市販の鰻蒲焼を食べ比べてみました。(京都版)
私の住んでいる滋賀県とは違い、京都は国産指向(もしくは「高級指向」)が強いです。それをあらわす一番いい例が、ジャスコの品揃えでしょう。ジャスコでは、もちろん中国鰻も売っていますが、このところ常に、「朝焼炭焼鰻」を中心アイテムの一つとし、売り場も広く取って訴求しています。そして、水産物では唯一と言って良い「エコ商品=無投薬鰻」も品揃えしています。 また、京都生協では一貫して「国産蒲焼き」が主力商品になっており、中国鰻も定番アイテムにはあるけれど、あまり売れないので品揃えしていない店が多いようです。そうしたこともあり、今回は、ジャスコ、イズミヤ、ダイエー、生協で品揃えしている「国産鰻」を食べ比べてみました。さらに、オプションとして、ジャスコの「無投薬鰻」も食べてみました。 |
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★ 味での評価
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★ 値段で評価
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★ 総合的に見て順位をつける。
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★ その他
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市販の鰻蒲焼を食べ比べてみました。(滋賀県版) | |
4店から、5品買ってきました。右の写真とは順番がちがいます。 |
一番下は、JUSCOの無投薬うなぎ(798円) 二段目の「ジャスコ980円」は間違い。1029円でした。 |
ダイエーは宮崎産、メーカーは?だが、大森かな。 |
JUSCOは、炭焼きを3フェース陳列。トレーに価格ラベル無し。 カネ伸の社長は知ってるが、ほんとに手焼の炭焼きだ。 |
イズミヤは、鹿児島の奈良製、色々と話題に登るメーカー。 |
生協は、京都の前川商店で焼いた鰻。これが生協の主力。 |
有機養殖の範疇に入る無投薬鰻が原料。だが、売れていない。 大分の山田水産製造。1日製造分を、2割引で売っていた。 |
いくら国産といえど、ダイエーの1180円は高い。 逆に、生協の780円は安すぎで、なんで安いのか疑問を持たれるかもしれない。(実は、ちょっと小さいサイズだった。) 生協では、鹿児島産の鰻蒲焼が798円で出ていたが、価格のバランスが取れていないと思う。 JUSCOの炭焼き鰻1029円は、質を考えれば安い。おすすめ。 JUSCOの無投薬鰻蒲焼きは売れていないようで、5月1日の日付だった。(買ったのは5月3日)日が経っているせいか、一番身が薄くぺらぺらで、美味しくなかった。 |
表の焼きが甘いと思う。 |
裏も焼きが甘い。 |
正真正銘の手焼きの炭焼き鰻。 タレが身にしみこんで白っぽくなってるが、これが自然。 |
裏はきちんと焼けていると思う。この鰻、980円としているが、そうではなく、税込価格1029円。以前は980円で売っていたので、てっきり「税込980円」だと勘違いしてました。すみません。 |
これも、焼きが甘めだ。 |
裏も同じ。 |
身の盛り上がりは、これが一番。 |
裏はちょっと焦げている。食べても、焦げがきつい感じ。 |
これは、JUSCOの無投薬鰻。定価798円。売れてない。 5月1日製造で2割引。身はペラペラでふにゃふにゃ。 |
ちょっと焼きすぎカナと思える。 |
さすが、どこも大手なんで、表示におかしいところはない。 まあ、当たり前のことなんだけどね。 ラベルに、加工日が入ってるのと入ってないのとがある。 法的には、入れなくても良かったのかな? |
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表裏とも、商品についての「曰く因縁」の案内が多い。それはそれとして大事だとは思うけど、値引きシールまで貼ってあるので、肝心の鰻が半分ほど隠れてしまっている。これはなーー?? |
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タレの説明 → 前川(生協)、カネ伸(JUSCO)は、京都では著名な鰻やさんなので、自社ブランドのタレを持っている。JUSCO(イオン)も自社ブランドのタレ使用。ダイエーは鈴勝。イズミヤは??(忘れた)。 |
タレは、鈴勝、前川、カネ伸、イオン、もう一種は忘れた。 |
ダイエーは高すぎて値打ち無し。 JUSCOの無投薬鰻は、食べるという点からは利点がない。イズミヤの鰻よりJUSCOの炭焼きは少し高いが、味は絶対にJUSCOの炭焼きの勝ち。この値段の差なら、私なら迷わずJUSCOを取る。生協は、ダイエー・イズミヤに比べると少し小さめだが、味はまあまあ、価格で納得。したがって、高くても美味しい鰻が食べたいなら、JUSCOの炭焼き、安いほうがいいのなら生協の鰻がおすすめ。(生協にも、定番に炭焼き鰻1180円がある。) |
JUSCOの炭焼き鰻でひつまぶしを作った。 身も味もしっかりしており、美味かった。 |