魚の寄生虫について(2)

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LOBO 2001.02.28 その昔、輸入魚の話で保税倉庫(?)で氷点下20〜30度に置くことによって寄生虫等が死滅する、なんて話をTVで見たような記憶があります。
それからサンマの刺身を食べるためには寄生虫の問題があるので、冷凍にして寄生虫を殺すのだけど、家庭用の冷凍庫では−10度程度にしかならないから危ない、なんて話も聞いた記憶がありますが、私の方の出典は曖昧なのでアレですが、どんなものなんでしょう?
鹿児島の高山 2001.03.01 私も興味があります。
どんなもんでしょう?みなさま。。
冷凍はされて命は絶たれていても、毒素みたいなものはそのままなのでは?
死んじゃえば何ちゅう事ないんですかしら?食べても。。
やっぱり、、目黒の寄生虫博物館には行くべきかなぁ。。
そのあと、恵比須でラーメンを食べるのが、通のコースだそうで。。
うむむ。。さてさて、、私は見学した後、食べれるでしょうか?
挑戦してきますわ。^^/
おおはし 2001.03.01 私のほうの知見は、高山さんの書いていた目黒寄生虫館の方から直接聞いたお話なんですが、記憶が曖昧であったため寄生虫館荒木氏に再確認してみました。

> > それからサンマの刺身を食べるためには寄生虫の問題があるので、冷凍にして
> > 寄生虫を殺すのだけど、家庭用の冷凍庫では−10度程度にしかならないから危ない

昭和40年代の冷蔵庫とかでなければ、家庭の冷蔵庫も故障品以外は―18℃の設定となっているかと思います。アニサキス程度で(秋刀魚対象)ならば家庭用冷凍庫中数時間で完全に死滅するそうです。(冷凍庫の能力やその他の中身及び魚の数(サイズ)を考慮して、推奨24時間だそうです)ちなみに―10℃でも死にます。
ただし原虫類などの一部には冷凍耐性が比較的強いものもいるようです。
冷凍耐性が強いものは通常獣肉類に多いのとの事ですが、魚はいないとは言い切れないそうです。
ただ、寄生虫なんて鯛だろうがマグロだろうが、海の魚でもいない魚はいないはずですし、生食はそのリスクを常に孕みながら行われているのであり、それがイヤなら刺身は食うなってのが、寄生虫学者さんたちのご意見のようです。
ちなみに私は、不味くなるので魚は冷凍は極力しないし、ブラックバスも冷凍せずに刺身で食べましたが、、、一応十数年たった今も異常はありません?(^-^)

> 冷凍はされて命は絶たれていても、毒素みたいなものはそのままなのでは?
> 死んじゃえば何ちゅう事ないんですかしら?食べても。

原則的には良いようですよ。寄生虫と毒素は通常関係ないと僕は認識していますが、100%の断言はできないので、もしどうしても気になるようなら専門家の方に直接相談したほうが良いでしょう。

目黒寄生虫館 пF03−3716−1264  Fax:03−3716−2322
(余談ですが、以前長く近所に住んでいたのに未だに一度も行ってません。今度是非行ってみようと思っています。帰りに恵比寿でラーメン、、、折角だから太麺系の「香月」とかどうでしょう。友人に買ってもらった同館のサナダムシTシャツがお気に入りで会社にも着ていったら、「非常識な!!」と怒られてしまいました。でもまだ、時々着て行ってますけどね、、、)

寄生虫については↓
(食品の寄生虫) http://www.tokyo-eiken.go.jp/shokuhin/topics/kiseityu/kiseityu.html
他、アニサキスやペンネラの話は、ここfishmlホームページの魚の研究の所でも多くのお話がされているようなので後はそちらを参考に、、、 魚の寄生虫について
Roku@北摂三田 2001.03.02  単純な思い違いなのでしょうが、常々、疑問に思っていましたので、質問してみます。
よく冷凍保存で、卵子や精子などを保存して使いますが、不思議だなと思っています。
 何時だったか定かではないですが、蝶などの昆虫を液体窒素などで冷凍して、また解凍すると動き出すというのを見たことがあります。
 これは単に、対象生物や細胞などの耐凍性の違いに由来するのでしょうか?
急速な冷凍処理という、技術的なものに由来するのでしょうか? 
それとも、他に要因・理由などがあるのでしょうか?
熱水中で生きる生物や、氷点下で生きる生物もいるようなので、不思議と 言えば不思議な話ですが。
鹿児島の高山 2001.03.02 > の「香月」とかどうでしょう。友人に買ってもらった同館のサナダムシTシャツがお
> 気に 入りで会社にも着ていったら、「非常識な!!」と怒られてしまいました。

そうなんです。Tシャツも欲しいし、アニサキスのキーホルダーもほしい^^
サナダムシで、マリアカラスは痩身したんですしね。寄生虫にも存在する意味はありますよね。
おおはし 2001.03.05 > サナダムシで、マリアカラスは痩身したんですしね。寄生虫にも存在する意味はありますよね。
サナダムシダイエットが寄生虫の存在意義になりうるかはともかくとして、、、
サナダムシは今絶滅がささやかれているとも聞きます。
でもサクラマスが非常に重要な宿主になっているので、旧ソ辺りでサクラマスの刺身を(冷凍じゃないヤツ^^;)3回ぐらい食べれば、恐らくSダイエットがスタートできるのでは??
ちなみに国内のサクラマスは数がひどく減っているので、釣ってもなるべく食べずに、逃がしてやりたい所です。
鹿児島の高山 2001.03.05 あの水族館の標本室にある得体の知れない形の寄生虫のビンや、人間から取り出された寄生虫標本もかなり、実は私、見た事ありまして、なんで、こんな生き物がいるのやら?と不思議でならなかったのです。
中学の時の生物の先生が人間にはたくさんの生物が共生しているんだ。
という話を聞いてから、今までずっと興味がある分野です。^^
それに、この話題は、水族館の職員も好きですし、家族も嫌いでは。。。ないですしね^^

> でもサクラマスが非常に重要な宿主になっているので、旧ソ辺りでサクラマス
> の刺身を(冷凍じゃないヤツ^^;)3回ぐらい食べれば、恐らくSダイエットがスタートできるのでは??

おぉ!!ロシアですか!
まだユーラシア大陸には、中国しか 足を踏み入れた事がありません。
。。。。。いいかもしれないなぁ。。。。。痩せると言う言葉に、妙に引き寄せられるんです。
無視はできないわ^^
サナダムシって輸入はできないんですよね。
あっ!だけど、これって、お腹の中に入れて持ち帰ると移入種問題になりやしませんか?
やっぱり、、ジャポニカ種がいいなぁ。。サナダムシ。。。。。

> ちなみに国内のサクラマスは数がひどく減っているので、釣ってもなるべく食べ
> ずに、逃がしてやりたい所です。

日本のサクラマスにもいる可能性があるってことですね。
魚を解剖、もしくは、調理していて、わっ!なんじゃ!!と思ったり見た方がいらっしゃいましたら、お教え下さいね^^
しかし、、何時の日か、自分の身体にいくつのどんな生物が一緒に住んでいるのかっていうのがわかるキットがあればいいなぁ。。なんて思うこの頃。。。
新鮮太郎 2001.03.06 寄生虫で面白いメールマガジンを見つけましたのでご紹介します。
 http://www.ne.jp/asahi/p/aya/room/mag.html  蛭川博士の魅惑の寄生虫という題名です。
      興味のある方はよかったらご覧下さい。

寄生虫はサヨリを釣って捌いたときに、ほとんどのサヨリのえらに白い1cm位の虫がついていたのを思い出します。サヨリ寄生虫というそうですが。
刺身で食べたので気が付きましたが、塩焼きなら一緒に食べちゃったと思います。
おおはし@サヨリ食べたい 2001.03.06 サヨリ寄生虫の事が出てきてたので一言、コイツの名前はサヨリヤドリムシ(分類学的には,節足動物門,甲殻亜門,軟甲綱,等脚目, ウオノエ科)大型魚の口内や鰓に寄生するタイノエなどグソクムシの仲間です。まぁ一緒に食べちゃっても問題は無いんじゃないですか?
(美味しいかはともかく、、、でも節足動物系ってエビやカニをはじめとして結構美味しいから、結構いけるかも知れませんね。えっ?おまえが食ってみろって?、、、あんまり美味しいもの食べると舌が肥えるっていいますので遠慮しときます;^^)
ちなみに、日本最大のオオグソクムシは10cmを超えるなかなかの迫力の深海節足動物です。
陸では、フナムシやダンゴムシが比較的近いグループになります。
藤本@あいち 2001.03.06 > コイツの名前はサヨリヤドリムシ(分類学的には,節足動物門,甲殻亜門,軟甲綱,等脚目,
> ウオノエ科)大型魚の口内や鰓に寄生するタイノエなどグソクムシの仲間です。

 色んな事がMLで話題になってますが、ついて行けないのが実情な私です。
 サヨリに関して知ってたつもりでしたが、寄生虫が居たとは思ってもいませんでした。
釣り人失格ですね。改めてやり直します。
 エラにだけと言う事ですが、この寄生虫は身体の身の方には付かないのでしょうか?。
見た事がないので今度シッカリ見てみなくては。
新鮮太郎 2001.03.07 そうですか、フナムシやダンゴムシの仲間ですか。
この寄生虫は白くて小さいフナムシという表現がぴったりと思います。
100匹ほど捌いたさよりの身の中には一匹もいませんでした。
鰓か身の外にしがみついているのはいましたけど。(実はこのさより、テトラでグレなどの釣りをしていて岸近くを小魚が回遊していたので、イワシかと思っていたら、連れがタモで掬ったらサヨリだったので、後は二人で掬えるだけ掬ったのです。その日の釣果はボーズだったんですけど)。
それから、この寄生虫、サンマの鰓にもいたんですよ。
それまでサンマは内臓から頭、骨も全部食べていたけど、それ以来内臓とるようになってしまいました。
今まで知らずに食べていたと思います。
最近釣りに行かず休みは明石魚の棚通いです。今日はイカナゴの釘煮の講習会をやってました。
下関@はらだ 2001.03.08 この寄生虫が、両方の鰓蓋に付いてしまうと死んじゃうって聞いたことがあるんですけど、そうでしたっけ?
だいたい、片方しかついてるのみたことないですけど。



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