ホヤの食べ方
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ろく@三田 | 2000.3.25 | 毎日新聞の記事より “札幌・北大通りのビルの地下にある店は、ホヤ刺し、ホヤ酒、焼きホヤなど、 ホヤ尽くしのメニューが目にはいる。 「海の珍味」と言われながら、 グロテスクな形とにおいで敬遠されがちなホヤ。 「居酒屋のオヤジ」が、北海道産の「アカボヤ」を「昆布、カツオ、しいたけに次ぐ 日本の『第4のだ し』にしよう」と奮闘している。(中略) 店の常連客の北海道大薬学部、沢田均助教授を組織委員長に「ホヤの生物学に関する 国際シンポジューム」を6月、北海道大学で初めて開く。 世界14ヶ国から100余人の専門家が集まる。 「ホヤ退治を願う漁師もどんどん来て欲しい。居酒屋のオヤジとして、 大学と外の世界をつなぎたい。」当日はス ピーチもする。(後略) 個人的には、ホヤを食べたことが、多分記憶にありません。 好きな人にとっては、珍味ちうより、美味しくてたまらないもののようですね。 でも、大方は厄介者なのですかね………? だとすると、この試みはなかなか素晴らしい着眼ですね? |
ぺすかとーれ | 2000.3.26 | ぼくは、ホヤは大好きです。 ぼくのうちのビルの1階にカウンター10席くらいの小洒落た居酒屋があるのですが、 ホヤ刺し、ホヤのマリネ、ホヤの塩辛など、ホヤのメニューがいろいろ揃ってますよ。 何でも、女店主が青森の出身で、地元の知り合いの漁師から新鮮なものを安く 入手しているそうです。 ちょっと変わっているのはホヤのスープ。 ホヤの殻に入っている汁とコンソメスープを混ぜて温め、ホヤの切り身と葱の微塵切りを 入れてるようでしたが、ほかでは食べられない味わいで、ホントに美味しかったです。 ホヤの汁は、とっても旨味があり、東北地方では普通に飲むみたいです。 ホヤは、ホントに鮮度がモノをいう食べ物ですよね。 ちょっと古くなったホヤは臭くて食えないけど、東北で食べた新鮮なホヤは、 爽やかでいて味わいがあり、鮮烈なまでにおいしかったです。 |
お多福@安倍 | 2000.3.27 | >個人的には、ホヤを食べたことが、多分記憶にありません。 > 好きな人にとっては、珍味ちうより、美味しくてたまらないもののようですね。 > でも、大方は厄介者なのですかね………? > だとすると、この試みはなかなか素晴らしい着眼ですね? 最初は私も食べれませんでした(^^;;; 当時秋田ではあまり売って無く、強烈な磯の臭いに負け口に入れることが出きずに 怒られました、「板前が何でも食べられなくてどうする!」とね(^^;;; で、少しずつ食べてみてたら好きになっていったのです。 しかもビールを呑みながらだと、磯の臭いがビールに合う何てもんじゃないくらい 合いまくりですよ(^-^) 焼いて食べてみたときには生よりも食べやすく感じ、ほや初心者には 食べやすく感じました。 ほやと言えば市場には出回りませんが磯に付く、通称げんこつと言う真っ黒で 普通のほやよりも丸いやつは癖がありません。 潜った時だけしか食べることは出来ませんがね(^^;;; ろく@三田さんも食べてみてください。 すこ〜〜〜しずつ、小さく切って口に入れてみながら食べてみてくださいよ。 きっと病みつきになりますよ(^-^) |
寺井@福岡 | 2000.3.28 | >ぼくのうちのビルの1階にカウンター10席くらいの小洒落た居酒屋があるのですが、
>ホヤ刺し、ホヤのマリネ、ホヤの塩辛など、ホヤのメニューがいろいろ揃ってますよ。 今度、東京へ行ったときに食べてみたいのですが、そのお店はどこにありますか。 良かったら、教えてください。 ところで、ホヤは普通、養殖ですよね。 天然物と養殖物では風味が違いますか。 旬は、いつですか。 そして、天然と養殖では旬も違いますか。 |
家辺@さかなや | 2000.3.28 | >個人的には、ホヤを食べたことが、多分記憶にありません。 > 好きな人にとっては、珍味ちうより、美味しくてたまらないもののようですね。 > でも、大方は厄介者なのですかね………? たしかに、嫌いなというより、食べられない人が多いですね。 あの「独特の磯臭さ」というか「鮮烈さ」が、許容できない人が多いのでしょう。 私が青森で食べたのは、天然のホヤでした。 青森から竜飛崎に行く途中で、漁船が取ってきた所のホヤをさばいて、 海水で洗ったのを食べました。 なんとも表現しようのない美味しさでしたよ。 まさに「海を、そのまま食べてる。」という感じでしたね。 竜飛崎の売店では、瓶詰めにしてある「ホヤの酢の物」を売っていますが、 やはり、これは味が落ちます。 しかし、一般の人が食べるには、瓶詰めのほうが抵抗が無いかもしれません。 |
隠岐の中上 | 2000.3.28 | > 私が青森で食べたのは、天然のホヤでした。
> 青森から竜飛崎に行く途中で、漁船が取ってきた所のホヤをさばいて、 > 海水で洗ったのを食べました。 なんとも表現しようのない美味しさでしたよ。 > まさに「海を、そのまま食べてる。」という感じでしたね。 隠岐にも真ボヤはいるんですが、棲息水深が深いので漁獲の対象にはなっていません。 養殖のロープなどに付いたのを時たま食べることがあります。 夏には表現しようのない美味しさというか「しあわせ感」がありますね。 隠岐では天然採苗もできて、養殖も可能なのですが、あまりにも独特な風味なので ためらっております。 |
あかまんぼー | 2000.3.28 | >個人的には、ホヤを食べたことが、多分記憶にありません。 > 好きな人にとっては、珍味ちうより、美味しくてたまらないもののようですね。 ☆関西にいるとなかなか口にする機会がないですね。 私は裏松島(宮城の)へ行ったときに食しました。 強烈といえばなるほど、そんな香りですがポン酢や生姜醤油で食べるとおいしいですよ。 和歌山の市場にもごく希に入荷しますが、まったくといっていいほど買い手がつかず、 タダ同然でうちに廻ってきます。 ☆店にならべますと、北国出身の奥様方には喜ばれますが、 2〜3個売れたらせきの山です。 あとは、なじみの寿司屋さんや、友人にお裾分けでとてもとても商売にはなりません。 ☆「これ何?」「どんな味?」って聞かれると、「赤貝みたいな食感で、 ナマコみたいな臭いです。」っていうんですが、 あれ?他に適当な表現ってありましたっけ? |
ぺすかとーれ | 2000.3.28 | >今度、東京へ行ったときに食べてみたいのですが、そのお店はどこにあります
か。 >良かったら、教えてください。ところで、ホヤは普通、養殖ですよね。 >天然物と養殖物では風味が違いますか。旬は、いつですか。 >そして、天然と養殖では旬も違いますか。 創作料理「トレヴィ」 足立区綾瀬5-14-16 TEL 03-3606-5240 営団地下鉄千代田線の綾瀬駅から徒歩7分くらいです。 とっても感じのいいお店ですよ。 ホヤのほかに、陸奥湾直送のホタテ、ツブ貝、イカなどをウリにしています。 ホタテの刺身は、貝柱のほかに、ヒモや卵巣もつけて出してくれます。 この季節、ホタテの卵巣は発達しててとっても美味しいですよね。 ホヤの旬は、夏だったと思います。 養殖物と天然物を食べ比べたことはありませんが、 その店のは天然物だと言っていました。 |
ろく@三田 | 2000.3.28 | > ☆関西にいるとなかなか口にする機会がないですね。
> 私は裏松島(宮城の)へ行ったときに食しました。 > 強烈といえばなるほど、そんな香りですが、ポン酢や生姜醤油 > で食べるとおいしいですよ。 > 和歌山の市場にもごく希に入荷しますが、まったくといっていいほど > 買い手がつかず、タダ同然でうちに廻ってきます。 そうですね。身近にあまり無いというのが実感ですが、あっても、日常の食生活上は 珍味的に扱って見過ごしてしまうのでしょうね。 その点、第四の出し汁として活用しようという呼びかけは、ホヤの見直しを計る上でも、 いい課題 (問題)提起だったようですね。 大方のかたが、旨いとお薦めのことですので、機会があれば挑戦したいです。 養殖の件が書かれている記事もありましたので、ちょっと矛盾的に感じたのは 養殖するということは、それなりの需要量があるということですよね。 少量な需要であれば、天然採取で間に合うわけですから………?? そんなに大量の流通というのは地域的なものでしょうか? 或いは、養殖物 は味や香りに違いが生じ、食べやすくなる?とか、 採取が容易であるとか、出荷時期の問題とか……の効能があるためでしょうか? > ☆店にならべますと、北国出身の奥様方には喜ばれますが、 > 2〜3個売れたらせきの山です。 > あとは、なじみの寿司屋さんや、友人にお裾分けでとてもとても > 商売にはなりません。 > ☆「これ何?」「どんな味?」って聞かれると、「赤貝みたいな食感で、 > ナマコみたいな臭いです。」っていうんですが、あれ?他に > 適当な表現ってありましたっけ? 北の食べ物ですか………? 隠岐の中上さんは食べるようですので、食文化 的要素が強いのでしょうか………? 田村魚菜の「料理大事典」を見ますと、“ほやのさしみ” 強烈な磯の香りそのままに、 手を加えない生食。一度食べたら忘れられないという味。 独特の 香りが身上なので、新鮮なものを使う。 “ほやの酢のもの” とりたての新鮮なほやを三杯酢で食べる。 香り豊かな酒の肴。 三杯酢の中に、しょうがの絞り汁を少量入れると香りを柔らげる。 また、ほやの汁は取っておくと、生で食べる場合にはつけ汁としても使える。 等と、コメントしてありますね。 皆様のお返事からも、新鮮・磯の香り・独特の旨み(成分)・料理屋ではよく出すなどが、 キーワードのようですね。 ところで、ホヤって何なんだろうと思って、魚の辞典を見ても余り載ってないですね。 百科事典や生物学事典を調べてみると…… (と言う世界は、料理よ りも理学系の対象ですね。) 「日本大百科全書」98年版:小学館によれば、 ホヤ 【海鞘】sea squirt 原索動物門尾索綱海鞘(かいしょう)亜綱に属する海産動物の総称。 単体ボヤ・群体ボヤがあり、砂粒の隙間にすむ微少なホヤも いる。 移動能力を持つ種も知られている。 ホヤ類は、極地を含む全世界の潮間帯や浅海にごく普通に見られる他、 8,430mにいたる深海にも生息する。 二目四亜目14科約170属に分類 (日本近海からは13科約70属300種が記録/既知種の10%以上に当たる)。 宿り木の古語を「ほや」といい、寄生状態に見立て「ホヤ」という。保夜・ 老海鼠。 ホヤ類の学名 Ascidiacea や、その俗名 ascidian は被嚢を「酒 を入れる革袋 (ギリシャ語で askos)」に見立てたことに由来する。 また、食品の欄には、ホヤにはウニに似た特有の香りがあり、 肉は鮮紅色で歯ごたえがある。 またグリコーゲンを多く含み、肉には特有の甘味がある。 ホヤは水分が多いため、タンパク質含量は約5%で、他の魚貝類に比べると少ない。 一方、鉄分は5.7%と多く含まれている。 椀種、煮物にもするが、ホヤのうま味を味わうには生食がいちばんである。 とくにキュウリと相性がよく、ホヤに添えて酢の物にすることが多い。 加工品 では塩辛である。 ホヤは、その産地である三陸海岸から仙台湾にかけてよく食べられる。 「ほやの水もの」は、取り出した肉を短冊に切り、塩水を張って食べる料理であるが、 塩水は、外皮を切り開いたときに出る汁を使うと、いっそう風味がよい。 このほか、しょうが入りの酢醤油で食べたり、酢味噌和えにしたり、 一時間 ほど味噌に漬けた物をさっと焼くなど、各種の食べ方がある。 |
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