アイゴの食べ方
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竹内 | 2001.11.24 | アイゴを小生は釣った事がありまして、そのときは、煮付け、刺身、塩焼き、てんぷら、とアイゴ尽くしをしました。 みなさん釣られると足でけとばして海に捨てたり、そのまま放置したりしてますがひれに毒があるので危 険だと思うのですが。小生は、ひれをはさみで切り取って持ち帰ります。 さばくのは一応プロ?ですので簡単なんですが、皮が少々気持ち悪いがらなんで皮はひいてしまいます。そこで食べた感想ですが、刺身はぼつぼつ脂があっていけました。塩焼きと、煮付けは身が堅くなってしまっておいしくありませんでした。おまけに磯臭かったと思います。 最後にテンプラですけど、これがほくほくしてとてもおいしかったです。 我が家では、てんぷらは、塩をかけて食べます。《小生がキス釣りが好きなもので、きすのてんぷらは塩に限ります。)ですからほとんど小さかったり白身の魚はてんぷらになってしまうのです。 骨も気にならないし!(キスの骨はからあげ、または二度揚げでせんべいみたいにして酒の肴になったり、子供たちにカルシウムを取れ!と半分強制的に食べさせています。おかげさまで好きになってくれたようです。)ということでてんぷらがおいしいと思います。 アイゴが釣れたら捨てないで食べましょう! 曳きもいいからおもしろいですよ。 |
そのくみ | 2001.11.25 | 図鑑で調べたら、アイゴは日本ではあまり食用にしないと書かれていました。 地方名もネションベンなんてヒドイ名前もついていたので、臭いんでしょうね。 ヒレには毒があるので、さばくとき切り落とし、内臓をつぶさないように除くと良いらしいです。 釣りで獲ったものは生かして持ち帰り、1日餌止めにして調理すると良いと書いてありました。 > おまけに磯臭かったと思います。 好きな人は、この磯臭さがいいんでしょうね。 洗いにして酢味噌で食べるのも良いそうです。鮮度が悪いと臭いもきつい! > 最後にテンプラですけど、これがほくほくしてとてもおいしかったです。 ふむふむ、テンプラが美味しいんですね。抹茶塩、柚塩にしてもいいかもしれない? 私も骨せんべいは好きです。カルシウムを摂って骨を丈夫にしておかなくちゃ。 これで、アイゴも怖くない! > アイゴが釣れたら捨てないで食べましょう! アイゴの食後感想、ありがとうございました。 そういえば、沖縄の「スクガラス」はアイゴ類の幼魚の塩漬けしたものでしたね。 それから、沖縄、九州ではブダイ、アイゴ類などの藻食被害があるそうですが、アイゴをもっと食べればいいんじゃないかしら。 日本では、和歌山県くらいしか、積極的に食べていないとか。 近い将来、アイゴは名前を変えて市場にでてくるかもねー、なんちゃって。 |
香川のみす | 2001.11.25 | > 日本では、和歌山県くらいしか、積極的に食べていないとか。 に思わず、反応してしまいました。 アイゴは高松ではよく食べます。(多分、高松から、東、鳴門海峡まで) ですから、高松中央市場でもいい値がついていました。 今は昔のアイゴの味を知ってる若いお母さんが少なくなったとかで、安くなって、います。 お魚屋さんの話です。 アイゴは瀬戸内海で生まれて、太平洋に下ると聞いて育ちました。 アイゴをバリコとも呼びます。 香川、徳島県境付近の定置網で獲れるそうです。そこで獲れたアイゴは高松魚市場に入荷するそうです。 秋祭りの頃のアイゴは絶品です。 あ、身だけじゃないです。ゼンマイ、とか、ののじ、とか呼ばれる(私が呼ぶだけかな)、内臓の焼き物がおいしいです。脂、匂い、味、独特でたまりません。 もちろん、身もおいしいですけど、やっぱり、ゼンマイです。 一時、瀬戸内では幻の魚になっていましたが、近年、よく見ました。 その味を覚えていますから、私が沖縄にいた頃、阿謝新港近くの防波堤から、アイゴ(大きいからアイ)を釣って、ゼンマイを焼きましたが、ベチャってして食べれませんでした。 あと、徳島県の宍喰にダイビングに行ったとき、アイを焼いていただきましたが、瀬戸内で食べるゼンマイの味はなかったです。(曙町の方、宍喰の方、ごめんなさい) 3、4年前、東讃ではアイゴが豊漁で思う存分、食べることができましたが、今年は一回だけです。 魚屋さんに並んでいるの少ないです。また、幻の魚になるのでしょうか。 せめて、一週間毎日、家族全員、3匹づつ、食べたいです。 |
ムツゴロウ | 2001.11.25 | アイゴは北部九州ではバリと呼びます。 以前は嫌われ者でしたが今では某釣り具メーカーの主催する。「バリ、マスターズ」という規模の大きい釣り大会によって人気魚の一つになっています。(既にご存じだとは思いますが) 私の一押しは、長崎県の田平市の友達の漁師さんに毎年分けて貰うのが20センチ未満のアイゴの丸干しです。匂いはきついけど一度食べたらやみつきになる事請け合いです。これが旨い! 但しマンションなんかではいけません。クサヤ並みには臭います。 もう一つ、アイゴは味噌との相性が良いと思います。醤油より、みその方が美味しいと思っています。 だから私は刺身も、天麩羅も酢みそで頂きます。 ついでにアイゴの臭みは腹の内側の黒い皮?と体表の細かな鱗を取り除いたら殆どなくなるみたいです。(勿論鮮度の良い物に限りますが。) 是非皮付きのアイゴの味噌汁を試してみてください。皮のプリプリ感がやみつきになるかも! いずれにしてもこんなに旨い魚が食えるのは、釣りを趣味としている人の楽しみだと思います。 |
尾道@さきやま | 2001.11.25 | 私の実家の五島ではヤノバリ,ヤノと呼んでいます。ほとんど同じですね。 季節によって,臭いがきつかったり,そうでなかったりするようです。 一番獲れる初夏は臭いがきつかったような気がしました。 きっと,食べているものの違いによるものでしょう。ブダイも同じです。 煮付けや天ぷらは食べたことがなかったのですが,三枚におろして,皮を焼いて,氷水でしめて,刺身にして食べていました。結構脂がのっていましたよ。 臭みに関しては,好き嫌いがあるようで,臭い(臭いがある)方がおいしいという人も結構いました。 |
喜界島の村山 | 2001.11.26 | こちらでの呼び名は「マテイ」で、向かいの奄美大島では「アイ、アイヌゥイゥ(アイの魚)」です、これの幼魚は沖縄でいうスクまたはシュク、何種類かあって今まで釣り上げたものの最大は50センチくらいのものもいました。 こちらでは刺身・煮付け・フライが多いです、人によっては好き嫌いがあります。 一度、これの最大級を釣り上げたとき、根がかりしたなとおもってやりとりしたら、軍艦みたいな巨大なコボショメ(甲イカ)が上がってきたことがあります。 このアイゴを捕らえていました。(結局、逃がしましたが海に飛び込みたい気持ちでした) |
カニ@沖縄 | 2001.11.26 | 沖縄ではアイゴ類を「エー」と呼び、例えばゴマアイゴならカーエーという具合に呼び分けます。 アイゴ類の小型のものをエーグヮーと呼んでいます。(えー小。グヮーとは小さなものに付ける接尾語。) 初夏に大群で海岸にやってくる幼魚がスク。これを塩漬けにしたものがスクガラス。 ガラスの瓶に入っているからスクガラスかと思っていたら、「ガラス」が「塩辛」に相当する言葉なのだそうです。 さて、アイゴの食べ方なんですが、 http://www.snf.affrc.go.jp/print/news/joho/99-1.pdf ↑ 「藻食性魚類アイゴの積極的利用の勧め」というのが、独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所(旧水産庁西海区水産研究所)の機関誌に載っていて、WWW化されています。 各地での呼び名や利用方法などがまとめられていますので、アイゴファンの方はぜひご覧ください。 |
TAK | 2001.11.26 | こちら山口東部では「アイギョウ」とか「バリ」とか呼びます。 夏場に建網よく漁獲されますが、この時期のアイゴは産卵期を控えていて水揚後に活〆するとコーヒー牛乳のような卵子・精子を放出して、その一帯に独特のにおいを漂わせます。 生産者(漁師)の方に聞くと、バリは卵を食べるだけだとといいます。 身の方はあまり重視していないみたいです。 |
高知の魚屋 のれそれ |
2001.11.26 | 高知では アイゴもタタキにして 食べます。 主に 足摺・室戸岬周辺で おこなわれている料理方法です。 三枚におろしにした身を 皮の部分だけ炙って 冷水につけて中骨にそって切り分けてから 適当に切り ポン酢醤油で食べます。 臭い消しに 薬味にネギ・生姜 又は ニンニクで食べます。 好んで仕入れる魚ではありませんが 無理矢理(;_;)買わされることがあり 恐る恐る 触っています。 コシがあって 美味しい身質ですので お試し下さい。 |
あかまんぼ@紀州人 | 2001.11.26 | > 高知では アイゴもタタキにして 食べます。 ☆ぎゃ〜、それ公開してほしくなかったわ〜 実はうちの店でもやってますがな。 これは美味いし、よう儲かりますわ。 「アイゴの食べ方」が出た時から、投稿しようかしよまいかと悩んでたんですよ〜 で、内緒にしておこうと思ってたのに〜 > コシがあって 美味しい身質ですので お試し下さい。 ☆いや、ほんまに美味い!これは絶品ですよ〜 |
そのくみ | 2001.11.27 | アイゴの食べ方、いろいろあるんですね。レシピの参考になりました。 それに、各地で食べられているし、時期によっては美味しそうです。 近所の魚屋さんで聞いたら、知らないと言われました。関東では獲れないのか、獲れても市場に出ないのか?どうなんでしょうね。 |
heita@沖縄 | 2001.12.03 | エーグワァー(アイゴ)の話で盛り上がっていましたね。 食べるのは大好きですが料理法を具体的に知らないのでROMしていたというのが正確でしょうか。 沖縄では産地市場で1千円/kg以上する高級魚です。 一般的にはマースニー(塩煮:塩だけで味付けする煮付け)又は煮付け(しょうゆ味の煮付け)でしょうね。普通は20cm止まりなので、鰓と内臓を取り除き皮に数カ所切れ目を入れて丸のまま調理します。 ショウガで臭いを消したりもしますね。皮の食感が堪りません。 長崎や山陰では害魚として捨てられているとのことで、試験的に取り寄せたものを試食しましたが、鮮度が良くないのか(食用としては扱っていないせいでしょうか?)臭いがきつくてビックリしました。 それで、鮮度の良いのを指定しておくってもらったら、とても美味しかったです。 30cm以上の大型で、肉厚も片身で2cm以上有り食べ応えがありました。 沖縄産の肉厚はせいぜい1cm程度です。 四国や近畿地方でも食べているとのこと、アイゴの面目躍如というところでしょうか。 アカマンボさん、Vぞうさん、アイゴのたたきですか?思いもしなかったですね。 もっとも、年輩の人に聞きますと、アイゴの稚魚(スク)をサシミでよく食べたそうです。 10mm程度のスクをサシミ?と確認すると海上で丸のまま食べていたそうです。 口中で刺さる毒棘の感触も最高だとか・・・・さすがに試す気はありませんけどね。 県内では養殖のアイゴもよく見るようになりました。 そういえば、天然物と味が違うという話も聞きませんネ。関係ないんでしょうか? |
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