海の異変---各地からのたより
「海がおかしい。」
どこに行っても、この言葉を聞きます。おさかなML(fishml)に投稿された「海の異変」について、まとめてみました。1999年11月2日〜2000年4月30日までの分です。 次のページへ TOPへ
投稿された 会員さん |
投稿日 | 投稿内容 |
伊井@横浜 | 1999.11.02 | > 「西湘地区の定置網で漁獲されるイボダイは、8月末から漁獲量が増えたが、干物に向かない小型物 >ばかりで 、販路を失い、10分の1の値段になった。」 エボダイと言えば今年は不思議です。東京湾(小柴沖)の釣り船にエボダイが混じってるんですよ。 それも干物にするには大きい30cm近くの良型。 もう10年以上船に乗ってますが、こんな事を聞いたのは初めてです。 もともとエボダイはここらで釣りの対象になる魚ではないのです。 あまりに不思議だったのでリサーチしてきましたが、その日はアジの入れ食いに夢中になってしまい、気が付いたらエボダイはボーズでした。^^;; #ちなみにエボダイ(地方名)とはイボダイ(標準和名)のことです。^^ |
妹背@淡路島 | 1999.11.03 | 黒潮の異変による魚の回遊の変化についてかいている方がおられましたが、兵庫県の内海では今まであまり見られなかったよこわ(マグロ)、ミノカサゴ、さごし(サワラ)が、10月の播磨灘周辺で漁獲されたとの新聞記事がありました。 季節が季節通りに変わらないと漁業には悪影響が出そうです。 具体的にはノリ網の張り込みが遅れたようです。 |
伊井@横浜 | 1999.11.03 | > 日曜日は、 中の瀬で いいだこ 1 殆ど食いが無かったので、竹岡沖にかわはぎ釣りと移動しました。 今年もカワハギの魚影は濃いようですね。そこらのポイントでアオリイカも狙えるみたいですよ。 アオリイカもなぜか今年は多いようで。 |
お多福@安倍 | 1999.11.05 | 秋田の釣りカレンダー「99年11月」に寸評が載っていました。 的鯛(マトダイ)と鏡鯛(カガミダイ)の図が2枚載っており、魚類図鑑では本州以南、主にアフリカや豪州に分布するとある。南国育ちの魚で図のように珍しい体型をしている。 平成10年夏は異常な暑さであった。 この的鯛が釣れた27日前の8月15日、男鹿水島沖で31cmが初めて釣れている。 そして、この的鯛が釣れた翌日の9月12日には男鹿船越沖でコビレゴンドウクジラと推測される鯨が泳いでいる写真が新聞に掲載された。 ちなみに記録破りの猛暑となった平成6年7月9日に的鯛と近縁のカガミダイの59cmが男鹿向瀬沖で釣られている。・・・・・・ 異常気象による魚の変化なのでしょうが、それ以前にも網にかかって市場に並んだことがありました。 季節はずれの鰺や鯖子なども釣られる様になったことや、石鯛子などの異常なくらいの繁殖等々・・・・・・・・ 地球もおかしくなってきたのでしょうね? 今年秋田の夏は沖縄よりも平均で暑かったらしい(・・;) お魚さん達も避暑に来たつもりだったのだろうけど、暑くて大変だったでしょうね(^-^) |
家辺@滋賀 | 1999.11.07 | 今年は、ほんとにサゴシが多いですね。舞鶴でも、八幡浜でも、境港でもあるようです。 このところ、京都の市場にも、たくさん入っていて安いです。 この影響か、中国のサワラも一時暴落していましたね。(kg 600円とか) これでは、いくら中国船でも、利益が出ないでしょうね。 それに、ツバスも多いようです。 昨年、今年とモジャコがあまり取れなかったと思うのですが、モジャコはどっか遠いところに行ってたのでしょうか。今になって、ツバスが湧いてくるとは、確かに「海がおかしい」としか言えないようです。 |
田辺@静岡 | 1999.11.09 | 10/24頃の大潮の時期に、静岡では異常潮位による高潮注意報が出て、(異常潮位はしばらく前からで、今でも続いているはずです。 河川の調査をしている先生は、10月の中頃に調査をしたときも河口の水位が高かったそうです。 私も同行した10/31にも小潮ながら、いつもより高いとおっしゃっていました。 私も釣りに行けませんでしたが、翌日に各テレビ局で解説していたところによると、黒潮の蛇行が例年とは逆の蛇行をしているせいで異常に近づいていることや、日本海側に高気圧があるせいで太平洋側が相対的に低圧になっていること、東風で西岸に水が吹き寄せられていることなどが挙げられていました。 結果として、紀伊半島から伊豆にかけての太平洋岸地域で平均約20cmも潮位が上昇しているとのこと。 何故黒潮の蛇行が例年と異なるのかには触れていませんでしたが、ともかく、この辺りではそれが一因と見られる異常潮位が続いています。 |
町田@知床三佐ヱ門本舗 | 1999.11.11 | しかし、ナウルの写真集にあるようなマグロが、11月になっても羅臼に水揚げされてたっていうのはやはり変ですね。シイラもです。 イギリスの友人も今年はなぜかあまり寒くないので地球はだいじょうぶなのかといってましたが・・・・ ナウル写真集 www.sake.or.jp/nauru ← 標津の佐々木さんのサイトです。 |
佐々木@中標津 | 1999.11.12 | この間、標津の市場に上がったシイラを食べました。 少し、脂乗りが強すぎるように感じましたが、なかなかおいしい魚でした。 でも、シイラは北海道の魚のイメージではないですよね。 |
くりさん@横浜 | 1999.11.20 | 11月20日付け、神奈川新聞朝刊27面に、黒潮関連のそれらしき記事がありました。 三浦市三崎港に19日、マグロ類の中でも最高級とされる生のクロマグロが6匹水揚げされた。 同市初声(はっせと読みます)地区の相模湾沿岸に仕掛けた定置網で漁獲されたもので、「三浦半島沿岸で取れるのは15年振り」との声も。 「黒潮の異変のおかげ」との見方もあり、沿岸漁業の不振が続く同港もにわかに活気づいた。 水揚げされたマグロは1尾約30キロで、キロ当たり約3千円の高値で取り引きされた。 県水産総合研究所では、「黒潮の接岸が続く一方で水温が下がり、クロマグロが取れやすい状況になってきている」と分析している。 以上です。 相模湾の西部では、毎年何本か取れていましたが、同じ相模湾沿岸でも、三浦半島側は、ほとんど取れません。 西部では、10月下旬から、メジは取れていたようです。漁期は、12月半ばくらいまでありますので、まだ楽しめることでしょう。 |
家辺@滋賀 | 1999.12.16 | 岩手日報のWebから、転載しました。 秋鮭が獲れないので、今年はイクラが高いです。 困った。(^_^;) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サケ不漁浜沈む 前年同期に比べ3割減 本県漁業を支える秋サケ漁の不振が続いている。 例年、11月下旬から今月上旬がピークだが、10日までの漁獲量は前年同期比 約3割減の2万トンほど。このままではここ10年で最低の水揚げとなりそうだ。 サケは全国的に不漁で、価格は高騰気味。年末年始の贈答用の新巻きや お節料理に欠かせないイクラなどを作る業者は、高値に悲鳴を上げている。 県水産振興課の調べでは、県内のサケ漁獲量は平成8年の7万3,526トンが ピーク。 9、10年は連続して減少し、10年は3万6,568トンとここ10年では 最低のレベルだった。 今年は10日現在2万122トンの水揚げで、前年同期比69.0%の不漁。 1 キロ当たりの平均単価は462円で、前年より3割高となっている。 不漁の原因は、北海道襟裳岬沖に居座った暖水塊。 北洋から南下するサケの通路を阻み、本県のほか北海道南部、青森、宮城両県の 漁に影響を与えている。 先月上旬に冷たい親潮が南下し期待されたが、同下旬には暖かい黒潮が気仙沖 まで北上し、漁に影響を与えた。 |
家辺@滋賀 | 1999.12.16 | 佐賀新聞のホームページに、こんな記事が載ってました。
唐津は、一度も行ってないので、見に行きたいところです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− サバ漁ピーク サバ漁が最盛期を迎えた。 唐津市海岸通りの唐津魚市場は連日の水揚げに日曜日 も返上、活気にあふれている。 例年、10月後半からシーズンを迎えるサバ漁だが、今年のピークはひと月遅れ。 未明にかけて韓国・済州島近海から続々と漁船が入る。 網いっぱいのサバがフォー クリフトを経て一気にコンベヤーに。大きさごとに選別され、銀りんを光らせながら 瞬く間に箱を埋め、高く積まれた魚箱を積んだトラックが次々に出て行く。 同魚市場では、この季節の水揚げの95%がサバ。2割近くが鮮魚用として東京、 大阪に運ばれ、残りは加工用。冷凍した上で、しめさばの材料に使われる高級品 はキロ1200円の高値がつくことも。今月だけで5千―7千トンの水揚げを見込む。 |
家辺@滋賀 | 1999.12.17 | このところ、ローカル情報を集めてます。 下記は、北國新聞(富山・石川方面)の記事です。
ウナギのシラスが遅れていますが・・・・ ブリの南下も、1ヶ月遅れていると言われていたのですが、やっと、北陸に入っ てきましたね。 これから、氷見や佐渡からもブリの情報が届くでしょう。 これで、ほっと一安心です。 ところで、kg3500円とは、良い値段ですねえ。 1尾30000円〜35000円ですからね。 こういう値段になると、うちなんかでは売れません。 ー−−−−−−−−−ここから転載−−−−−−−−−−− ブリどんと372本−能都・宇出津港 能都町の宇出津港で十五日、ブリ三百七十二本が水揚げされ、例年にない不漁 に肩を落 としていた市場が一気に活気づいた。関係者は、今季最多の「大漁」に 出遅ればん回の期待をかけ、普段より威勢の良い掛け声が市場に響いた。 ブリのシーズンは十一月から一月ごろとされ、例年、十一月下旬には多くの水揚げがあ った。しかし今年は、十二月に入ってからも一日に20―30本程度しか揚がらず、寒ブ リの需要が高まるお歳暮のシーズンを前に、関係者を やきもきさせていた。 この日獲れたブリは、能都町の宇出津、小浦の大型定置網にかかったもので、 体長90 ―100センチ、重さ約10キロ前後の大型。漁協関係者は「形が非常 に良く、脂もよくのっている」と、品質に太鼓判を押す。 「ブリ大漁」に市場は活気づき、品定めする仲買人らも思わず目を細めた。市場には威勢良い掛け声が飛び交い、浜値は一キロ当たり三千五百円前後となった。 関係者は本格的 なブリ漁のスタートに、期待を寄せている。出荷作業に追われる関係者は、「久々の明る いニュースだ」と話し、満面の笑みを浮かべた。 |
yusa@福島 | 2000.01.04 | 福島県、小名浜の生サンマ水揚げが、10月には昨年の半分
しか無いのだから当然のことなのですが・・
福島産・サンマ加工品が高騰しています。 解凍サンマも気仙沼品が中心で回っていますし、 女川、北海道産が出回るときもありました。 地元、小名浜品、冷凍サンマの入荷は、ごくごく少量の話です。 そして、開きサンマなどは、一枚あたり、売価で30円ちかく 値上げしなくてはいけなくなってきました。 サンマのように「大衆魚」の場合、このくらいの価格が上がるだけでも、 非常に高く感じてしまうハズです。 二枚、三枚、五枚買ったりすると・・・高くなったのを実感するハズ(^_^; スーパーなどでは、他産地品に変更する場合もあるでしょう。 特売などは、小さい規格がもてはやされる可能性があります。 この話を北海道のかたとメールでお話したら、驚いていました。 一般の消費者のかたですが、サンマは安かったというのが 昨年の印象のようで、高くなるなんて信じられない、との話でした。 例年より、大きいサイズが値ごろで購入できたのが理由だそうです。 不漁とはいっても、やはり地域によって、印象は違うものだなぁと 思ってしまいました。 |
お多福@安倍 | 2000.01.05 | 今日が初セリでしたが、北海道の鱈と青森のヒラメが少しとヤリイカ
位で地物魚は時化のためほとんど入荷はなかったですね ┐('〜`;)┌
暮れの鰰(はたはた)も高水温の為なかなか沿岸に寄ってこなかったし・・・・ 元旦は雪がないときが、これまでもありましたが今日現在も雪がないなんて・・・ 今年の天気は農作物、水産関係共に不安ですね。 |
釣魚食人@愛知 | 2000.01.05 | 今シーズンのサンマは異常ですね。 昨シーズンは、安くて脂の乗った サンマが安く(@50)買えたのに。 三重県では、今ごろ脂の落ちたサンマの干物が最盛期ですが、今シーズンは 全然取れなくて、他の産地のサンマを使って干物にしているそうです。 でも、今日のニュースで、今シーズン初めて800kgのサンマの水揚げがあった と言っていました。 釣り人の立場からも、昨年の海は異常で、イサキが釣れませんでした。 愛知・三重だけかもしれませんが。初釣りのメッキ(ヒラアジの類い)も×でした。 |
家辺@滋賀 | 2000.01.05 | 下記は、紀伊民報の4日付の記事です。 だいぶ前に、紀伊勝浦に行きましたが、あのときは1隻も船が入って無かった。 期待はずれだったのを覚えています。(^_^;) 今朝の京都市場は、生マグロの入荷が異常に多かったです。 産地まで見なかったのですが、勝浦からのもあったでしょうね。 今日は、ちょっと相場が下がったみたいですね。 −−−−−−−−ここから転載−−−−−−−− 水揚げ100トン、活気あふれる勝浦漁港 近畿最大のマグロ漁業基地、那智勝浦町の勝浦漁協市場で四日、マグロの初市 が行われた。 日の出前、太平洋の赤道近くや日本近海で操業した漁船六隻が入港。 十五−八十キロあるマグロをクレーンでつり下げ、昨年を十トン以上上回る百五 トン、約五千匹を水揚げ。 ずらりと並んだ新鮮なマグロを前に、仲買人約二百人と関係者らが乾杯で新年 を祝った。 午前七時からのセリでは、仲買人たちが丹念に値踏みし、次々と落札。 威勢の良いかけ声が飛び交い、場内は活気にあふれた。 同漁協によると、最高値は六十二キロのメバチが、一キロあたり四千四百円の 約二十七万円。 キロあたりの価格は、メバチ八百−二千二百円、キハダ五百五十−千十円、ビ ンチョウ二百七十−三百七十円のご祝儀相場となった。 水揚げが増えたため昨年より多い計五千三百万円を売り上げた。 同漁協は昨年四−十二月の間、一万千三百五十四トン(前年比千トン減)を水揚げし、六十四億六千万円(同十二億三千五百万円減)の取引。 四、五月の海流の変化が、水揚げの減少につながったという。 しかし、「昨年末から水揚げが出始めたので、今年一月から三月にかけ期待で きる」と話しており、今年一年間で一万七千トンの水揚げ、百億円の取引を見込 んでいる。 |
家辺@滋賀 | 2000.01.05 | さて、市場の話題ですが、新物のボイルホタルイカが入荷していました。
生産地(加工地)は滑川ですので、本場ですね。 でも、漁獲は日本海で、富山湾ではありません。(たぶん、兵庫か鳥取か?) 魚体は、かなり小さいもので、ミソが入っているかどうか・・・疑問が出るよう な小さなものでした。 3枚続きのセイロ入りで、セリ価格が1700円でした。 1枚のセイロに130gくらい入っており、600円弱になります。 これを小売りやさんが売るとすれば、1000円近くの値段になります。 そんな値打ち、あるんかーーーー? 仲卸の方にきくと、年末から入っていたそうです。 季節って、何かな・・・? そんな疑問が湧いてきました。 ホタルイカは、「春のたより」の魚なのです。 それが、年末年始の、まだ「厳寒期」になる前に出回るなんて、おかしいことで すよ。 もうすぐ、三重県から「ボイルしたいかなご」(こちらではカマスゴと呼ぶ)が 入荷してきます。 そして、節分を前にして、1月中旬くらいから「塩イワシ」を売ります。 それが終われば、「新子(いかなごの子をボイルしたもの)」、そして「ボイル ホタルイカ」「ボイル桜貝」などが売場を飾り、春になっていくのです。 これが、日本の季節のうつろいであり、食文化だと思います。 確かに、我々も「旬の先取り」「季節の先取り」と称して、実際の季節より早め に、売場で「季節の表現」をしますが、今の時期に「ボイルホタルイカ」を並べ るのは異常としか言えません。 |
yusa@福島 | 2000.01.05 | > 今シーズンのサンマは異常ですね。昨シーズンは、安くて脂の乗ったサンマが安く(@50)買えたのに。 地物は、私も一度しか食べる機会がありませんでした(^_^; 普通浜で、配送中にトラックから落としても、まったく気にしないそうなのです が、 今年は「もったいない!」とか言っていたと、小名浜のかた。。 それだけ、小名浜にはサンマが揚らなかったようです。 > 三重県では、今ごろ脂の落ちたサンマの干物が最盛期ですが、今シーズンは 全然取れなくて、他の産地のサンマを使って干物にしているそうです。 今日も気仙沼品が入荷しました。 > でも、今日のニュースで、今シーズン初めて800kgのサンマの水揚げがあっ たと言っていました。 > 釣り人の立場からも、昨年の海は異常で、イサキが釣れませんでした。愛知・三重だけかもしれませんが。> 初釣りのメッキ(ヒラアジの類い)も×でし た。 様々なお魚がそうでしょうが、海のなかは、異常というか・・ 管理人様のお話にもあったように、なにか、旬がずれている気がします。 |
喜界島の村山 | 2000.01.05 | ここ喜界島ではメッキの類をガラといいます。
秋口の台風がくると湾内に手のひらよりも小さいのが群で入って来るのですが、昨年は不漁みたいでした。 サンゴの白化は止まったみたいです。 |
籠屋丸 下里 | 2000.01.26 | 最近の漁の状態はキンメを追いかけて(いろいろな漁場へ)千葉県房総沖や伊豆諸島三宅島沖などへ行ってます。
風の強い日が多いので、出漁日数は少ないですが、黒潮が離岸しましたので漁模様は少しずつながら、上向きになってきています。 |
山川@三重 | 2000.01.29 | ところで、熊野灘では例年になく、この季節はずれの時期にカツオ漁でにぎわ
っています。 脂も乗っていて、「下りガツオ」なのかな?と関係者の間では話しています。 マイワシも昨年末から熊野灘へ来遊しており、かなりの漁があります。 サバではゴマサバ1999年発生群が相当の卓越年級群で、昨年秋季には豊漁で した。... ただし、サンマは影も形もなく、史上最悪の不漁となりそうですが... |
家辺@滋賀 | 2000.02.11 | みなと新聞を読んでいたら、遠州灘で1月末から季節はずれのカツオの好漁が続
いていると書いてありました。 この地域のカツオ漁は、例年3月〜6月。
黒潮の蛇行が暖水塊を作り、そこに「戻りがつお」が滞留しているそうです。
この海域近辺では、南方系魚種のサワラが取れているなど、異変が出ていることが報告されています。 そういえば、舞鶴でも、真冬なのに「秋いか」が取れていましたね。 同じ日の新聞に、境港の巻き網船団が、ヨコワとブリを3日間で3億円分取った (これは、4−5ヶ月分の漁に等しい。)のも、書いてありました。 漁業というのは、バクチ的な部分もあるのですねえ。 |
まるかわ | 2000.02.28 | 噴火湾(渡島)で 3−4月 ボタンエビ漁が解禁になります。
毎年解禁後 2週間位は 水揚量も まぁまぁのようですが 近年 あまり漁模様は 良くないようです。 毎年平均 大エビでキロ5,500円 中エビで4,000円くらいです。 (中エビで大体キロ50匹くらい) さて 今季はいかほどに。 |
岩谷@PS2楽しみ | 2000.02.29 | 今、先日留萌の前浜で捕れたニシンの数の子を食べています。
形は、よくないのですが通常の親魚の中で卵を固めたものと違って甘味があり歯ざわりも最高です。 きれいな黄色です。 大きさも特大クラスが多いようです。 厚みのあるところは、干し数の子を戻したような歯ざわりがあり、薄いところはさっくりパリパリという感じです。 今年の留萌前浜物は、期待できそうです。 これを食べると数の子って美味いなぁ・・・ と思います。 |
なお@氷見港 | 2000.03.02 | 3月1日、富山湾の春到来を告げるホタルイカ漁が解禁になりました。
湾内でたくさんの漁をする滑川漁港では、この日、 89.5キロの水揚げがあり、幸先のいいスタートでした。 解禁日で、初日のご祝儀相場とあってか、キロ15,000円で競り落されました。 富山湾魚の御三家の一つ・ホタルイカは、6月末頃まで漁があり、3月後半あたりからまとまった漁があります。 でも、富山県の水産試験場が出したホタルイカ漁況予報は、今年の総水揚量は、平年の1900トンを下回る、1000トン余りに なるだろうと予測しました。 今年は好漁になる可能性は低いということです。 県水試の友人による理由としては、富山湾のホタルイカは、山陰若狭沖の海況と密接な関係があるそうです。 山陰若狭沖において、水温が13〜14℃の場所が東側なら、富山湾のホタルイカ漁は好漁、西側なら不漁という研究結果があるそうなのです。 要は、ホタルイカの産卵場所が山陰若狭沖で、富山沖に近い東寄りが産卵するに最適な水温ならば、生息場所として富山沖に来やすいということですね。 ちなみに、今年は西側だったそうです。 まあ、氷見港としては、ホタルイカに対しては他の港より力入ってないんで別にいいんだけど、同じ湾内港として寂しい予測となりました。 それよりも何よりも、ブリの不漁には困ってしまいました。 今期は魚の周りが1ヶ月遅れなんで、1〜2月にドバッと来るかなあと思うとったんやけど、うーん、来なかった・・・。 佐渡もダメやったみたいですねぇ。 氷見の市場は、日本海にブリおらんから、紀州から活魚車で運ばれてくる、くたびれたブリを売ってます。 |
なお@氷見港 | 2000.03.16 | 今年は2000年を迎え、素晴らしい年にならないかと思いきや、
氷見の漁業界は、いきなり幸先の悪いスタートでした。
氷見の海は冬漁で、ブリ・スルメ・カワハギ・アジ・サバ・イワシ等 が豊富に獲れ、冬場が本場。 定説では、勝負の季節なのですが、 1月は漁が少なく、昨年の半分。 2月は下旬あたりからアジ・マイワシの大漁が続き、 3月に入ってから10日間程、続きましたが、 それ以降は、これはという物もなく、現在に至るです。 北の海からきたカモメたちも食うもんがないほど、 市場内は閑散としている日が続きました。 氷見のメイン・寒ブリも昨年の1/4あまりの漁。 今はまったくないので、市場では、紀州の活ブリを売っているほどです。 また、この時期、定置網にいっぱい入って、市場じゅう盛り上がってる はずのスルメイカも、高水温の関係もあり、まったく少なく、 最盛期を迎える前に、はやばやと花見イカ(小スルメ)に 変わってしまいました。 県内の他の市場はホタルイカで騒いでいるのを指をくわえてながめている感じです。 このような状態が今後続いていけば、氷見の市場は、日本海一どころか、北陸一も危ういでしょう。 そこで、私は、日本海所属の中型イカ釣船の荷受けを考えているんですが、今の時期はスルメ漁の時期なので、地元漁業者との関係もあり、 入港は難しいので、5月〜6・7月頃、北へ向けてちょうど富山の海を通過する頃、氷見の魚市場に入港して 水揚げしてもらいたいと思っております。 となりの金沢港は年中さかんに入出港してます。 氷見港にも、そういうのあってもいいんじゃないでしょうか。 お魚が嫌いな人でも、イカは食べれるっていう人は多いと思います。 こういう一般大衆魚介類を年中扱いたいものです。 冬は網イカ、春夏は釣イカが大漁の氷見港・・・、 理想ですね。私の夢です。 |
家辺@滋賀 | 2000.03.17 | 高知新聞のWebで見つけました。 今年は、ずっと、近海カツオが多いですね。
ヨコワも多かったし・・・・・ その反面、日本海のブリが悪かったし、今が旬のイカナゴも少ないみたいですね。 どうも、今年のイカナゴは、成長が早いようです。 昨日、市場で見た淡路のボイル新子も、かなり大きくなっていたし、明石から入っ た生のイカナゴも、この時期としては例年より大きかったです。 今年のイカナゴ直送は、どうも早く終わりそうな感じがします。 −−−−−−−−−ここから転載−−−−−−−−−− 土佐湾沖のカツオ漁が好調だ。 列島周辺に残っていた「下りガツオ」に「上り ガツオ」が加わり、多くの漁船が操業中で“カツオ銀座”の様相を呈している。 本県のカツオ漁船は例年だと、屋久島沖や小笠原諸島近海で操業する時季。こ としは二月中旬になって幡多郡佐賀町から五十−六十五キロ沖の漁場で、脂の乗 った良型の下りガツオが釣れ始めた。 多い日で五十トン、少なくても二十トン前後の水揚げが続いており、魚価もま ずまず。 最近では回遊してきた上りガツオが加わり、両方が同じ海域に同居する珍しい現象に。 漁場には三重、静岡、宮崎など県外組も加わり、四十隻前後のカ ツオ漁船が操業している。 好調の原因は、黒潮が沿岸部に近づき適水温であるためとも、えさのカタクチイワシが多いからとも。 |
家辺@イカナゴウオッチャー | 2000.03.24 | 何度も書いてますが、うちとこでは、明石からの「イカナゴの直送」に取り組ん
でいますが、不漁のため、2回に1回は欠品です。
組合員さんからの予約はいっぱい入っているのですが、ものが獲れなければどう しようもないです。 On Fri, 24 Mar 2000 16:22:17 +0900 "Roku Tamra" <rokutam@mb.infoweb.ne.jp> wrote: > > 買い占め説は地元は否定していますし、水揚げも神戸市漁協や林崎漁協は > 「例年の半分の水揚げ」「日によるが一、二割減」と書いてますね。 > 例年、クギ煮用のイカナゴはキロ当たり五百円前後が千円を超えているようですね。 >くぎ煮は、当地では春の挨拶状みたいに、自家製の物を贈り物にしますので、2倍も3倍もの値段になると、 >庶民の交際?に影響を与えますね。 業界紙では、昨年の70%と書いていますね。 このところの相場を見てみますと、浜値で1ケース(25kg)で30000円を超えることが多いみたいですよ。 ですから、小売価格としては、1000円を超えて当たり前だと思いますね。 買い占めと言うより、需要が広がった反面、獲れていないことで価格が高騰しているというのが実情ではないかと思いますが。 |
たむら ろく@北摂三田 | 2000.03.29 | “瀬戸内の春を告げるイカナゴ漁が記録的な不漁に見舞われ、名物の「いかなご
のくぎ煮」の値段も上がっている。 イカナゴの漁獲量は平年の四分の一近くに落ち込み、漁協の卸値(浜値)は二倍近くになった。 原因は播磨灘の海水温の上昇とみられるが、漁業関係者は「くぎ煮は庶民の味。余り高くできない」と危機感を募らせている。 二十八日朝、神戸市漁港に約一トンが水揚げされた。 漁期は二月二十八日から四月上旬までだが、例年の同時期を大幅に下回る漁獲量に、漁協幹部からは「こ れほど少なければ、今年はもう終わりかも」とのつぶやきも聞かれた。 漁協によると、一九九八年の漁獲量は約千六百トン。九九年は八百トンに半減、 今年は二十七日までに四百五十トン強とさらに落ち込んだ。このため、例年なら 一キロ五百円前後の浜値は今年は千円を超え、小売価格は千三百円の値段も付く "高級魚"となっている。 県内のイカナゴの一五%程度を供給する同漁協は、やむなく、周辺の漁協からイカナゴを購入、特産のクギ煮に加工して販売するという珍現象も起きている。 値段の高騰に消費者から売り惜しみをしているのではという抗議も来た。 不漁の原因は不明だが、「主犯」として浮上しているのが産卵場所である播磨灘の海水温の上昇。 兵庫県水産試験場によると、九七年末から二年以上にわたり海水温が平年より一、二度高かった。 試験場は「一定の水温より下がらなければ 産卵しない性質を持つイカナゴに大きな影響が出たのでは」と推測する。” というものです。(短い記事だったので全文引用) 前回の、他の新聞記事では、海砂の問題を指摘していたのですが、今回の日経紙の記事では、不漁の原因は不明としつつも海水温に力点が移ってますね。 イカナゴの産卵は、1〜2度という微妙な温度に影響されるのですね………? だとすると、イカナゴは、何年生存するのか知りませんが、こんな状態が続けば絶滅の危機もあり得るわけですね…?? なかなか春もすんなりとはやって来ない………。 |
札幌のあいみ | 2000.03.31 | 有珠山が噴火しそうです。 ホタテの養殖など噴火湾を中心にに影響があるという話をよく聞きます。 火山灰がいけないのでしょうか?? 年度末でみんなバタバタしていて声をかけられません。 ボタンエビも美味しい時期なんだけどなぁ。。。 ちょっと心配です。 |
次郎長@中田 | 2000.04.04 | 駿河湾の名物「桜えび」の春漁の初水揚げが4月2日夜ございました。 解禁が3月27からでしたが、風等の荒れでなかなか漁に出れない状態が続いていました。 魚体も水揚げの量もまずまずだったそうで、今期も期待が持てそうです。 |
Roku@三田 | 2000.04.04 | > 噴火湾を挟んで有珠山の煙がのぞめるのでしょうね。大事にいたらなけれ
ばいいですが、 > 地震は漁業にも影響がでてるのでしょうね………? 陸のことばかり気を取られて知りませんでしたが、伊達市の有珠地区は海上も含めて立入禁止なのですね。 有珠漁協組合員のほとんどはホタテの養殖に取り組んでいるとか、23年前も、火山灰の影響でホタテが全滅 した経過もあり、出荷の時期であるのに浮きをつける作業も出来ず、このまま操業制限が続けば、自重で(貝の成長により)沈むなど、大変な状況になり始めてるようです。 |
次郎長@中田 | 2000.04.05 | 4/3に初漁以来、また船がでなくなってしましました。
> この本物の桜エビって素人ではどうしたら手に入るでしょうか? > あと市価でどのくらいの値段なのでしょうか?(アツシさん) 「本物」という表現があまり良く解らないのですが、「国産」か「外国産」か ということでしょうか? > 弟の嫁さんの実家が由比です。ゴールデンウィークに掛川に帰ったら食べられそう。o(^o^)oワクワク。 > ところで、サクラエビって駿河湾だけで採れるんですか?(小澤さん) 相模湾でも確認されていると聞いていますので、調査すれば各地にいるのではないでしょうか? ただ産業の対象になるほどの量が水揚げされる場所が、この駿河湾の富士川の河口と、大井川の河口であり、「桜えび」ご本人にとっては最も生息しやすい場所なのでしょう。 台湾産の素干し海老(乾燥さくら海老)が入荷してきますので、あの辺りにも居るんでしょうね...。 乾燥さくら海老の他市場への出荷状況は、全くわからないですのでいい加減なことは申し上げられませんが、この台湾産のものと、台湾と駿河湾産のブレンドと、純粋な駿河湾産のものが出回ると聞いたことがございます。 ちなみに台湾産のものは市価でKg当たり5000円〜 内地もの(駿河湾産)でKg当たり8000円〜 というところだと思います。 生えびの出来によって値が上がってゆくと思います。 乾燥したものが一般的に「桜えび」として流通し、皆様にも認知されているこ とも多いと思います。 流通や保存が発達した今日では、ボイルした「釜揚げ桜えび」や「生桜えび」も出回っているはずです。 生は勿論、刺身で召し上がれますが、鮮度劣化が激しいため、保存も配送時も扱いは要冷凍となります。 生海老の市価は、Kg当たり1800円〜2500円 全く不漁の時は3000円を越えるときもありました。(世界中で最も高価な小海老ですね) 「素干し」はこの生海老を天日乾燥させた物ですから、もとの重量の4分の1位が完成品。 だから生の相場の4倍価が乾燥海老のKg当たりの値段とみてお ります。あくまでも市価でございますが...。 とにかく未だ1度しか漁がございませんので、新物の「素干し」は出回っていないはずです。 もしどこかの店頭で出ていたりしたら、それこそ「偽」と疑った方がよいかも...。 「生海老」は私のところでも新漁を扱っております。 宜しかったらどうぞ。 生海老はかき揚げ天ぷらが最高に美味しいっすよ! |
家辺@滋賀 | 2000.04.05 | > 陸のことばかり気を取られて知りませんでしたが、伊達市の有珠地区は海上も含めて立入禁止なのですね > 有珠漁協組合員のほとんどはホタテの養殖に取り組んでいるとか、23年前も、火山灰の影響でホタテが > 全滅 した経過もあり、出荷の時期であるのに浮きをつける作業も出来ず、このまま操業制限が続けば、 > 自重で(貝の成長により)沈むなど、大変な状況になり始めてるようです。 噴火湾(内浦湾)は、帆立貝の代表的な産地の一つです。 (その他には、オホーツク海・青森の陸奥湾・サロマ湖が有名。) 噴火湾の漁が減少したら、相場への影響が大きいと思います。 この不景気の元で、相場が上昇すれば売れなくなります。 |
札幌のあいみ | 2000.04.06 | > 噴火湾の漁が減少したら、相場への影響が大きいと思います。 完全に復興するまで4年かかったそうです。 しかも、「貝毒」というものは23年前の噴火までそのような現象はなかったそうです。 これからの動向が心配です。 |
安倍 | 2000.04.10 | 静岡の沼津産の鰹がこの頃よく入ってきますが、良いですね〜〜
色好し、身質良しで大きい差のせいもあるでしょうが酸味が少なく、鉛臭さも有りません。
日頃近所の人はあのような美味しい鰹を食べているのでしょうね? 春の鰹は戻りと違って油がない為ごまかしが利きません。 鰹自体の味が楽しめていいですね。 風は強いけど春めいて来ましたしまさに「目に青葉・・・」ですね(^o^) この頃は水揚げから秋田までの時間が掛からないようになったようで 鮮度の良い沼津産が手にはいるようになり嬉しい春の知らせです。 |
なお@氷見港 | 2000.04.11 | > そちらはホタルイカはいかがですか。 富山湾内の3月度の水揚げ量は、330トンと昨年度に比べると200トン余り多い実績です。 富山県の水産試験場が出したホタルイカ漁況予報は、今年の総水揚量は、平年の1900トンを下回る、1000トン余りになるだろうと予測しました。 今年は好漁になる可能性は低いということです。 県水試の友人による理由としては、富山湾のホタルイカは、山陰若狭沖の海況と密接な関係があるそうです。 山陰若狭沖において、水温が13〜14℃の場所が東側なら富山湾のホタルイカ漁は好漁、西側なら不漁という研究結果があるそうなのです。 要するに、ホタルイカの産卵場所が山陰若狭沖で、富山沖に近い東寄りが産卵するに最適な水温ならば、生息場所として富山沖に来やすいということです。 ちなみに、今年は西側だったそうです。 でも、氷見としては、ホタルイカは他の港みたいにホタルイカ専用の網が入ってないし、「イカ=スルメ」であまり特別な思い入れがないんで別にいいんだけど、同じ湾内港として寂しい予測となりましたが、 水産試験場、よく予測を間違える所なので、あまり気にすることも でしょう。 今年のブリの予想も、期待だけ持たせて大ハズレしましたから。 ホタルは、ボイルして酢味噌で食べるのがポピュラーですが、 醤油とみりんに漬けて食べるのもいいですよ。 |
Pinno小澤 | 2000.04.13 | 三河湾のトリガイ、美味いですよね。肉厚で。
昨年の3月22日に以下の投稿をしましたが、今年も全く同じ状態です。 ---------------------------------------------------------------- 皆さんこんにちは。小澤です。 一色町では毎年今ごろになると、トリガイを山のように積んだ軽トラックが町を行き来しているのですが、今年はまったく見られません。 昨年はお客さんから毎日のようにゆでたてのものや、生のものをいただいて焼酎の肴にしていたのですが今年はまだ一度も食べていません。 聞くところによると冬に死んでしまったとのこと。原因はわかりません。 全国的には、トリガイの漁獲はどうですか? ---------------------------------------------------------------- 漁師の息子も、今年はまだ分け前がないといっていました。 |
Roku@北摂三田 | 2000.04.17 | 毎日新聞(4/17大阪版)の「環境 地域から地球へ」の面で、琵琶湖で増え続けるブルーギルの特集をしています。 『琵琶湖再生へ作戦を変更/通常の出漁で捕獲 県が1キロ150円で買い取り』と題して、「琵琶湖の生態系を本来の姿に戻そうと、滋賀県はブルーギル、ブラックバスなど外来魚の駆除作戦に乗り出している。琵琶湖全体で推定3000トン生息している外来魚を毎年300トンずつ捕獲し、10年で半減させるのが目標だが、駆除に着手した初年度の1999年度捕獲量は目標の半分程度しかなく、普段の漁に交じる外来魚を漁業者から買い上げる制度に改め、捕獲量のアップを図る。 外来魚の増加問題は全国的に深刻化しており、琵琶湖での試行錯誤は日本中の注目を集めている。」 (以上前文・本文は長 いので略)と伝えています。 県水産課は「駆除だけでなく、固有種の稚魚放流、水環境の回復のそれぞれに取り組んでいく」と、表明していますが、ギルはバスの稚魚や卵まで食べ、バスの稚魚が大きな集団で行動するのに対して小集団で行動するという特性が捕獲を困難にしているようですね。 稚魚の放流がギルの餌やりにならなければいいが…とか、しかし、このままでは、ギル自身も餌の減少で自滅かな…と素人は心配したり考えたり… |
鹿児島の高山 | 2000.04.24 | 4月24日、朝日朝刊1面に鹿児島大学水産学部教授のお話が載っています。
西部版だから全国版じゃないかも知れませんね。 松岡達郎教授が1996年から4年がかりで実態を調査。 水産庁によると80年代から国際的に懸念されていた現象だが具体的な被害の様子が明らかになったのはこれがはじめてだそうです。 九州地方の典型的な沿岸漁場約6800平方メートルを月1回のペースで潜水調査。 この結果、水深20ー40メートルの海域で37個、海底10m四方に平均で0、5個の籠網が沈んでいた。 これら籠網の四割に魚類がかかり、種類はタコ、カニ類、カレイ、マダイなど30種以上あった。 タコの44%、メバル、カサゴなどの5ー10%が逃げ出せずに死んでいた。 推計すると、この議場で犠牲になっているタコは年間に20万−50万匹に匹敵する被害が出ている可能性が高いことがわかった。 水産庁水産工学研究所の調査では、日本海で日本や韓国が紛失したカゴ網によりズワイガニ類に被害が出ている恐れのある事がわかった。 日本のベニズワイガニ漁で紛失するかごは1隻あたり年間600ー1000個に上がるという。 全国漁業協同組合連合会は昨年から3年計画で水産庁の保護を受けて海底に沈んだかごなどの廃棄物を回収している。 昨年は述べ約2000隻の船を使い、約300tのかごや網類を回収した。」 以上です。 日本のタコは少ないですよね。 海のそこもけっこう沈んでいるものなのですね。 網やかごは回収されていったいどこに行くのでしょうね。 捨てられるのでしょうか? 網にかんしては、生分解できる網ってのも開発されているときいていますが、 まだまだ、普及されてはいないんでしょうか? ずっと前にNHKで不法に底引きしている国籍不明の漁船が捕まりそうになると網を切って逃げ出すというのを見た事があります。 そのまま、捨てているんですよね、、。 |
家辺@滋賀 | 2000.04.26 | 北国新聞のWebからです。 サゴシは、昨年も多かったですよね。 私が、お魚情報館のWebを作り始めた時は、サワラ・サゴシは全然獲れないときでした。 去年あたりから、状況が変わってきたようですね。 東シナ海のサワラは渤海湾で産卵をするらしいですが、瀬戸内のサワラはどこで産卵するのでしょうか。 また、記事にある日本海のサワラ・サゴシはどうなのでしょうか。 ご存じの方、教えて下さい。 −−−−−−−−−−−−以下転載−−−−−−−−−−−−−−−−− サワラの若魚、今年も豊漁? 県内漁港、2年連続の異変にわく 瀬戸内海などで水揚げされるサワラの若魚「サゴシ」が二十四、二十五日、加賀沿岸の定置網で大量にかかり、金沢港や地元漁港で競り落とされた。 県水産総合センター(能都町)によると、今年は急激に捕れ始めた昨年を上回るペースでサゴシの水揚げがあり、二年連続の”回遊異変”に漁業者も活気づいている。 同センターでは暖冬傾向による日本海の水温上昇などが原因とみており、この現象が今後も続くのか県内主要港の水揚げ状況を調査している。 二十四日は加賀市漁協でサゴシ二・五トンが水揚げされ、金沢港を通じて関西方面などに出荷された。 二十五日には同漁協で一・五トン、小松市漁協で一トン、 美川町漁協で二トンが水揚げされた。 県漁連直販課の冨裕輔調査役は「数日前から少しずつ水揚げ量が増 え、二十五日にドカンときた」と手ごたえを話す。 県水産総合センターによると、サゴシを含めたサワラ全体の漁獲量は、平成七年から十年までは毎年約一、二トン程度にとどまっていたが、十一年は五十七トンと急増した。 今年一月から三月にかけては二・二トンと昨年同期の一・三トンを上回るペースで捕れている。 センターでは二年連続となるサゴシの豊漁について、暖冬傾向で能登北部沖の平均水温 (一―三月)が八〇年代の一〇・五度から九〇年代は一一度に上昇し、一〇度以上の暖かい海を好むサゴシの回遊コースが日本海にも向かったことを指摘 している。 さらに、今年は若狭沖にある低温の海水の塊が三月下旬ごろから石川県沖に張 り出し、サゴシがそれを避けるように県内沿岸を回遊したことも考えられるとしている。 その一方で、太平洋を中心に回遊するカツオやヒラマサが、平成九、十年に県内で大量に捕れたが、現在では漁獲量が平年並みに戻っていることもあり、県水産総合センターの辻俊宏主任技師は「サゴシの大漁もここ一、二年のものではないか」と推測 している。 |
家辺@滋賀 | 2000.04.26 | 佐賀新聞のWebからです。 いい話がないですねえ・・・・
−−−−−−−−−−以下転載−−−−−−−−−−−−− 1999年の県内海面漁業の漁獲量はアジやサバ、タイラギなどの減少で2万1747トンにとどまり、過去最低だった前年をさらに下回った。 一方、養殖業は冷凍ノりが豊作だったため前年比4%増の6万9031トンになり、過去2番目に多い生産量を記録した。 海面漁業は、玄界灘のマアジが1587トン、カタクチイワシが1199トンで、いずれも前年のほぼ6割に激減。サバ類も2172トンで28%の減少。 有明海のタイラギはわずか79トンにとどまり、86%の大幅減となった。 全体では過去最低だった前年をさらに12%下回った。養殖業は特産のノリが全体の97%を占めている。 |
yusa@かつお | 2000.04.29 | 福島地方紙のWebより転載です。 --- いわきで初ガツオ水揚げ 初夏の味覚の初ガツオが二十七日朝、東北地方のトップを切り、 いわき市の中之作漁港に水揚げされた。 水揚げ第一船となったのは三重県の紀伊長島漁協所属カツオ一本釣り漁船「堀栄丸」(九二トン、堀口剛船長ら乗組員十九人)。 同日午前四時半ごろ入港し、八丈島の北方約五十キロの沖合で前日に漁獲したカツオ約二十八トンを運び込んだ。 銀色に輝くカツオが次々と船倉から引き揚げられると、市場には威勢のよい掛け声が飛び交い、仲買人が鮮度などをチェックしていた。 初入札では一キロ当たり九百六十―二百四円、 平均三百三十九円のご祝儀相場で取引された。 初水揚げは昨年と同日、例年とほぼ同時期となった。 水温がまだ低いため、カツオはやや小ぶりで、体長四十―五十センチ、重さ一・五―二キロ程度の中・小型が主流となっている。 北上が遅れていた魚群はここにきてようやく北へと移動し始めており、 カツオ漁は五月中旬ごろから最盛期を迎える。 |
高知の山本 | 2000.04.30 | 今年は「のれそれ」不漁でしたね その代わり「カツオ」が豊漁・・・ でも 最近のカツオの難しいこと いつの間にか「ゴリ」に変身するので 困っています > もう、季節的には終わりに近いですが、のれそれ(穴子の幼生)ってなんでのれそれっていうんでしょうか? > 由来をご存じの方いらっしゃいますか? 地引網を引くと、ドロメは弱いのですに死んで網にくっついてくるのですが、 ノレソレは、そのドロメの上にのったり、それたりしながら網の底に滑っていきます。 この「のったり、それたり」という地引網の中の様からこう言われているようです。 |
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