イワトコナマズの料理

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琵琶湖オオナマズ 2001.09.25 今日は、琵琶湖の最北部にある菅浦というところまで、ナマズ料理を食べに行ってました。
菅浦というところは、超田舎なのですが、万葉集に地名が出てくるくらい古い土地で、よく知られたところらしいです。(私はほとんど知らなかった。)
「魚勝」という民宿があり、ナマズ料理で有名らしく、ご主人が漁師でいろんなテレビに出ておられるようです。ビデオを見せていただきました。今日も、びわこ放送が取材に来ていました。

料理ですが、食べきれないほど山盛りありました。
1.イワトコナマズの刺身・フライ・唐揚げ・煮付け
2.ビワマスの刺身・煮付け・澄まし汁
3.ヒガイの唐揚げ
4.ホンモロコの南蛮漬け
5.コエビの天ぷら
6.コアユの甘露煮
7.スゴモロコの甘露煮
8.小芋の煮付け
9.ししとうの唐揚げ
10.ビワマス入りかやくご飯

イワトコナマズは、クセが無く淡泊な味でした。
ちょっと、魚名を言われなければ、わからないでしょう。
私は、もっとクセのある泥臭いものかと思っていたのですが、全く違いました。
琵琶湖には、マナマズ、イワトコナマズ、ビワコオオナマズの3種類いるのですが、イワトコナマズが一番美味しいらしいです。
ビワマスの刺身が美味かったですね、特に、腹のところは脂がのってました。
たまたま、ビワマスの刺身が私の前にあり、こればかり食べてました。(^_^;)
ビワマスも、オスが成熟すると鼻曲がりになるのを初めてしりました。
ヒガイは、魚偏に皇と書きます。1尾だけ食べました。初めてでした。
ホンモロコは、市場にはほとんど出ていない高級魚です。
10センチぐらいのでも、1尾300円ぐらいしてるようです。
子供の頃に食べたきりで、今回40年ぶりぐらいに食べました。
6尾ほど食べたので、これだけで1800円分ですね。

長くなるので後は省略。

普通、川魚は泥臭いとか独特のクセがあるとか言われるのですが、全くそんなことはありませんでした。
これは、鮮度がいいからだと思います。
これで、3200円でした。琵琶湖博物館の企画だから、こんなに安くできるのでしょうね。
写真を撮ってきましたので、ホームページにアップするつもりです。
上津@そた 2001.09.26 以前、知り合いから聞いたビワコオオナマズを食べたときの話を思い出しました。
ちなまぐさくくてとても食べられなかったそうです。
食べる会を企画したのもその人で、参加者にはその後ビワマスをおごらされたとか。
アツシ@千葉 2001.09.27 > 琵琶湖には、マナマズ、イワトコナマズ、ビワコオオナマズの3種類いるのですが
> イワトコナマズが一番美味しいらしいです。

ナマズに色々種類があるのは知りませんでした。
東京は浅草等にナマズ鍋を食べさせる店があります。
冬のみ出すようです。
どじょうを食べに行ったついでにおそるおそる食べたのですが、これが美味しかった!
鉄鍋にいっぱいはいったナマズを醤油+砂糖系の割り下でぐずぐず煮るのですが、予想に反して全然臭くないし淡白でかつトロトロした感じで、これはいけました。
臭くないのは、下拵えに工夫があるのか、あるいはとった場所や種類(いわとこなまず?)によるのかは分かりませんが。
そういえば、随分前に埼玉の北の方で農家の人がナマズを捕って料理するのを見ました。
昔からあちこちで食べられていたのかも。
浪速パーチ 2001.09.27  昔、といっても独身時代ですが、朝に近くの川でナマズを釣って、職場に持ってきてくれた事がよくあったので、始業前に煮物にしていました。
 種類はわからなかったのですが、煮汁が白く濁って、冷えると煮こごりができますね。
私は肉だけを酒のあてに食べてました。
肉よりも煮こごりの方が好きな人も多かったので、大人気でした。
独身寮の裏の池で釣った鯉や鮒に比べると竜宮城なみの御馳走でした。
子供によく食べさせたエイと同じぐらいしっかりした煮こごりができますね。
その時は煮こごりだけを私の母が取りに来ていました。
切ると血が少しヌルヌルしたように記憶していますが、煮ると高級惣菜ですね。
私などが料理するとブツ切りで頭はまるごと入れてしまうので、鍋を覗いた人が絶叫したこともありました。愛くるしい顔しているのにね。
四谷怪談で密談している場面で食べている鍋物は確かナマズでしたよね。
一時期、四谷怪談と忠臣蔵の研究(大オーバーかな)ばかりしてましたので、そうだったと思いますが。
琵琶湖オオナマズ 2001.09.27 下記に、ナマズ料理の写真をアップしました。
ちょっとぼけてる上、サイズが大きくて重いです、すみません。
 http://www.ne.jp/asahi/to/fishroom/iwatokonamazu.htm

On Thu, 27 Sep 2001 09:35:09 +0900
"WATARI" <watari@pub.kajima.co.jp> wrote:
> どじょうを食べに行ったついでにおそるおそる食べたのですが、これが美味しかった!
> 鉄鍋にいっぱいはいったナマズを醤油+砂糖系の割り下でぐずぐず煮るのですが、予想に反して
> 全然臭くないし淡白でかつトロトロした感じで、これはいけました。

そうです。臭みなどは全くありません。
川魚が嫌いな人でも食べられますよ。

> 臭くないのは、下拵えに工夫があるのか、あるいはとった場所や
> 種類(いわとこなまず?)によるのかは分かりませんが。

臭いの問題は、下ごしらえの問題より、鮮度がいいかどうかということでしょう。
イワトコナマズは琵琶湖の固有種ですので、たぶん、食べられたのはマナマズじゃないですかね。
岩礁帯に棲んでいるため「岩床」ナマズと呼ばれるようになったとか。
マナマズや琵琶湖オオナマズと違って、魚体に模様がついてます。下記参照。
 http://www.lbm.go.jp/emuseum/tour/aquarium/aq0102s1.html
琵琶湖オオナマズ 2001.09.28 > 四谷怪談で密談している場面で食べている鍋物は確かナマズでしたよね。一時期、四谷怪談と忠臣蔵の研究(大オーバーかな)ばかりしてましたので、そうだったと思いますが。
なかなか面白そうなので、このへん、もう少し詳しく教えてください。
WEBで、四谷怪談を検索したら、怖そうなページが出てきたので、やめてしまいました。(^_^;)
浪速パーチ 2001.09.29  忠臣蔵と四谷怪談は仇討ちの男版・女版だと記憶しています。四谷怪談をWEB検索すると「お払い済み」というアニメの紹介が出てきますね。凄みのある画ですが、原作に忠実だとの触れ込みみたいですので、忠臣蔵とも少し似ていますよね。
雪の中を浪士たちが進んでいった後、灯篭のかげで夏衣装の美女がじっと見つめていたら、2日かけて見ている芝居も飽きないでしょうね。冬装束ならだめですね。それにしても男女平等でなかった時代の憂さ晴らしとは云え、スゴイ名作を作ったものですね。
 ナマズ鍋を食べている場面というのは、早稲田大学だったと思いますが、演劇記念館が発行している本にあったと思います。一むかし前、生涯学習ブームの時にある所で、文楽とか芝居とかの先生が出てくる食物の話をするシリーズがあって私も狩り出されてしまいました。
どうせズボランティアなんだからと思いながら、しかたなく前述の本だとかを図書館まで調べに行って、「マイナーな物語の主役は食物」みたいな題をつけて喋ったことがあります。その時のファイルの一部が見つからないので、探しています。パソコンクラッシュの犠牲になったのかも。

 その時には、「御伽草子に含まれている室町時代に成立した魚介鳥獣と精進物との異類軍記物である【精進魚類物語】」の紹介もしました。
これは、一条兼良あるいは二条良基の作であると伝えられているが真相は不明なようです。【平家物語】のパロディですが、石清水八幡宮の放生会が著述の契機であるとか。以下、当時のレジュメの一部です。

 流布本の冒頭には、次のような記述があります。
  祇園林の鐘の音聞けば諸行も無常なり。
  沙羅双林寺の蕨の汁、盛者心吸いしぬべき理を表わす。
  熾れる炭も久しからず美物を焼けば灰となる。

 そのあらすじは、
 昔、越後国瀬波川を初め北に流れる川を領していた「鮭大助鰭長」の一族は、御料の大番をしていた。御料とは、貴人または貴人の息子・息女の尊敬語であり、大番とは、大番役の略で、平安・鎌倉時代に宮廷の警護を務めた役である。
 魚鳥元年8月1日の八幡宮の御斎礼のため、長男の「ハララゴ(魚の卵・子供のこと。
イクラを指すか)の太郎粒実」、次男の「ヒズヨシ」が末座に追われてしまい、美濃国住人・「大豆の御料」の子息である「納豆太郎糸重(種成ともいう)」が代わりに召しされるという事件が起こった。これに怒った「鮭大助鰭長」は魚介鳥獣を糾合した。
 馳せ集うものの中で、「鯛の赤助」は妻の「磯和布(いそのわかめ)」を離縁して、岳父(妻の父。舅)であり、精進方宗徒である「沖の昆布の太夫」に返して出陣した。
 彼は、その途中で鰯水(いわしみず)を拝した。石清水八幡宮とのもじりか?
 これら魚介鳥獣方の出陣の報を聞いた「納豆太郎」は、藁の中の昼寝から涎(よだれ)垂れながらガバと起きて、精進方を集めた。糸引き納豆の本領か。
 究竟(究極に達したところ)の地、豆津庄で、「鶏の雅楽頭長尾」の名乗りに戦端が開かれた。
 闘いの中で、「鯛の赤助」は反撃の矢に篠深く射られて、「イルカ入道」の六道講式(六道とは衆生が善悪の業によりおもむき住む6つの迷界、すなわち地獄・飢鬼・畜生・修羅・人間・天である。 
 講式とは平安末期以降に作られた広義の声明の一つで、漢文読み下し体の本文を用いた一種の語り物をいう。)を受けるが、潮煮となってしまって、ついには「御料」に食われてしまった。
 魚介鳥獣の軍は苦しい闘いを続け、「鮭大助」も痛手を負ってしまう。長男の「ハララゴの太郎」と落ちるところを討たれてしまう。残りの者も用意の鍋の城に篭もったが、猛火を放たれて敗北する。

 詳しくは、次の出典・参考文献などにより調べて下さい。【日本古典文学大事典】、後藤丹治・著【中世国文学研究】(昭和18年)、市古貞次・著【中世小説の研究】(昭和30年)、安間清・著【早物語覚え書】(昭和30年)、秋谷治・著【精進魚類物語の古版本】(【伝承文学研究】21、昭和53年3月)
この【精進魚類物語】は【鴉鷺合戦物語】や【墨染桜】などの御伽草子に含まれる異類合戦物の始めであり、【平家物語】による御伽草子に含まれる多くのものの中でも異例なものであるといいます。
 スミマセン。御伽草子の大ファンなのでナマズの話から脱線してしまいました。「浦島太郎」なんかはすごくいいです。読んで見てください。魚が出てくるから、ご容赦ください。



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