「スギ」について

fishmlや「お魚情報館の掲示板」に、何度か「スギ」についての問い合わせが入っていますので、Webにしました。
2000年1月23日の情報
  • この間、話題になっていた「スギ」の件ですが、「アクアネット」の2000年 1月号に、スギ関連記事が載っています。
    1. 台湾の網イケス養殖事情 → スギ養殖が増えていること、スギの写真、イケスの写真、発泡ケースの写真など。
    2. スギ販売に力をいれておられる東海澱粉の大瀬さんという方が、「とろ勘八」 の事を書いておられます。「とろ勘八」とは、スギのことです。(東海澱粉では、スギを「とろ勘八」と呼んでいる。)
私は、スギを食べたことがあります。 そのことを、fishmlに投稿してありますので、それを転載します。

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> 沖縄県漁連が「黒カンパチ」で商標登録しています。
> 東海澱粉も販売に力を入れており、こちらは「トロカンパチ」という名前をつけていますね。
> 鹿児島産なら、東海澱粉関係かもしれませんね。

> 「スギ」は、南日本から台湾、中国沿岸南部に生息しています。
> 成長が早く、卵から1年4ヶ月で10kg、2年で20kgになるそうです。
> ただし、食べる量もすごいという事です。
> 私は、原体を見ましたが、体色が黒く、鮫に似ています。
> 身は、確かに「カンパチ」と見間違えるような色ですが、脂は「カンパチ」より少ないようです。
> 変色も、身の軟化もかなり遅いようで、日持ちする魚と言えますね。
> さばいてすぐ食べたのはあまり美味しいと思いませんでしたが、冷凍庫に1週間 ほど入れておいたあと、お造りにしたら、そこそこ美味しかったです。
ここから下は、他の方からの投稿を転載させていただきました。

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日本産魚類検索(東海大学出版会)では

標準和名 スギ 学名   Rachycentron canadum(Linnaeus) スズキ目スギ科スギ属

日本ではやはり1属1種でした。

分布は沿岸〜沖合の表層 日本では南日本 東部太平洋を除く全世界の温・熱帯海域 となっています。

尾鰭の形が幼魚では丸く、成魚では湾入するとなっています。
背鰭の棘は鰭膜で連続しないで分離する。 体長は1.5mになるようです。

新さかな大図鑑(週間釣りサンデー社) によりますと、釣り味、食味ともに五つ星満点で星3個だそうです。
生態はエイ類などに随伴して遊泳する性質があるそうです。
水中で出会ったときには、一瞬コバンザメEcheneis naucratesに 見えますがよく見ると違うのに気づきます。
私が見たときは、単独で遊泳していました。
スギの種苗を販売されている台湾の業者さんから情報を頂きました。 了解を得て、転載致します。

> 私どもは昨年からスギ種苗を日本の養殖業者に販売しています。
> スギという魚はとても成長が早く(最大成長2m) 1年で6〜10Kg、2年で10〜18Kgにも成長します。
> 成長率は餌や給餌の仕方に大きく左右されます。
> 肉質も餌によって脂のノリなどを調節する事が可能な魚です。
> うまく育てる技術をつければ独自の味・肉質が出せるでしょう。
> 歯ごたえや血合いのノリがよく、持ちも良いので外食産業に好まれ、和・洋・中どの料理にも合う魚です。
> 台湾・中国では10kgを超えたモノのほうがうまいとされ、天然よりも養殖物の脂の乗ったスギを好んで食べます。
> 私どもでは4〜9月の期間スギ種苗を販売していますが4月頃に池入れすれば翌秋には8kg以上に成長します。
> 2kg以上なら8℃でも耐えるでしょう。 ウイルスにも強いのも特徴です。

> YUANBO AQUACULTURE CORP.  管理人:丸小判
> seven-seas@mta.biglobe.ne.jp  日本名 ゲンボウ水産
http://www.skyboom.com/yuanboaquaculturecojp/
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「スギ」についての過去ログがみつかりましたので、転載します。2001年9月10日転載
投稿者 投稿日 投稿内容
家辺 1999.01.10 今日、「黒カンパチ」を食べました。
原体は、鮫のような体型です。頭はべしゃっとしたつぶれた感じで、尾鰭は上が長く下が短い。全体に、丸太ん棒みたいな体型で、色も鮫に似た黒色です。
うちの加工部の連中は、「これ、鮫やろ。」「こんなん、食べられるの?」と大騒ぎでした。
3枚おろしにして皮を引くと、なるほど、身の感じは「カンパチ」そっくり。
こりゃ、いけるかな・・・・と思ったのですが・・・・・
昨日、入ったもので、もう、硬直していましたから、当然、ウマミが出てると思ったのですが、背側の身を食べると、全然、味がない。
若い子にも食べさせたのですが、「美味しくない。」「味が無い。」
腹側を食べると、ちょっと脂があって、美味い。
若い子も「腹側はましや。」と言ってました。
これ、本名は「スギ」ですね。
台湾で、たくさん養殖されているようですね。
日本では、沖縄で養殖されているようです。
あの味では、なかなか普及しないでしょうね。
値段も、そんなに安くはないみたいだし・・・(ハマチより、ちょっとだけ安いくらいです。)
どなたか、黒カンパチ(スギ)を食べられた方、おられますか。
ootaguro 1999.01.10 > 今日、「黒カンパチ」を食べました。
私も食べました。送り込みで来たやつです。
本当にかんぱちとは思えない姿でした。なまずみたいな形態で、歯はなまずに似ていました。
あんなのを「かんぱち」として売ってよいのかと一瞬思いました。
ただ、味や色目はかんぱちに似ていました。
パートさんに食べてもらったら、「美味しい」と言っていました。
家辺さんが食べられた時点から1日経っていたのでしょうか、旨味(イノシン酸?)も増えていたのかもしてません。
5切れ380円で販売しましたが、あまり売れませんでした。ちょっと高いですね。
鈴木 1999.01.11 「黒カンパチ」を水中で見たことがあります。
マレー半島の東側の海に潜ったときです。
あまり透明度も良くなく、まだ、ダイビングポイントとしては開発されていない海でしたが、
岩に囲まれた白い砂地に1m位のスギ5,6匹うろうろしていました。
最初は、イソマグロだと思ったら泳ぎ方がサメなのであらっ、縞模様のサメ????、
よーくみると背鰭はサメ、尾ビレはマグロ、体に添って白黒の大きな縞があるし、顔、泳ぎ方は全くサメだし、妙な魚だなと思っていました。
写真を撮って後で調べることにしました。
日本に帰ってやっと、「スギ」と言う魚と判りました。そうですよね、家辺さん。
#後にも先にも、ダイバーに人気がないのか、滅多に見られないからか、
  一度も話題に上ったことがなかったので、あの変な魚のことは
  忘れてしまってましたが、こんなところで話題になるとは・・・・・・
岡本@お魚図鑑 1999.01.11 >「黒カンパチ」を水中で見たことがあります。
おおー。すいません 画像頂けませんか・・キット珍品?
家辺 1999.01.11 > 本当にかんぱちとは思えない姿でした。なまずみたいな形態で、
> 歯はなまずに似ていました。

ありゃ、なまずというより、鮫でしょ。

> あんなのを「かんぱち」として売ってよいのかと一瞬思いました。
> ただ、味や色目はかんぱちに似ていました。

カンパチと言って売るつもりは無いですよ、取りあえず、試してみただけです。

> パートさんに食べてもらったら、「美味しい」と言っていました。
> 家辺さんが食べられた時点から1日経っていたのでしょうか、
> 旨味(イノシン酸?)も増えていたのかもしてません。

私のほうが、1日、後ですよ。
だから、本来は、もっとウマミが増えてると思ったのですがねえ。

> 5切れ380円で販売しましたが、あまり売れませんでした。ちょっと高いですね。
そう。Kg880円くらいなら、扱って良いかなあと・・・・・
でも、あれを「黒カンパチ」という名前で売るのは、サギ臭いねえ。
家辺 1999.01.11 > 岩に囲まれた白い砂地に1m位のスギ5,6匹うろうろしていました。
> 最初は、イソマグロだと思ったら泳ぎ方がサメなのであらっ、縞模様のサメ????、

えーー、怖くないの。本物の鮫は出てこないのですか。

> よーくみると背鰭はサメ、尾ビレはマグロ、体に添って白黒の大きな縞があるし
> 顔、泳ぎ方は全くサメだし、妙な魚だなと思っていました。

尾鰭は、上部のほうが長かったですよ。
あれは、やっぱり、鮫のしっぽで、マグロとは違うと思いましたけど。
それに、「体に添って白黒の大きな縞」はなかったですよ。
ただし、これは死んだら消えるのかもしれませんね。

> 写真を撮って後で調べることにしました。
写真、どっかにアップして下さいよ。
デジカメ写真なら一発だし、銀塩写真でもスキャナで読み込めばいいし、岡本さんなら、きっちりやってくれはるでしょう。

>   あの変な魚のことは忘れてしまってましたが、こんなところで話題になるとは・・・
ボクも、あんなサカナを食べるとは思わなかったです。

実は、昨日、スギの短冊を持って帰っていたのですが、さっき食べました。
ちょっと、柔らかくなってましたが、かえって、このほうが美味しい。
血合いの変色は、ほとんどありませんでした。
(土曜日に入荷した魚です。沖縄から入っていますから、絞めたのは木曜日くらいだと思います。日持ちしますねえ。)
鈴木 1999.01.12 > えーー、怖くないの。本物の鮫は出てこないのですか。
ホワイトチップシャークなんかは、よく見ますよ。
ダイビングでサメに会ったら、みんな大喜びです。
大丈夫、向こうから逃げていってしまいます。
あの、無駄のない姿で泳ぐ様はかっこよく、何回見てもいいものです。
どこも動かしていないようで、すーっと進んでいくんです。
でも、サメ独特のくねくねした泳ぎ方をしたときは、緊張しているときで要注意ですが。

> > よーくみると背鰭はサメ、尾ビレはマグロ、体に添って白黒の大きな縞があるし
> > 顔、泳ぎ方は全くサメだし、妙な魚だなと思っていました。

今、写真を見つけて確認しましたら、模様の無いのもいました。
図鑑で見ると白い大きな線が2本あります。
以下は「日本の海水魚」の引用です。
  • スギ科、1,5m 南日本、東部太平洋をのぞく世界中の温帯、熱帯海域に分布
    形態:体は延長し、紡錘形。頭頂部は平坦。背鰭の棘は短小で、それぞれの棘は分離し、鰭膜で連続しない。尾鰭は若魚では丸く、成魚では湾入する。両顎、前鋤骨、口蓋骨には鋭い歯からなる歯帯がある。
    舌にも歯がある。鱗は微少な円鱗。
    若魚では体は暗褐色で、胸びれ基部から尾ビレ基部にかけて、それぞれ1本の白色縦線が走る。成魚には白色縦線がない。
    本科はコバンザメ類に近縁といわれる。
> 岡本さんなら、きっちりやってくれはるでしょう。
早速、頼んでみました。 m(._.)m
鈴木 1999.01.12 > すいません 画像頂けませんか・・キット珍品?
スキャナーないから送れない・・・(^ ^;
あまり寄れなかったので良く撮れていないんですが、ポジとキャビネに紙焼きしたものがありますが、(ビデオもあるよん、でもデジタルではありません)
お送りすればそちらで処理していただけるのでしょうか?
岡本@DTP 1999.01.12 早速の御返事ありがとう・・・嬉しいッね
えーっと 全てあります。 無いのは暇とお金です。(笑)
スキャナー・デジカメ・フィルムスキャナー・8mmからでも取込みOKです。
・・余り綺麗じゃないけど。
家辺 1999.01.12 > でも、サメ独特のくねくねした泳ぎ方をしたときは緊張しているときで要注意ですが。
これは、どういう意味ですか。運が悪いと、襲ってくるとか・・・(^_^;)

> 今、写真を見つけて確認しましたら、模様の無いのもいました。
> 図鑑で見ると白い大きな線が2本あります。

やっぱり、模様の無いのもいるのですね。

> 本科はコバンザメ類に近縁といわれる。
やっぱり、鮫の親戚だわ。

四国や九州では、鮫の湯引きを食べるんですよね。
「モダマ」と言って、酢味噌で食べるとけっこう美味しいのです。
たまに、京都にも入っているのですが、なかなか、なれていないので売れません。
岡本@DTP 1999.01.12 >やっぱり、鮫の親戚だわ。
いわゆる鮫は、軟骨魚類。
コバンザメは、硬骨魚類。
分類的に大きく異なります。

また、話は変わりますが、
〜ダイと呼ばれるものの中にはタイの仲間でないものが多く含まれます。
形や色が似ているところからつけられた名前なのでしょう。
家辺 1999.01.12 > 分類的に大きく異なります。
あ、そうですか。
そこまでは、気がつかなかったです。
というより、サカナやとしては、普段はあまりそういう学問的なことまで、考えてないです。
まして、鮫は、あまりつき合いがないですから(^_^;)
岡本@写真屋 1999.01.15  届きました。 取りあえず、写真から取込んだのをUPしました。
  http://www.ele.co.jp/UMI/NAME/K/kurokanpachi.html

 図鑑に載って無いのかな・・コメント書きたいのですがわかりませーーん。
 となたか、お教え下さい。
 黒カンパチでは いけないのかな・・それとも--
家辺 1999.01.15 >  届きました。 取りあえず、写真から取込んだのをUPしました。
見ました。
私が食べたのはこれに間違いないです。
「食味」について書く場所があれば、私が書いた文章を使って下さって良いですよ。
末吉 1999.01.17  メーリングリストで話題になっていたのを横目でみてたら、ある方(スーパー勤務)から私のHPをみたためか、クロカンパチの素性の照会がありましたので、回答します。
 私はスギの専門家でもなし、みたこともないのですが、メーリングリストと私的なe-mailとの同期にやや驚いて、情報として書きました。間違えても質問しないでください。
 単なる検索なので、沖縄関係の人の方が詳しいでしょう。
 かなり沖縄県の方が力を入れているのかと思います。しかし、やはり、販売の現場には情報不足から若干の不安のようなものもあるようです。特に責任のある立場の方は・・。

 情報としては・・・
  • 標準和名スギ (沖縄県漁連が「くろかんぱち」で登録商標を申請中)
  • 名称  Cobia、Ling(アメリカの雑誌のWWW)
        Black Kingfish(ホンコン銀行のWWW)
        Black bonito、Cobio(オーストラリア政府のWWW)
        Aruan tasek(マレーシアのWWW)
        Lemon fish、Crabeater(メキシコ湾の魚のWWW)
  • 学名  Rachycentron canadum (スズキ目スギ科スギ属)
  • 分布  南日本
        東部太平洋を除く全世界の温帯・熱帯海域(日本産魚類検索)
        沿岸の河口、湾内、マングローブ内に生息
        汽水域から海水域にすむ回遊魚
        泥、砂、砂利の海底、サンゴ礁、マングローブ内にすむ
        沿岸では杭やブイの近く、沖合では固定された物体や漂流物の近くにいる
        50m以上の水深にいる。(ホンコン銀行のWWW)
        熱帯では冬に多い。メキシコ湾では2-3月に多い。(メキシコ湾の魚の   WWW)
  • 大きさ 標準体長1.5m(日本産魚類検索 全種の同定)
        重さ30ポンド・・15kg位?(アメリカの雑誌のWWW)
        100ポンド(50kg近い?)を超える場合があるが、ふつうは20-40ポンド
        (メキシコ湾の魚のWWW) 
  • 食性  貝類、イカ類、小型魚(アメリカの雑誌のWWW)
  • 産卵期 春から初夏(アメリカのWWW)
  • その他 大型魚との遊泳行動はコバンザメに類似(文献忘れた)     
・・・です。
 メキシコ湾の魚のWWWをみるとコバンザメに似ているとあります。
それはコバンザメremorasの吸盤sucker diakは背鰭の一部が発達したものという見解があって、これがスギの背鰭と似ているというのです。
さらにスギの幼魚は尾鰭が丸いのですが、大きくなると湾入forkedするという過程が一部のコバンザメにもみられ、これを根拠に2科が近いとの意見があるとのことです。
どちらかといえば釣り関連のサイトなので間違いないとはいえないと思いますが、おもしろい話です。
筆者は「うまいのに捨てるやつがいる!」と残念がってます。
この詳細は下記のサイトをみてください。
 http://www.sportsmans-paradise.com/species/cobia.html
メキシコ湾の魚の紹介(英語)

その他のwwwでは・・
 http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/1998/9804/980402c.htm
沖縄県漁連がスギを「クロカンパチ」で登録商標を申請した。

http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/1998/9807/980715d.htm
沖縄のクロカンパチ種苗生産のニュースです。

http://www.kunsan.ac.kr/old-www/fishes/fish230/fish100.html
韓国クンサン大学(?)のサイト(韓国語)

http://www.tfrin.gov.tw/D-AC/lab.fb/small/s02.html
http://www.tfrin.gov.tw/D-AC/lab.fb/large/b08.html
台湾の水産試験所(台湾語?とにかくどう文字コードを変えても英語以外は文字
が化ける。よくまとまっているサイトなのに・・わからん)

http://www.fieldandstream.com/fishing/cobia.html
アウトドア系雑誌のサイトです。

転載者(fishml管理人)より、お詫びとご注意
1.沖縄県漁連は、関係官庁より「クロカンパチ」の名称は不適当との指摘を受けて、現在は「沖縄スギ」の名称を使用しています。
2.末吉さんからの元メールには、上記以外のWEBも紹介されていましたが、2001年9月10日時点でアクセス不能のWEBについては、消去させて頂きました。ご了承下さい。
家辺 1999.01.18 >  メーリングリストで話題になっていたのを横目でみてたら、ある方(スーパー勤務)
> から私のHPをみたためか、クロカンパチの素性の照会がありましたので、回答します。

ということは、どっかのスーパーでも、スギに注目していると言うことですね。
うーーん、うちは、今の段階では、扱うメリットが見つからないなーーーと思いましたけどね。(沖縄の方、ごめんなさい。)
いくつか、問題点が・・・・・・
  1. まず、名前・・・・「黒かんぱち」で良いのだろうか・・・・
  2. 価格・・・・・・・ハマチ、カンパチより安くなければ、扱えないです。
               上の2魚種より、味は落ちますので。
               我々のところでKg1000円以下なら・・・
  3. フィレ加工ができるかどうか・・・これは、2つの問題から思います。
        一つは体型の問題・・・あれは、誰でも鮫だと思ってしまう。だから、
        消費地へはフィレで流したほうがよい。
        もう一つは日持ちの問題です。変色が遅い上、身質が堅い。
        従って、少し日が経って柔らかめになったほうが美味い。
そんなことを感じました。
新魚種といえば「ぶりひら」があるし、なんか「かんぴら」というのも出てきたようで・・・・・



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