「さんまのハーフ&ハーフ」と骨無し魚の話

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琵琶湖オオナマズ 2004.09.15 ●MJのメルマガに書いてあったこと。
・「秋刀魚のハーフ&ハーフ」というユニークな名前のメニュー。
・秋刀魚を半分にし、一方をお刺身、もう一方を塩焼きで出す。
・1匹分の値段で、秋の味覚を2種類の味わい方で味わってもらう。

●日本農業新聞より
ブドウの小分け売り本格化/イトーヨーカ堂
・ちょっとずつ、色とりどり。
・小分けブドウの販売を本格化。
・1パックのなかに、少しずつ数種類のブドウを入れて販売。
・ブドウはもちろん、ほかの果実を組み合わせることも。

    時代は変わってきてるんですねえ。
関口 2004.09.16 「さんまのハーフ&ハーフ」のお話、今のニーズにあった(少しずつ、色んな味を楽しみたい)企画だと思いました。
で、どんな風に半分に分けるのでしょう?とふと思いました。
胸ビレから尻尾までを真っ二つにすると、丁度内蔵が切れてしまいますよね〜。
琵琶湖オオナマズ 2004.09.17 >「さんまのハーフ&ハーフ」のお話、
> 今のニーズにあった(少しずつ、色んな味を楽しみたい )企画だと思いました。

そうなんですよね。
うちの職場の若い人に話したら、「うちの嫁さんやったら喜びますわ」と言ってましたよ。

> どんな風に半分に分けるのでしょう?とふと思いました。
ボクも、その疑問はあるんですけどね。
頭とり腹ぬきで2枚オロシにして、骨のない方は刺身に、骨のついてるほうは塩焼きにするというのが妥当なような気がします。
藤田 アルゼンチン 2004.09.17 三陸のサンマ水揚地にすんでいたので、一言。 
今週は再び目黒のさんま祭り(気仙沼から、先週は宮古から)ですね。宜しく。

>「さんまのハーフ&ハーフ」のお話、
> 今のニーズにあった(少しずつ、色んな味を楽しみたい )企画だと思いました。

30年以上前の学生時代、関西の喫茶店では、スパゲティーのハーフ&ハーフがありました。皿の片一方にミートソース、片方にナポリタン(今思うと当時のスパゲティーはこの2種のみ)でした。 
ご存知の方もおられるのでは・・・今でもありますかね。
東京には無かったので、妙に覚えています。

> どんな風に半分に分けるのでしょう?とふと思いました。
疑問にお応えします。
サンマの刺身は、活きの良いサンマを、頭の下側に少し切れ目をいれ背中に引っ張ると皮が綺麗に剥けます。それから3枚におろし 刺身を作ります。
皮を剥くのに、この方法が一番なんですね。
従いまして、「ハーフ&ハーフ」とは、数匹入手したサンマの半分を塩焼き、半分を刺身と思っていました。
皮剥けサンマで骨付きフィレーは、ちょっと焼いて食べる気にならないな。
尚、上手く3枚におろして上手に刺身化できない時は、房州名物「なめろー」に変身させます。
「なめろー」と刺身の「ハーフ&ハーフ」は如何でしょう。

さて、気仙沼からの目黒さんま祭りでは、今年も幹事役のお姉様達が不動のメンバーだと「サンマのつみれ汁」がいただけます。これも旨い。
産地気仙沼では、スーパーにサンマのすり身が定番で販売されています。
琵琶湖オオナマズ 2004.09.19 昨日の夜、ご近所さんと「サンマパーティ」をしました。
箱7.5kg40尾というでっかい塩サンマを、バーベキューコンロで炭焼きにして酒盛りです。でっかいサンマですから、2匹食べると堪能しますね。
しかし、ガス焼きと違って炭焼きにすると美味いですわ。

> さんまのハーフ&ハーフのお話、今のニーズにあった(少しずつ、色んな味
> を楽しみたい)企画だと思いました。

特に、若い女性やお年寄りの方は、「少しずつ、色んな味を楽しみたい」と言われますよね。
うちの娘も、「美味しいもんがちょっとずつあるのがいい」と言ってます。
ここがポイントですね。
そしてサンマの場合、刺身(生食)と塩焼き(加熱)という、はっきりと味が分かれる食べ方に意味があるんですよ。
そのへんを間違えないで頂きたいと思います。
アジ南蛮@魚屋ペーペー 2004.09.20 今日売り子してたら、年配の男性から「サンマを3枚おろしにして」と言われ、お刺身ですかと聞くと、「焼くんですよ、歳を取ると小骨が苦労で」とおっしゃってました。
なるほどっと思いましたねー。
その男性は、歯が痩せて細くなってましたからね。
こういったケースもあるんだと、ハーフ&ハーフじゃないけど、3枚おろしにして販売するのも面白いかもと思いました。
藤田 アルゼンチン 2004.09.20 >3枚おろしにして販売するのも面白いかもと思いました。
3枚おろしにされたのですね。
嘆かわしいけれど、サンマ好きなら許して上げましょう。
老人になるとこうなるのかと思うとゾートするほど寂しい、アワビとかツブの刺身も、この方は、無理なんでしょうね。
こういう人には サンマのツミレがお勧めですね。
三陸では、何処のスーパーでもありました。
琵琶湖オオナマズ 2004.09.21 > なるほどっと思いましたねー。
> その男性は歯が痩せて細くなってましたからね。
> こういったケースもあるんだとハーフ&ハーフじゃないけど、
> 3枚おろしにして販売するのも面白いかもと思いました。


今日、こんなお話がありましたよ。

奥さん:子供がねー、魚焼いてほぐしておいたら、自分で喜んで食べるんですよー。
サカナや:へえー、もう自分で食べるんですか?何才でしたっけ?
奥さん:1才半です。煮付けにしたら汁だけ飲んで身は食べんのやけど、
     焼魚はよう食べるねー。
     今日も買うたんやけど、骨なしのアジ美味しいですよねー。
     それにサンマとか・・・。骨のとってるやつは助かります。
     うちの子供、小さい時、食べさせるのに苦労しました。
     とくに骨には手をやいたものです。
藤田 アルゼンチン 2004.09.22 こちらではこんな話。
先日アルゼンチンの水産加工場に行って女性のマネージャーに、何故この国の人は魚を食べないのときいたら、魚に恐怖心をもっているから。

何故?毒魚?

魚の骨が、喉にささったら、死んでしまうと、思っている。(教育されているらしい)それに魚臭が嫌い。しかも牛肉に比べ遥かに高い。腹持ちしない。

道理で、味の無いメルフィレーにこれでもかと、クリームやチーズやらを掛けてオーブンで焼いた様な料理ばかりだ。
魚介に適した醤油やワサビという優れた調味料。箸と云う優れた?道具。
これ等がなければ、日本に魚食文化が誕生したであろうか?
そして、何時まで日本の魚食文化は健全であろうか??? 
最近の子供達は箸遣いが若干怪しく、しかも時々マヨネーズで刺身を食べるとか。
遠くアルゼンチンより、老婆心初老爺の勝手な独り言です。 
アジ南蛮 2004.09.22 > それにサンマとか・・・。骨のとってるやつは助かります。
> うちの子供小さい時、食べさせるのに苦労しました。
> とくに骨には手をやいたものです。

こういったことは「骨なし魚」の話しに繋がると思うんですが、確かに食育、箸の食文化ということを考えると、私自身「骨なし魚」には否定的な考えを持っていました。
でも、いかに子供に魚を食べてもらうか、好きになってもらうかということを考えると「骨なし魚」も良しとしなければいけないのかな?っと思います。
また、年配の方の小骨に対する苦労。見逃すわけには行かないと思います。
数年後、数十年後に魚の消費を支えるのは?っと思うと。
魚を食べるという食文化を残すのは?
魚を嫌いになるきっかけを極力無くすには?これ重要だと思うんですよね。
私は小さいころ、魚の内臓とかウロコが残ってたりする料理って嫌いだったんです。
今は平気ですけど。
藤田 アルゼンチン 2004.09.22 子供の時に、父母のサンマの食べ方に驚嘆し、何しろ中骨以外は全部なくなり、皿の上のは、頭の付いた中骨だけが残るのです。
我が家の子供達も、僕の教えを受け焼サンマを食べると、中骨だけが綺麗に皿の上に並びます。(多少 はし遣いが悪いのが難点ですが)
我が家では、かみさんが一番食べ方が下手で、家内の食べたサンマを、僕がもう一度食べます。かみさんは怒ります。

サンマが初心者にも一番箸捌きが良く、食べやすいと思うので、鮮魚店で啓蒙活動をやれないかな。

>また、年配の方の小骨に対する苦労。見逃すわけには行かないと思います。
>数年後、数十年後に魚の消費を支えるのは?っと思うと。
>魚を食べるという食文化を残すのは?

骨をとりながら食べる努力を教えないと、僕は魚食文化に繋がらんと、勝手にマズイナーと思っています。

僕は55歳です。この世にまずい食い物はない。
自分の口に合わんものをまずいと云うなという大正世代の父の教育を受けました。
それと、父母がお酒飲みの家系で、家で二人で喧嘩しながら塩辛を作っていました。
家庭での食育がないと魚食文化は変わるでしょうね。
若いお父さんお母さんの頑張りが必要じゃないかな。
パックになった切り身や刺身だけでなく 時には下手くそでも自分で三枚におろすということをやれば、魚に愛情も湧き、美味しいと感じるものです。・・と、勝手におもっていますが、MLの皆さん如何ですか?
琵琶湖オオナマズ 2004.09.22 「さんまのハーフ&ハーフ」にしろ「骨無し魚」にしろ、結局は「消費者ニーズ」との関係を突き詰めたところで出てくるのですよね。
実際、秋刀魚一匹を「刺身」と「塩焼き」で食べるという発想は、いままでされていなかったことですが、そういう提供のしかたにより、潜在していた利用者を掘り起こせるわけです。
「骨無し魚」が、お年寄りや幼児にとっては食べやすいものであることは、以前から言われていることで、「骨無し魚」がなければ、そうした需要を掘り起こせなかったわけです。

たしかに、「魚食文化」「箸で食べる文化」などの論理で指摘されることや、骨付きの丸魚から調理して食べるのが一番美味しいという事実はありますが、それらも、「食べてもらう」ことが前提で、「食べなく」なったら、文化もくそもないんです。
そのあたりの現状認識ですが、団塊2世より下の世代は、魚より肉好きの人のほうが圧倒的に多い。
しかし、回転寿司には行くんです。
ですから、根本的に「魚嫌い」というわけではないんですね。
結局、若いご夫婦は、魚の食べ方を知らない人が多いんです。
(この責任は、我々、団塊の世代が取る必要があると思ってます。)
親(若いご夫婦)が魚を食べない、食べ方を知らない、したがって、食卓に出ないから、その子供も魚は食べない。
いま、そんな状態になってると思います。悪循環ですよね。

だから、ほんとは「秋刀魚は丸のままコンロで塩焼きにしたら美味いよ」という究極的な話までいくのではなく、とりあえず、「骨無し魚」でいいから、魚をもっとたくさん食べて貰うようにしなければいけない。そんなふうに、僕は考えてます。
食べてくれる人を増やすと言う意味で、「さんまのハーフ&ハーフ」のような時宜にあった提供法を広めることは大事ですし、固定観念にとらわれず、斬新な料理法を開発することも重要なことだと思いますね。



Copyright(C) Sept.22.2004 by Toshio Yabe. Allrights reserved