ゴンズイ三昧

投稿された
会員さん
投稿日 投稿内容
白山@三重県 2001.11.20 ちょっと大げさのタイトルとなっていますが、先日、あかまんぼさんからゴンズイを頂きました。
これをいろいろと工夫して食べてみました。
といっても、私はただ、捌いただけですが、料理は全部妻に任せました。
で、その一部をご紹介致します。
まず、捌き方:当然のことで、背鰭の前方にある毒棘をカットします。
ゴンズイは頭が大きく、しっぽが薄いので、この両部分を切り落とします。
最初は腹開きしてワタを取り除きましたが、結構手こずりました。
試しに、背開きをしたら、実に簡単に出来ました。うーん、ゴンズイは背開きに決まりですね。
背骨はそのまま残しました。

さて、開きにしたゴンズイを眺めると、何となく、ウナギに見えなくもないですね。
早速、料理
  1. ゴンズイの蒲焼き
    • まずはガスコンロで白焼きをします。
    • ウナギと違って、皮が剥がれやすい。
    • それと、見た目は油が少ないように見えますが、焼くと結構じゅわーときます。
    • そのあとは、ウナギの蒲焼きと同じように、ウナギのたれをつけて再度焼いてできあがりです。
  2. ゴンズイのチーズフォンデュ
    • 開いたゴンズイの背骨を落として、ころもをつけて油で軽く揚げます。
    • チーズを牛乳などで作ったスープで溶かしておきます。
    • 食べるときは、揚げたゴンズイを鍋の中のチーズを巻いて、そのまま口に入れます。
  3. ゴンズイのあんかけ
    • あんはケチャップ味にして、ピーマンやタマネギを添えます。
    • ゴンズイは油で揚げてから、あんと混ぜて軽く炒めて出来上がりです。あんといっても、片栗粉はほとんどつかいません。
で味は?
  1. うなぎのような柔らかさはありませんが、結構うまいです。一人で5匹分かるく平らいてしまいました。最初はちょっと癖のある味だと感じましたが、すぐ忘れてしまいました。
  2. チーズとゴンズイのアンバランスがおもしろかったです。ここで、やや気になったのがやはり癖のある味。しかし、感じる部分と感じない部分があることに気づいて、注意してみると、どうも、ヒレの付け根の部分(ヒラメでいうとエンガワの部分か)がやや癖味です。
    この部分を除けば、完璧です。
    あと、唐揚げ状態で食べたときは、何となく、あらかぶの唐揚げに似ていますね。
  3. あんかけは美味しかった!
    お弁当に入れて会社に持っていて、同僚に試食させたら、「これ、カンパチ?」と聞かれました。
    ちなみに、その同僚、ゴンズイは生まれて初めてだという人です。
と、あかまんぼさんのお陰で、ゴンズイ三昧出来ました。
この場を借りて、ご報告とお礼を申し上げます。ありがとうございました。
デジカメをもっていないので、写真付きの報告にならず、すみません。
あかまんぼ@食用珍魚 2001.11.20 > さて、開きにしたゴンズイを眺めると、何となく、ウナギに見えなくもないですね。
☆学名には英語名で Striped catfish eel と書かれてますから、直訳すると「縞なまずうなぎ」ですもんね。(笑)

> あかまんぼさんのお陰で、ゴンズイ三昧出来ました。
☆とんでもござらん。今日は「アイゴ」を送りつけましたから、また食後感想などお寄せください。
 しかし、奥様の料理の発想はすばらしいですね。 ゴンズイのチーズフォンデュですか〜
 こちらでは味噌煮で食すのが多いですよ。

☆白山さんに食われる前のゴンズイの写真はここに…
 http://www.naxnet.or.jp/~fukui/tingyo.htm



   管理者へのメール
Copyright(C) Dec.5.2001 by Toshio Yabe. Allrights reserved