている納豆は、データねつ造だったし。 バカにするなよ。 |
さぼてん(いなかおばけ)@よこはま | 2007.01.20 | > 賞味期限を1日過ぎただけで、毒を食べさせているような報道をするマスコミに > すっきりしていないのは私だけでしょうか。 同感です。 最近の報道にあまり目を通していないのですが、明らかに細菌数や品質が劣化した原料を使用していて、それを食べて、病気や命を落とすことになるような事態なら、大問題だと思いますが、便乗して健康被害を訴える人もいるようで、そっちもみっともない。 マスコミにも、消費期限と品質保持期限の違いを理解してない人もいるのでは。 > 大騒ぎしている納豆は、データねつ造だったし。 本当の実験データって1000人だかそれ以上のサンプル数がないと信頼されないとかって、以前どこかの総合雑誌で読んで、それ以来、わたしはテレビの健康番組は全然信用してません。 |
さんまや | 2007.01.24 | 賞味期限のことで、ちょっと。 年末にお歳暮で頂いた紅茶に、発送元のH百貨店の包装紙に、あるHPアドレスが貼布してありました。 「商品の詳細がわかります」とあったので、ちょっと訪問。 内容にはがっかり、商品に貼っている内容表示より簡単な事しか書いていないではないか。 しかし、まあこんなもんかで終わろうと思ったが、賞味期限のところでストップ。 賞味期限 720日。約2年ですよね。 商品の外箱の内容表示には2009年10月とある。約3年です。 こりゃなんじゃ?と、早速、H百貨店へメールを。 そこは、さすがにH百貨店です。返事が来ました。 商品の表示は一般的にこの包装では3年となっている。 HPはメーカーが書き込むので調査中です。と また2回目の返事です。 結論としては、以後こういうことがない様気をつけますとの事。 良い事であっても、中途半端な、いい加減なことはあまりしない方がいいですよね。 |
火鉢@東京都調布市 | 2007.01.25 | >年末にお歳暮で頂いた紅茶に、発送元のH百貨店の >包装紙に、あるHPアドレスが貼布してありました。 >賞味期限 720日。約2年ですよね。 >商品の外箱の内容表示には2009年10月とある。約3年です。 うーん、邪推かもしれないけどWebのは意図的に減らしている気がします。 コンビニやスーパーの安いティーバッグだと自己消費用がほとんどで、回転も早いと思います。 でも贈答品が主の高級紅茶だとお歳暮シーズンで残ってしまうと、在庫のまま次の御中元シーズンまで残ってしまう可能性もありそうな。 へたすると次のお歳暮シーズンまで持ち越される可能性も… 賞味期限が1年以上残っていれば問題ない気がしますけど、Webで賞味期限を3年間と表記していて、目の前にある製品の賞味期限が2年後だったとすると、Webで表記されている賞味期限より1年も少ないっていうクレームがつく可能性があります。 そこまでいかなくても「なーんだ、これ1年間も残っていた在庫品なんだ」って感じますよね。「こいつもしかして去年の頂き物を使い回して???」とか勘ぐられる可能性も否定できません。 メーカーの立場としては、何度かそういうクレームを受けると、カタログやWebの表記は、安全側に余裕を持って表記するようになります。 細かい話をすると、消費税の表記もそうですよね。 例えば本体価格99円の品があったとします。 消費税5%を足すと103.95円、1円以下切り捨てだと103円です。 でもこれを103円とするとちょっと大きな問題になります。 2つ買うと207.9円、1円以下切り捨てだと207円です。 10買うと1,039.5円、1円以下切り捨てだと1.039円です。 「何で9円高くなるんだ?」というクレームになります。 なので単価表記は1円単位切り上げで税込104円とします。 まとめて買って切り捨てによって金額が変わっても、それは表記より1円単位で安くなるのでクレームにはなりません。 消費税で端数が出るとか、賞味期限の残りは日が経つにつれ減っていくとか、ちょっと考えれば当たり前の話なんですけどね。 PL法も含めて、消費者保護の度合いって行き過ぎだと感じています。 本家(?)の米国なんか「ネコを乾かそうと電子レンジに入れたら死んじゃった、しちゃいけないと書いていなかったメーカーが悪い」って判決ですもんね。 しかも法律だから言った言わないではなく書いてあるかどうかが勝負。 常識的なことでも書いてなければ敗訴するとなると、メーカーとしては細かく多種多様なことを書かざるをえない。 結果、保険の契約書みたいに虫眼鏡なしには読めないような小さい文字で、山盛りの注意書きがしてある製品ばかりになる。 そんなもん、一々読んでいられないから読み飛ばすようになる。 それを前提に、その中の一つに理不尽なことが書いてあったとしても、書いてあればメーカーの勝ち。 結局は詐欺まがいの表記が見分けにくくなるだけって気がします。 常識的とか、良識的とか、うまく評価できる法律って難しのかなぁ、やっぱり。 |
東部市場のとんちゃん | 2007.02.01 | このメ−リングリストでも議論された通り、今の賞味期限のとらえ方(特にマスコミのとらえ方)に疑問を持っています。 賞味期限を過ぎた商品を、売っては駄目なのかと・・ 先日、市場の中の大阪市の出先機関・衛生検査所を訪ねて議論してきました。 結論を先に言えば、賞味期限を過ぎた商品を売ってはいけないと言う法律・条例はない。 ただし、今の社会の情勢に照らして、行政指導をせざるを得ない。 と、言うことです。 だから、賞味期限のとらえ方が変われば黙認するだろうって事です。 安全係数や、あらゆる情報を開示して売れば問題ないのでは・・・ 議論は、1時間以上にわたりました。 賞味期限の話から、今の政府の教育政策にも及びました。 食べられるものか、食べられないものか、賞味期限の数字だけが一人歩きして人間の五感で判断しなくなった。 考える事をしなくなったとね・・・・・ 何かしないと・・・・もったいない、もったいない・・・ |
いっちゃん@ひさしぶりな投稿 | 2007.02.02 | まったく、その通りですね。「食べられるか否か?」 ・・・・大袈裟な言い方ですが、おそらく人類発生からの永遠の問題だと思います。 空腹という強い欲求に動かされて、実体験による膨大な犠牲をもとにした蓄積の結果が受け継がれたものが、人類の食文化なのでしょう。 同じものを食したとしても、過激な反応をする個体や、異常のない個体もあるという実体験は日常生活でもけっこうあります。 この課題は、公定された一定の基準で満足するのが妥当ではないかと考えます。 厳格性とか厳密さを求めることは、本質となぜ公的な基準を設けなくてはならないかを忘れた観念的で過激な暴走となるように思います。(魚名改変もまた同根だと思います。 「もったいない」もまた度が過ぎると、これも嫌です。 私の場合、食材に知恵を絞って「おいしくイタダク」という食いしん坊根性といったほうがピッタリです。(笑 |
白浪@舞鶴 | 2007.02.04 | > 先日、市場の中の大阪の出先機関・検査所を訪ねて議論してきました。 > 結論を先に言えば、賞味期限を過ぎた商品を売ってはいけないと言う法律・条例 > はない。 > ただし、今の社会の情勢に照らして、行政指導をせざるを得ない。 > だから、賞味期限のとらえ方が変われば黙認するだろうって事です。 わっ!!何とも大阪臭い...融通無碍でよろしいねぇ(^O^) 河内生まれの湘南ボーイ,長じて京男としましては 拍手喝采モンの回答ですけど,これマスコミに流れたら拙そう でも 放射能とかカドミウム,有機水銀なんてやばいモンはともかく 自分が口にするモンの古い/新しい,食える/食えんくらい 自分で判断せんかい...と思うのはσ(^ ^;くらいなのかな |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.06 | これは、個人的な見解であることを、事前にはっきりさせておきます。 (私の勤務先の見解だと思われるといやなので、、、、) > 賞味期限を過ぎた商品を、売っては駄目なのかと・・ そもそも、その商品の消費期限なり賞味期限なりを決めるのは、その商品のメーカーさんでしょう。 なんらかの法律に基づいて決めているワケではないと思います。 もちろん、細菌数がいくらまでとかいう基準はあるでしょうけど、それらは保存状態などで変化するわけで、法律で保存状況まで細かく決まっているわけではありませんよね。 したがって、消費期限なり賞味期限なりを「過ぎる」という状態自体、公的なものと言えない、敢えて言うならメーカーさんが自分らの基準で作ったもので、恣意的なものだと思います。 ですから、これを「破る」とかいう概念そのものが成り立たないと思うし、そうであるならば、売ったことだけで罰せられると言うことには成り得ないと思いますね。 このMLには、さんまひらきを作っておられるメーカーさんが、私の知っているだけでも4人おられますが、たぶん、賞味期限は違うと思うのです。 原料が違い、製造方法が違い、保管方法も違い、検査方法もたぶん違うとなると、違った結果が出て当然なんですよね。 消費期限なり賞味期限なりは、そういう性格のものだと思っています。 > 賞味期限の話から、今の政府の教育政策にも及びました。 > 食べられるものか、食べられないものか、賞味期限の数字だけが > 一人歩きして人間の五感で判断しなくなった。 > 考える事をしなくなったとね・・・・・ いや、まったくそのとおりだと思いますね。 > 何かしないと・・・・もったいない、もったいない・・・ いまは、まだ飽食の時代を引きずっていますが、そのうち、そうはいかなくなります。(すでに、魚の買い付け競争で、中国に負けてますからね。) そうなったとき、果たして今のような他人任せの状態で良いのか。 自分たちで判断できるようにして、無駄をなくすようにしていかなければいけないと思いますね。 |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.06 | > 「もったいない」もまた度が過ぎると、これも嫌です。 生鮮物で無いものを、賞味期限を一日過ぎただけで回収し、大量に廃棄するという現状を見ていると、「もったいない」と感じるのは当然というか健全な反応だと思うのですが、私は古いのでしょうか。(4月で満59才になります) 先日の、オハヨー乳業のヨーグルト(だったか?)の苦みによる全品回収も、そこまでやる必要があるのか、私としては疑問を感じております。 飽食の国・日本だからできることで、アフリカや北朝鮮なら、とてもそんなことはできないでしょう。 |
さんまや | 2007.02.07 | > そもそも、その商品の消費期限なり賞味期限なりを決めるのは、その商品のメー > カーさんでしょう。 ちょっとこの辺の事で一言。 正月の家族旅行での出来事ですが、元旦の朝食に豆腐が出てきまして、その内2人(14人の団体)の豆腐の味がおかしい。 隣と食べ比べても、これは完全に痛んでいるか、何らかの(原料、水等)の関係で味落ちしている。 旅館に苦情を言った時の返事がカチーンときた。 「昨日作って、すぐ持ってきたものだから問題ないはずですが・・」と これ、賞味期限内だから、新鮮だから、問題ないと言わんばかりですよね。 私はそんな事はどうでも良い。 昨日作ろうが、目の前で作ろうが、賞味期限内であろうが、なかろうが、そんな事を言ってるのではなく、 「2人の豆腐の味が悪いですよ。確認してください。私もメーカーの立場ですから、もしかしたら気づかないうちに豆腐に何らかの影響があったかも知れないから、確認してメーカーに連絡してあげてください。」 それを何度言っても、「新しいものを出しているので・・・・・」ばかり。 豆腐屋さん(メーカー)とは話してないが、使う方(旅館)も、賞味期限(新鮮?)のみを鵜呑みにし、調理人(プロ)も自分の鼻、目を使わずに料理を出している。 怖いですね。 皆さん、五感を鍛え自分のことは、自分で守りましょう。 > このMLには、さんまひらきを作っておられるメーカーさんが、私の知っているだ > けでも4人おられますが、たぶん、賞味期限は違うと思うのです。 > 原料が違い、製造方法が違い、保管方法も違い、検査方法もたぶん違うとなると、 > 違った結果が出て当然なんですよね。 > 消費期限なり賞味期限なりは、そういう性格のものだと思っています。 当然でしょうね。 ところで、わたし、さんまのひらきを作っている4人のうちの1人に入ってますよね。 |
東部市場のとんちゃん | 2007.02.08 | みなさん、コメントありがとうございます。 賞味期限の事で、今のマスコミの報道の仕方に、何か一石投じたいと思っているのですが、いい方法はないですかね。 賞味期限切れた商品の販売を強行して、その事でマスコミが取り上げて一石を投じるとか・・・も考えましたが、今の会社を台無しにしてまでする事じゃないし・・・ ただ、世の中の流れがそう言う方向に行けば行くほど、逆の流れも生まれるのが世の常ですから、このサイトの名、もしくは、有志でマスコミに意見書を送るとか・・・ オオナマズさん、いかがですか?そんな運動を組織すれば? 世のため、人のため、地球環境のため・・・・地球規模の社会発展のために・・・ |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.08 | とんちゃんさんのご提案の具体化はかなり難しいですね。 とりあえず、fishmlでの議論を、もう少し盛り上げて、Webに掲載しましょう。 会員の皆さんのご意見も、たくさんの方から頂きたいと思います。 私個人としては、業界紙に私見を書かせて頂こうと思っています。 |
白浪@舞鶴 | 2007.02.08 | > 賞味期限の事で、今のマスコミの報道の仕方に > 何か一石投じたいと思っているのですが、いい方法はないですかね。 ふみゅ〜難しいですねぇ 取りあえずσ(^ ^;の立場は σ(^ ^;の場合,賞味期限切れの商品は買いません でも,自宅冷蔵庫内の賞味期限切れは自己責任で,まぁたいていは食べちゃいます...妻はこういう判断をようせん人なんで,我が家の家庭争議の一因でもあります. σ(^ ^;が作るときに使ってしまう...たいていはσ(^ ^;が作る(^O^) で,問題は今の日本では(たぶん先進国はどこでも)世間は退屈しきってるんで, とにかく不寛容の方向に突き進んでる 今話題の「あるある問題」だって一昔前なら テレビのバラエティ番組を信じる方が馬鹿って反応だったのでは... まぁマスコミが取り上げたとしても,囲み記事か街の話題クラスの話だったでしょう それを,あんな大騒ぎにする. 小人閑居して不善を為すの見本みたいなもんです でも,真面目に考えると > 世のため、人のため、地球環境のため・・・・地球規模の社会発展のために・・・ になっちゃうんですよね. 地球が支えられる人口ってことを考えると とにかく日本の面積の7倍ものところから資源を買い漁って暮らしてる日本人は 人減らししか道はない...一億二千万/7=2千万人弱 まぁ,贅沢せずに暮らして江戸時代後半の三千万人ってのが日本で暮らせる上 限.明治以降の侵略の歴史はこの上限を超えて増えすぎた人を何とかするために 生まれたようなモンっす.で,現在は工業力を先に身につけた時間差を利用して なんとかやり繰りしている.もう時間の問題ですけどね. で,こうなると,少子化問題に真っ向から立ち向かわないといけない. 今の日本で議論されてる少子化対策なんて生態学的に見れば噴飯もの 地球環境問題だって根本的な原因は人口が多すぎるってことなのに そこに目をつぶって温室効果ガスがどうこうってもほとんど無意味 地球上に暮らす脊椎動物の平均体重と生息密度は不思議なほどきれいな直線関係 にあります.つまり,小さいほどたくさん,大きいほど少し. この直線関係に人類を当てはめると 世界平均でウサギなみ,日本の都市だとハツカネズミ以下の専有面積で人類は暮 らしてる.人が多すぎてウザイっていろんな犯罪や病気が起こるのも当たり前 で,どうしましょ(^^;) |
のちゅ | 2007.02.09 | 賞味期限について、オオナマズさんが広くみんなの意見を求めていましたので、お言葉に甘えて出てきました。 私は、スーパーで魚屋をやっていますが、切り身など出す場合でもだいたい加工した日から、2日付けていますが、何の根拠もありません。こんなのおかしいですよね? 丸で入ってきた魚だって、何時のかわからないのに何でもかんでも2日ですよ。 変じゃありませんか? 話は違いますが、味覚がおかしくなってきているのはわかります。 食べられるのか、たべられないのか自分で判断できないようですね? 我が家でも、私が毒見係です!情けない・・・ |
地球極楽とんぼ | 2007.02.09 | > 切り身など出す場合でもだいたい加工した日から、2日付けていますが、何の根拠もありません。こんなのおかしいですよね? > 丸で入ってきた魚だって何時のかわからないのに何でもかんでも2日 > ですよ。変じゃありませんか? 変ですね〜?消費者のとんぼもそう思います。 魚も野菜も新鮮が基本ですが、そんなこと自分で見れば判断できます。だれがどんな基準で賞味期限なんて決めたんでしょうね? いろんな業界でも、業界基準みたいに承認したように見せて認証ラベルなど業者に販売したりしています。 ラベルを貼れば間違いないなど、誰が検証しているのでしょうね。 ある意味では「最低品質の基準」とも思えます? この裏には守らない業者?があるからだと思います。 しかし、魚などいくら素人でも、見れば本能的に買いません。 > 話は違いますが、味覚がおかしくなってきているのはわかります。 > 食べられるのか、たべられないのか自分で判断できないようですね? > 我が家でも、私が毒見係です!情けない・・・ そうなんです。 今の人たちは、誰かが保証?してくれなければ、自分では判断できないのだと思います。そして、何かあれば他人のせいにする。 あらゆる面でそんな姿が見えています。 よくも悪くもそんな時代にいます。 雪印しかり、そして今騒いでいるところもで、一度発覚すると会社なんてあっけなくオジャンです。 ところで皆様今の社会、ご自分の人生に満足していますか? 幸せを感じますか? こんな社会を目指して頑張ってきたのでしょうかね〜? この年齢になって感じ入るところがあります。 |
いっちゃん@ひさしぶり | 2007.02.09 | テーマ「賞味期限」ですが、自分なりに考えつつ言葉の意味や定義・意義を整理してみました。 生産過程の工業化(規格品の大量製造:原価を下げる) 1)「賞味期限」とは、日本の消費流通制度が整備される過程において「臨床的に作成された」消費機構上の一基準。 というモデルの中で起こる現象が、憤慨される特定の事柄に限らず「日常茶飯事」として起きています。 1-2)マスメディア(販売側による)宣伝と、宣伝費による影響力→公正さを失う。 社会への影響力という点で、見逃してはならないチェックポイント (当然に、現代の生活経済の重要な要素として組み込まれている) 2)「賞味期限」とは、製造者と消費者双方に「どのように受け止められているのか」 3)「食の安全」という政治的な議論がされることを考えると、2)はやはり工業規格的意味合いが強いのではないのか? 4)生産過程の規格品製造という、技術が本来そぐわない基準が生鮮商品にも及んでいるという現実。(f.e. 生物の養殖(クローン技術とか)生産技術の進展?とも考えられる) 5)可食期間(なんらかの経験的調理技術によって食べることが可能である)という、経験的な知恵が生活経済の変化によって伝達されにくい環境になった。 ★可食期間>消費期間≧賞味期間≧販売期間>入荷許容日 現代社会の便利さを享けている私たちは、どこまで許容しどこに双方の調和を求めてゆくのか? ある意味解決してしまわないことにこそ本質的な意味があると思ったりしています。 善悪二元論的に誇張されたマスコミによる扇情的な報道に煽られないで、消費者も製造側も、同じ社会に生活するものとして向き合うことが必要だと思います。 尤も、極めて悪質で恣意的な輩を受容できるほど寛容には決してなれません。 P.S. いろいろ、思いつくまま並べただけじゃないの!とか言われそうです。 どこのResしようか、迷ったのでオオナマズさんのにつけちゃいました。 では、書き終わって結局支離滅裂な気もするいっちゃん@ひさしぶり |
東部市場のとんちゃん | 2007.02.09 | >こんな社会を目指して頑張ってきたのでしょうかね〜? 私は、50ですが、私も同じように感じています。 おかしいよ、この社会。と言うより、日本が。 大企業は、史上空前の利益を上げているのに、そので働く労働者は、サ−ビス残業・過労死。 その企業の経営者は、とんでもない給料をとっている。 さらに、その企業に何千億円の減税をしようとしている政治家は、その財源に庶民から同じだけの税金を新たにむしり取ろうとしている。 毎日毎日懸命に働いているのに、「ワ−キングプア−」と呼ばれる、生活保護以下の生活しか出来ない人々が、何百万人といる。あげれば、切りがありません。 私は、こんな日本を目指して頑張って来たのではありません。 私は、日本の発展のために身を粉にして働いてきた人々に、お金の心配なく老後を楽しめる社会にしたいと思って頑張っているんです。 今の日本の生産力・経済力があれば、きっと素晴らしい社会ができるはずです。 幸せを、国民みんなが共有できる日本ができるはずです。 でも、全く逆が、今の日本じゃないでしょうか? 今の政治には、「こころ」がないと思います。 人間の「こころ」を持った政治が、日本で行われる事を節に希望いたします。 |
波平 | 2007.02.09 | あたたかい日が続きますねぇ。 でも、見聞きする話は寒々としたのがバカバカしく多い。 > 地球極楽とんぼです。 > ところで皆様今の社会、ご自分の人生に満足していますか?幸せを感じ > ますか?こんな社会を目指して頑張ってきたのでしょうかね〜? > この年齢になって感じ入るところがあります。 ⇒いやぁ〜まったく同感です。 どうしましょうか、 シャ〜ナイようなアキラメのなかへ逃げ込みましょうか、 わたし、8〜9分はもう逃げ込んだ。 でも、極楽どんは、まだ頑張っておいでだ。 マッコト感服しております。 インドのこと、成功を祈っています。 |
仙台の田辺 | 2007.02.10 | この問題は、「経時劣化の激しい生鮮食品の流通とはどうあるべきか」という大きな枠組みの中で語られるべきものだと考えます。 以下、私が思うところを、いい加減な現状認識と妄想に基づいて書いていきます。 現在の生鮮食料品(に限らないでしょうけど)の流通は、商機を逃さないように「不足しないように」品物が供給されているように思います。 そして余って賞味期限が切れたら捨てるという流通になっていないでしょうか。 これがそもそも無理のある構造でしょう。 今の日本だからこそ、まだそのようなことが可能になっていますが、それは様々なところからの直接的・間接的搾取によって成り立っているはずです。 現在の世界を鑑みるに「不足させない流通」から「余らせない流通」への転換が必要でしょう。 進化の速い家電製品など、モノ自体は劣化しなくても商品価値が高速に劣化していく業界では、既に在庫をほとんど持たずに受注生産するようになっています。 生鮮食品でそのまま同じことは無理でしょうが、とにかく不良在庫を最小限にとどめるという考え方は通用するでしょう。 もちろんそんなことは分かり切ったことで、問題はそのやり方にあるでしょう。 国ができる支援策としては、税制によるアメとムチと、流通最適化の余地が大きい中小生産者・小売店への統計的アドバイスへの補助が考えられます。 つまり、廃棄物処理に対する高率の課税と廃棄処分の少ない店への税制優遇などの措置により、不足して商機を逃すよりも余らせて余りは廃棄する方が利益が大きくなることが多い現状を、無理矢理変えてしまうわけです。 現実には産業界が受け入れないでしょうけど、国民意識が変わりつつある中、機は熟しつつあるように思います。 また、大手流通業者や国は、大量の統計情報を保有しています。 流通業者はそれらの情報と独自のシステムを用いて在庫の最小化を計っています。 しかし、流通業者は自らの発注にそれを役立てることはしても、生産者にそれらの情報は伝えていないはずです。 ですから、生産者はいつ発注が来てもいいように備えていなくてはなりません。 これが生産現場での余剰を生んでいるように思います。 流通業者と生産者間の連携を円滑にすれば、生産現場での余剰は多少は減らせるでしょう。 小売店でも同様に在庫削減が可能でしょう。 そのために、国が情報のネットワークを作るなり、生産者・小売業者への統計の専門家による支援を行うことは不可能ではないはずです。 で、やっと賞味期限の表示問題になりますが、現在の賞味期限には問題点が二つあると思います。 一つは決めるための指針が不十分なこと。 これは様々な品物に応じたガイドラインの制定と、決めるための試験を請け負う第三者機関の認定制度の創設(あるような気がしますが)により解決できるでしょう。 ほとんどのものはしっかりとガイドラインを制定して、そのデータベースを公開すれば個々に試験する必要はないかもしれません。 もう一つの問題は、どうも賞味期限には2種類あるらしいということです。 「おいしく食べられる期間」と「安全に食べられる期間」が混じっている感があります。 10年くらい前から前者が増加してきているような気はしますが、入り交じっていることに変わりはないと思います。 この前者の表示方法の増加が賞味期限の短縮化と廃棄処分の増加を招いているのではないかと想像しています。 そういうわけで、いっそのことこの2種類の期限を両方とも表記するようにすればいいのではないでしょうか。 これらの期限を決めるためにはコストもかかるでしょうけど、そのためにも期限設定のためのガイドラインデータベースと、試験を専門に請け負う第三者期間認定制度が必要なわけです。 これらの施策を実施することで、ある程度は「余らせない流通」への変革は可能なのではないでしょうか。 もちろん、究極的には各個人の意識を変革する必要はあると思いますが、ある程度それは進行しつつありますし、しばらく止まる気配は感じられませんから、そちらは期待していいのではないでしょうか。 |
白浪@舞鶴 | 2007.02.10 | > >こんな社会を目指して頑張ってきたのでしょうかね〜? > 私は、50ですが、私も同じように感じています。 > おかしいよ、この社会。と言うより、日本が。 そ〜なんですよねぇ...σ(^ ^;もあと数日で56... なんなんや今の社会はって感じが日増しにつのるばかりで 先日はなんか無茶苦茶なメールになりm(_ _)m σ(^ ^;らは,みんながそこそこ楽しく暮らせる社会を目指してた筈やのに いつのまにか,甲斐性なしと甲斐性有(?)をてってぃ的に区別することを目的 にした社会に変わってしまった... 甲斐性無しもそこそこに 甲斐性有りはちょっとましに...くらいで,なんでアカンのでしょうねぇ |
白浪@舞鶴 | 2007.02.10 | > 現在の生鮮食料品(に限らないでしょうけど)の流通は、商機を逃さないように > 「不足しないように」品物が供給されているように思います。そして余って賞味 > 期限が切れたら捨てるという流通になっていないでしょうか。これがそもそも無 > 理のある構造でしょう。 このところすごく気になっていたことを整理していただいてありがとうございますm(_ _)m σ(^ ^;の場合,職業柄(大学の農水産学系教師),日本の食糧自給率の信じられないほどの低さ,ってのは研究を進める上でのモチベーションにも予算獲得のための常套手段(^^;)にもなってるのですが...なんかおかしい(?_?) 自給率のデータが公表されているのは60年安保があった昭和35年からですが その4年後,東京オリンピックがあった昭和39年と平成12年を比較すると 昭和39年の日本の人口が97182千人,で平成12年の人口が126926千人 126926人/97182人=1.30 で,食糧自給率はカロリー換算で72%から40%に低下,72/40=1.8 もちろん,農林水産業の生産量の低下もあるのでしょうが 大雑把に生産量はあまり変わらないとすると 1.8/1.3=1.4倍くらい今の人間はたくさん食べてる ところが主食である米の自給率はどちらも95%くらいで変わらない 大きく足をひっぱてるのが肉と魚介類で 肉は92%から52%,魚介類は102%が53% 実はこのほとんどが捨てられているのではと...愚考 |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.11 | 田辺君、まとめてくれてありがとうございます。 トータルとして、基本的に同意です。 > 今の日本だからこそまだそのようなことが可能になっていますが、それは様々 > なところからの直接的・間接的搾取によって成り立っているはずです。 まったくそのとおり。 なんやかんやでよその国から持ってきたものを、賞味期限が一日切れただけで、たくさんほかしてるという現実が、あちこちにあるんです。 食糧難に苦しんでいる国の人達が、こういう日本の現実を見れば、なんと思うでしょうね。 日本人は、糾弾されてもしかたがないようなことをやってるんですよ。 > 国ができる支援策としては税制によるアメとムチと流通最適化の余地が大きい > 中小生産者・小売店への統計的アドバイスへの補助が考えられます。 たしかに。 > つまり、廃棄物処理に対する高率の課税と廃棄処分の少ない店への税制優遇な > どの措置により、不足して商機を逃すよりも余らせて余りは廃棄する方が利益が > 大きくなることが多い現状を無理矢理変えてしまうわけです。 要するに、たくさん捨てたら、そのぶん、累進課税みたいにするんですね。 これは、かなり有効になりそう。 いっぽう、売場が品切れでも、ある程度「許容できる消費者」を育てる必要もありますね。 > また、大手流通業者や国は、大量の統計情報を保有しています。流通業者はそ > れらの情報と独自のシステムを用いて在庫の最小化を計っています。しかし、流 > 通業者は自らの発注にそれを役立てることはしても生産者にそれらの情報は伝え > ていないはずです。ですから、生産者はいつ発注が来てもいいように備えていな > くてはなりません。これが生産現場での余剰を生んでいるように思います。流通 > 業者と生産者間の連携を円滑にすれば生産現場での余剰は多少は減らせるでしょ > う。小売店でも同様に在庫削減可能でしょう。そのために国が情報のネットワー > クを作るなり生産者・小売業者への統計の専門家による支援を行うことは不可能 > ではないはずです。 これは、わかります。 いまは、この部分に、よけいなものまで入ってくるんですよ。 例のマスコミです。あれは、計算できない。 納豆なんて、2度、大混乱しました。 ああいうのを規制する方法を考えないといけませんよ。 > 一つは決めるための指針が不十分なこと。これは様々な品物に応じたガイドラ > インの制定と決めるための試験を請け負う第三者機関の認定制度の創設(あるよ > うな気がしますが)により解決できるでしょう。ほとんどのものはしっかりとガ > イドラインを制定してそのデータベースを公開すれば個々に試験する必要はない > かもしれません。 これは大仕事ですよ。そう簡単にはできない。 たとえば、さんまひらきにしても、灰干し・天日干し・冷風乾燥etcと乾燥方法がいろいろあって、原料も様々。 原料の脂の乗り具合によって、日持ちも違う。 原料は、毎年、脂の乗り具合が違うので、毎年検査して、データベースを変更しなければいけない。 まあ、アジでもサバでも、似たようなもんです。 > もう一つの問題は、どうも賞味期限には2種類あるらしいということです。 > 「おいしく食べられる期間」と「安全に食べられる期間」が混じっている感があ > ります。 そのとおりですが、生鮮物では、そういう消費者側からの期間設定ではなく、売る側からの期間設定があるんです。 たとえば、ブリの切り身。(刺身用ではありません) ブリは「2」でも問題がないんですが、ほとんどのお店が「1」にしているはずです。 これもかなり微妙なもので、この「2」はどういう意味か? 「おいしく食べられる期間」と「売場に陳列する期間」は同じなのか? ここらあたりが難しいんですよね。 今日の朝に調理したブリですから、明日までは美味しく食べられますよ、、、、 この場合、「2」でいいと思うのですが、売場には2日間おけません。 なぜなら、2日目は血合いが黒くなって、売れないのですからね。 こんなことを考えると、消費者向けの「おいしく食べられる期間」と「売るための陳列可能期間」を別に設定しなければいけないのですよね。 これって、生鮮の場合、たいへんな作業になりますよ。 だから、いまは、「1」とか「2」とかを、「おいしく食べられる期間」=「売場に陳列する期間」としているところが多いと思いますが、矛盾はあります。 なお、ドライ商品は、それが設定されているはずです。 その設定は販売側の都合でつけられているのだと思いますが、、、、下記は例。 ★メーカーからの仕入れにあたっては、賞味期限の半分Or3分の1を越えた物はダメ。 ★販売(売場への陳列)は、賞味期限の3分の2までとし、3分の2をすぎたら撤去する。(もっと厳しい条件の所もあるかもしれません) (撤去した商品は、、、、、値下げして販売??納入元に返品???廃棄???) こんなん、むちゃくちゃ贅沢な話だと思いませんか。 だいたい、賞味期限そのものが、30%程度の安全率を見込んでいるんですからね。 でも、裏返せば、「賞味期限」を表示している以上、そうしなければ売れないという現実があるんです。 賞味期限が半分すぎている商品を買わされた、、、と言うような苦情がくるんですよね。おかしいですよ。 > そのためにも期限設定のためのガイドラインデータベースと試験を専門 > に請け負う第三者期間認定制度が必要なわけです。 ドライ商品の納入や販売条件なんかは、ガイドラインが決められると、かなりすっきりするかもしれませんね。 > これらの施策を実施することである程度は「余らせない流通」への変革は可能 > なのではないでしょうか。もちろん、究極的には各個人の意識を変革する必要は > あると思いますが、ある程度それは進行しつつありますししばらく止まる気配は > 感じられませんからそちらは期待していいのではないでしょうか。 基本的に同意ですが、上から(つまり官僚の考え方)の論理でやるのではなく、現場の実態を把握した上で、現場の代表者も含めて、そういう施策作りをしていただかなければ困ります。 官僚主義でやられたら、いつも、中小零細企業が苦しくなるんですからね。 この件、もっとたくさんの方のご意見を頂きたいです。 なお、消費者の買い物行動にも関わってきますので、消費者の方もどんどん投稿してください。 |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.11 | 直接、賞味期限とは関係しないのですが、、、、 納得いかないことは、、、、 政府や経済界は、正規職員と非正規職員との処遇(主に賃金)に差がありすぎるから、是正すると言ってます。 そういう労働条件というか、労働環境というか、そういうものは、いったい誰が作ってきて、そこをどう是正しなければいけないのかという論議は抜きに、低い賃金のほうに揃えようとしているのです。 こんなん、だましですよ。 > 毎日毎日懸命に働いているのに、「ワ−キングプア−」と呼ばれる、生活保護 > 以下の生活しか出来ない人々が、何百万人といる。あげれば、切りがありません。 必要なことは、「ワ−キングプア−」と呼ばれる人たちの賃金を、1.5〜2倍に引き上げること。 無茶苦茶儲けてる大企業がその気になれば、(大企業から税金をきっちりとるなどすれば)、難しいことではないと思うのです。 (というか、「ワ−キングプア−」という層を作って、安い賃金でこきつかって、大企業は儲けてきたんですからね。) > 今の日本の生産力・経済力があれば、きっと素晴らしい社会ができるはずです。 > 幸せを、国民みんなが共有できる日本ができるはずです。 > でも、全く逆が、今の日本じゃないでしょうか? 同意!!! そういった土壌の上で、賞味期限という問題も考えていくべき必要性はありますね。 我々のような給料の少ない人間は、どうしても「もったいない」という発想から抜けきれないのですが、地球環境全体から見れば、そのほうが正しいのですよね。 |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.11 | 市岡さんのご指摘は、私にとってちょっと難しい部分もあるので、少しだけレスさせて頂きます。すいません。 > 5)可食期間(なんらかの経験的調理技術によって食べることが可能である) > という、経験的な知恵が生活経済の変化によって伝達されにくい環境になった。 > ★可食期間>消費期間≧賞味期間≧販売期間>入荷許容日 これ、実務的には、たいへん難しいことなんですよね。 (田辺君へのレスにも、少し書きましたが、、、) 特に魚の場合は、一尾ずつの魚の鮮度の違いを前提にしつつ、刺身で食べる場合と、加熱して食べる場合で、可食期間が変わって来るんですよね。 丸魚の場合、「今日だったら刺身でいけますよ」「あしたなら、焼いてください」というような事って、日常的にあるわけです。 対面販売なら、一人一人のお客さんにそういう説明ができるし、魚によっての鮮度の違いも話ができ、臨機応変に値段も変えられます。 でも、ショーケースに陳列し、POPなどでの限られた説明では、わかってもらえないのですよね。どうしたらいいでしょうかねえ。 > ★可食期間>消費期間≧賞味期間≧販売期間>入荷許容日 この問題、ドライ商品の場合は、田辺君のご指摘のように、ガイドラインを決めるのが有効のような気がします。 あとは、消費者の意識改革ですね。 実は、これがいちばん難しかったりして(^_^;) |
いっちゃん | 2007.02.11 | 1 可食期間捕捉説明 (汗) 可食の意味を限定的に捉えないで下さい。生魚の場合も臭気と腐敗で、とても口にできないという議論上の限界的・形式的な概念だと思ってください。(笑 例えばこういう類の食材として、海老・豚肉・鶏肉などがあります。 海老の臭いに敏感な日本人としては我慢できないのを、海老チリソースで食べられたり、同様な調理技法?!で豚肉・鶏肉なども口にできたりします。 2 > > 可食期間>消費期間≧賞味期間≧販売期間>入荷許容日 > これ、実務的には、たいへん難しいことなんですよね。 (田辺君へのレスにも、 少し書きましたが、、、) これは、一般的な食材流通の小売部門における商品管理担当者の、全国どこでも話ができるモノサシという意味で書かせていただきました。 これがないと、何を議論しているか不明瞭になるかと思ったのです。 3(又又、厄介な問題提起?(笑) 小生、全国チェーンの流通で、主様の憤慨されるような場面を豊富に経験し、ハタマタ、個人小売の改造開業をもお手伝いさせていただき、個人小売業の「セツナサ」も肌身に沁みて経験し、そここで気づいた問題があります。 「売り場(小売現場)に商品知識が届いていない!」 ということです。 これは社員であるとパートであるとを問わず。あまりに商品知識が貧しい。(このようなMLに参加する方々はそうでもないでしょうが) 社員教育にしても、専門職としての「鮮魚販売者」という認識はまずありません。 この現実は、鮮魚に限らず生鮮食品の工業化が進んでいることの無意識な現われだと考えます。 (私は、それはそれで「ひとつの選択肢」だと受け止めています) こうした潮流に対して、新たなマーケットチャンスとして当MLに参加してしておられる起業家のみなさんのような動きがあるものと考えます。(小生大いにに歓迎してます(笑) 海辺の、海のある地域とそうではない地域では、言わずもがなの「ジョーシキ」が案外通じなかったり、名前すら知らない、食べたこと無い、これ食べられるの?などという。 魚屋には笑うに笑えない現実が、店頭で起きていたりしちゃうんですよ。 |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.11 | 35年ぐらい前の話なので、いまはそんなことはないでしょうが、、、、、 そのころ、某大学でコックをしておりましたです。 > 例えばこういう類の食材として、海老・豚肉・鶏肉などがあります。 > 海老の臭いに敏感な日本人としては我慢できないのを、海老チリソースで食べられた > り、同様な調理技法?!で豚肉・鶏肉なども口にできたりします。 そのような状態になったお肉を、塩でこすって水洗いして、炒めてカレーに入れたりしましたねえ。 それでも、食べられたんですよ。 苦情がきたことはありません。 別に、そのころの学生さん(ボクと同世代)が、みんな胃腸が丈夫だったわけでも無いでしょうがねえ。 |
岩手・ほとんどロム専 | 2007.02.11 | 賞味期限について、驚くべき証言をすべきかどうするか大変悩みましたが・・・その中でも一つだけ証言しようかと思います。 年末商戦でスーパーさんなどで売られている、冷凍「タラバガニ」の足のパック詰め ありますよねぇ〜。 あれってパックの裏に製造者の記載はありますが、製造者責任シールだけはパック皿の裏に貼られてあって、実際の賞味期限の表示ってないんですよ。 実際の賞味期限は、売り手側が貼るパックの表側のジャンクシールだけですよね。 ですから、表のジャンクシールは何回でも 貼り直しが効くんです。 例えば年末には賞味期限1月10日の物も・・・ 1月9日には賞味期限2月10日になり・・・ 2月9日には賞味期限3月10日になり・・・ 惣菜や鮮魚の 198〜398円とは違い、高価冷凍品類では・・・ 冷凍「タラバガニ」1パック 1,980〜 とか 3,680円〜とかは、スーパー側としても期限切れを処分できないのも分からない訳でもありませんが・・・・・ これ以上は、ご想像におまかせします。 賞味期限って本当に、どうあるのが正しいのでしょうかねぇ? |
さんまや | 2007.02.12 | ちょっと気になった記事2題。 共に朝日新聞の夕刊(2月9日)からです。 1つ目は 「グリーピース」鯨食べた **さん、感想は? あんまり影響ないか。 2つ目は 「コンプライアンス」 ブログの中身は別にして、記事に納得。 賞味期限の問題にも当てはまるんじゃないかと。 http://sanmaya.ikora.tv/e30388.html お暇な方は、一度のぞいてみてください。 |
神奈金 | 2007.02.12 | このテーマ、ずっとROMしてました。話し始めたら限(きり)が無いもので。 商売柄、消費期限切れの商品も売り買いしております。 全くマスコミも、一般消費者の方の反応も異常であると思います。 このテーマで話し始めたら一年間くらい話し続けたい気持ちです。 言いたい事が山ほどあります。 突然それた話をします(又長文になりそうです ご容赦!) 今日、さっきおでんを作って食べました。 去年11月に買った焼き竹輪と2年前のお餅を具材に使いました。 品質に問題ありません。かすかに風味は落ちています。 練り製品は常識的に一週間、お餅はカビが生えるから2週間? 練が3ヶ月間、お餅が2年です。 私は麻婆豆腐が好きでよく作るのですが、大体一週間の賞味期限の豆腐が経験的には一ヶ月持ちます。 最初、賞味期限が一ヶ月過ぎた豆腐をプラスティックゴミと生ゴミに分別する為にパックを開けてみた時、ぬめりもない、臭いもないない。 悪くなってないとしか判断できませんでした。 食べれました。味もほとんど変わっていません。 今日本の製造業者は完璧を要求されています(コンビニは48時間常温でも10の3乗以下の生菌数を条件にしています)。 常識を逸しています。クレジーの世界です。業界の方ならお判りいただけると思います。 日本の製造業者の方は、その無理難題を、真面目に何とかクリアーしようと努力をされたのでしょう。 恐らく製造過程では、無菌状態に限りなく近いのだと思います。 従って、時間がいくら経過しても腐敗しない製品になっているのでしょう。 きつい防腐剤を使っているわけではなく、せいぜいがPH調性剤かそれすらも使っていない。 日本の製造業者の方の衛生管理には驚き呆れ、誠に感謝する次第です。 |
下田@町屋 | 2007.02.12 | 賞味期限につきまして議論百出しておりますが、参考事例として以下お知らせします。 私の知っている豆腐メーカーは、「本当は1週間後の消費期限をつけて売りたいのだけど、保健所の指導があるので、しかたなく4日後の日付を付けて販売している」と言っていました。 また、稲庭うどんのメーカーも、「稲庭うどんは、1年以上経つと熟成してきて旨みが増すくらいだから、本当は賞味期限の付けようがないんだけど、どうしても賞味期限を付けなければならないから、やむを得ず賞味期限を付けている」と話していました。 |
岩本@イーコンセプト | 2007.02.13 | 賞味期限についてのやりとりは興味深いですね。 で、感じました事とか考えました事を。 賞味期限は加工食品のメーカー、流通、販売、小売店の保護の為の法律である一面もあります。と言うかその面が強くはないか考えて見ました。 賞味期限内の製品でもメーカーの基準による保存、保管方法を守れない場合、その製品を消費する事で何らかの不具合をおこしても、メーカーは保証義務を免除され、法律は消費者を保護しません。道義的にはどうか知りませんが。 でも、メーカーの記載している保存、保管方法の条件を守ることが一般家庭でどの程度できるのでしょうか、保存、保管方法が適切であった事を証明できるかどうか疑問です。つまり賞味期限、消費期限内に消費して事故が起こっても場合によってメーカー、流通、小売店の保証は受けられない場合もあるという事です。 次に、とても心配なのは製造している方が「保健所の指導で消費期限を・・・」と言うのは何故それに従うの?と大きな疑問です。自社製品の安全に対する検証ができていないのではないでしょうか。どんな条件で保存、保管すれば製品としていつまで問題ないかどうか検証して欲しい物です。 さて、マスコミの行き過ぎた報道も問題ですが、今回の場合はメーカーの自己認識、セキュリティー管理、隠蔽体質が問題でしょう。 ところで、レストランで賞味期限、消費期限を過ぎた材料を使って調理した事が公になった事がありましたが、何故そのレストランは安全、味、品質において問題ないと表明できないのでしょうね。ここでもセキュリティ管理の甘さが目に付きます。 余計な事を言って物議を醸すより頭を低くし「取りあえず謝って」問題が通り過ぎるのを待つと言う姿勢の方が問題だと思います。 |
下田@町屋 | 2007.02.13 | たいへん貴重なご意見と思いますが、ひとつ疑問な点がございます。 > 次に、とても心配なのは製造している方が「保健所の指導で消費期限を・・・」と > 言うのは何故それに従うの?と大きな疑問です。 > 自社製品の安全に対する検証ができていないのではないでしょうか。 > どんな条件で保存、保管すれば製品としていつまで問題ないかどうか > 検証して欲しい物です。 世間一般の民間人が行政指導に従うのは、ごく普通のことのように思います。 とくに“町の豆腐屋”などの商売人が、お上にたて突くのはリスクが大きすぎます。 むしろ、実情を無視した基準を押し付けるほうの問題が大きいように思います。 また、作る側も、飲食店などの使う側も、すでに経験則として持っている共通認識を、個々の生産者が改めて科学的に検証する手続きが、さほど重要なものとは思えません。 むしろ、指導する側が、提示する日数の根拠を示すべきものと思います。 ひょっとしたらどこかで根拠が示されているのかもしれませんが、浅学な点はご容赦ください。 |
岩本@イーコンセプト | 2007.02.14 | ご意見有難うございます。私も飲食店の開店に携わっていますので、保健所さんがもっている許認可という力は十分承知しています。 > 世間一般の民間人が行政指導に従うのは、ごく普通のことのように思います。 > とくに“町の豆腐屋”などの商売人が、お上にたて突くのはリスクが大きすぎます。 > むしろ、実情を無視した基準を押し付けるほうの問題が大きいように思います。 実情を無視した基準ですか?これは保健所の担当官に確かめられましたか? > また、作る側も、飲食店などの使う側も、すでに経験則として持っている共通認識を、 > 個々の生産者が改めて科学的に検証する手続きが、さほど重要なものとは思えません。 賞味期限、消費期限とはそう言うものだと認識しています。製造業者が自己の、自社の責任において決定するのですから。飲食店においても問われればその根拠を示さなければならないでしょう。 経験則では通用しない、今社会ではそういう風に枠組みが変わりつつあると思います。 あらゆる場面で今までなら大目に見られていたことが、許されなくなっています。 だから、自己保存のためには、社内の基準を客観的に立証する、或いは立証してもらう事が必要でしょう。 この流れは製造業の大小を問いません。で、なければ枠組みが大きく変わった社会で今までのように商売する事は難しいでしょう。 規制する側がその根拠を示せと仰いますが、食品衛生法とかJAS法を見ますと。 以下Wikipediaから引用です-------------- 食品衛生法上の規定 品質保持期限の設定は当該食品等に関する知識を有する者が、微生物試験や理化学試験及び官能検査の結果等に基づき、科学的に行う。 JAS法上の規定 賞味期限は、その食品の品質保持に関する情報を把握する立場にあり、当該製品に責任を負う製造業者等が、科学的・合理的根拠をもって適正に設定すべき -----------------ここまで 以上のように賞味期限、消費期限は製造者が決定しその根拠をしめさなければなりません。 ですから、保健所さんが行政指導で賞味期限を何日にしなさいとは言えません。 他のメーカーさんの例など引いて何日くらいが良いんじゃないですかとアドバイスをしたのではないですか。 と言うことで、自分を守る為には自分の店、製造工程の衛生状態など科学的な検証をしておいた方が良いともいます。 保健所さんに相談すれば親身に応じてくれると思いますが如何ですか。 |
琵琶湖オオナマズ | 2007.02.14 | 賞味期限、消費期限を決めるのは、生産者・メーカーであることは自明で、そのことには誰も異議を持っておられないと思います。そして、、、、 > 経験則では通用しない、今社会ではそういう風に枠組みが変わりつつあると思います。 > あらゆる場面で今までなら大目に見られていたことが、許されなくなっています。 こういう時代が来ていることも、多くの方が同意されると思いますね。 > ですから、保健所さんが行政指導で賞味期限を何日にしなさいとは言えません。他の > メーカーさんの例など引いて何日くらいが良いんじゃないですかとアドバイスをしたの > ではないですか。 たぶん、そういうことだと思うのですが、実はこれが曲者で、諸関係から「保健所がああいってるから、そのようにしておいたほうがいいなあ」ということはあり得ると思います。 法律の解釈というのは「属人的」ですから、担当者(保健所)に睨まれるより、仲良くしておいたほうが良いという選択肢も、現場のところではありえます。 |
【山形】さとう | 2007.02.14 | > 官能検査の結果等に基づき、科学的に行う。 これが全てだと思いますよ。 主観的なものに、期限という時間に基づく絶対的なものを当てはめるから難しいんだと思います。 逆に言えば、人として「これは食べても大丈夫なものか?」という生きる為に必要な力に依存しているルールとも言えると思いますが。 |